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シニガミ
日時: 2011/04/07 09:48
名前: あいす (ID: 0YtH4wPS)


はじめましーて!!

テンションが今高いあいすですうぅぅ!(ぶりっこじゃないぜッ)

初めてのここでの小説、

死神関係にしようと思っているのですが・・。

まあくわしいことはプロロで↓


@プロローグ@

「おい、お前は何の為に生み出されたんだよ。」

「・・・人の魂を回収する為に生み出された・・。」

「そう、その為に生み出された。だからお前は人間界に行ってもらう。」

「人間界・・?」

そう・・、俺という生き物は・・・・死神。

俺は死に、人間でもなく、動物でもなく、植物でもなく・・、

意味が分からないものに生まれ変わってしまった。


『俺、死神なんだよ。』

と、人間に言っても、

『オタクかよ(笑』

と、言われるだけだろう・・・。


「そう、人間界はすごいぞ。」

「はっ・・、人間なんて無力だろう・・・?」

「人間は思ったより手強いかもしれないけどな。ま、頑張れ。

 お前は血を流して流しまくって、魂奪えばいい話だから。」


俺はその日から、


本物の死神になった。

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Re: シニガミ ( No.1 )
日時: 2011/04/07 10:10
名前: あいす (ID: 0YtH4wPS)


@1@

「じゃあこのゲートをくぐれ。」

「これは人間界に繋がっているゲートなのか・・?」

「ああ、頑張れよ。

 サウン・・・。」


何かがボソッと聞こえた。

「今何か言った?」

「頑張れよって言ったけど。」

「いや・・、その後。」

「・・ッ、気のせいじゃないか?」

気のせい・・だったのか?


コツコツ・・と靴を鳴らし、

「じゃあ行ってくる。」

そう言い俺は人間界のゲートをくぐった。


コツ・・・

目をつぶり、強く願った。

任務が終わったら、きっとまた明るい生活が戻ると・・。




ガサッ・・、と木の上に落ちていた。

「痛・・・っ」

うわぁー、骨折れるだろ。

人間だったら。


よく見たら俺の体の上に紙が置いてあった。

『レンラクキヲツカイ、

 タマシイヲトッタコトヲホウコクセヨ。』

「ふーん、まあ最初はガキだよなー。

 腕試しってとこかな。」


「あのー、何してるんですか?危ないですよー。」

木の上でブツブツと独り言を言っていた俺に話をかけてきた。

って・・まだガキじゃねぇか。


「キミ、何歳?」

「え・・、14歳の中2です。」

「ちゅっ・・?」

中2という言葉、何が何なのかさっぱり。

ん?14歳・・。

まずはこいつからやってくのはどうだろう・・。


「おい、お前名前は?」

「そんな不審者みたいな人に教えられませんけど。」

うざ。

「じゃ、魂くれ。」

「は・・?」

「俺、死神。」

くいっと自分の親指を自分に向けた。

「・・。」

そいつは飽きれたかのようにどこかへ行った。


「バカみてぇ。」

そう呟き俺は行動に出た。

まるで忍者のようにしゅたっと降り、

あいつのところへ行った。

「!?」

「大丈夫、痛くないから。」

にやにやと笑いながら体内にある魂を取ろうとしている俺。

どこの変態だろう。

「っぐ・・ああああああ!!」

「一匹目、捕獲完了。」

手にはいっぱいの血が付いている。

その血を舐め、

「よくやったな。」

死神なのに俺は、



泣いていた。

「一匹目の魂、捕獲完了しました。」

ブツッ・・


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