ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- いつぞやか青春は崩壊した。
- 日時: 2011/04/15 18:50
- 名前: 王水 ◆dEnESIVmNQ (ID: ewO8cEG/)
- 参照: 元蒼天の彗星です、ダークではこの名前で…。
こんにちは、また駄作出してふざけてるよね、王水です。
今回はバトル物ですね、超能力っぽいものも出たりするかもです。
舞台はちょいと未来の世界の高校なんですが………。
それがまたわけありでして…、言ったらネタバレ。っていうかすぐにわかるんですが。
とにかく、ジャンルは『学園アクション』です。
どうぞよろしく。
〜主人公紹介〜
名前/上南黎(仮想CV、日野聡)
性別/男
性格/冷静、クールにみえて情に熱い。
年齢/17
容姿/黒髪を軽く刈り上げている。
武器/不明
備考/転校生、とある高校へ転校してきた。
サンボイ/「群馬の高校から転校してきた上南黎だ、宜しく」
「……ここはどうなってんだ、意味不だ…」
「いい加減にしろよ、こいつが嫌がってんだろ。これ以上やんなら俺が止めてやる」
—目次的な何か—
—お客さまリスト的な何か—
どうぞ立ち読み気分でどうぞ、まあ所詮駄作なんですが。
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- Re: いつぞやか青春は崩壊した。 プロローグ ( No.1 )
- 日時: 2011/04/09 21:39
- 名前: 王水 ◆dEnESIVmNQ (ID: ewO8cEG/)
- 参照: 元蒼天の彗星です、ダークではこの名前で…。
俺は高校二年生となった春、田舎の高校へ通っていたのだが、
急きょ東京の高校へ転校することになった。
俺は田舎の高校で今まで有意義な青春を満喫していた。
軽い失恋があったり、まあ喧嘩等は日常茶飯事だったわけだ。
とにかく特に変わった事はなく平然と人生を歩んできた。
実際、高校で転校するならば試験を受けるはずだと思う。
しかし行く先の来鹿高校というところではそのようなことは一切なかった。
資料にも詳しいことは書かれておらずあまり高校の事がわからなかった。
さらにインターネットで検索にかけても全く情報がない。
俺はさすがにその常識から外れている点について不穏を抱く。
しかし両親が平和ボケしているのかそんなことは全く気にしていない。
その姿に俺は唖然とするが結局そのまま来鹿に行くことになったのだが。
一応新しい高校では何が待っているかが楽しみだった。
胸が高ぶり鼓動の打つ速さもいつもより速くなっている。
しかし俺はそんな気持ちが一気に失せるほど漠然とした。
何故ならその先の未来に待っているのは地獄だったから。
- Re: いつぞやか青春は崩壊した。 第一章 ( No.2 )
- 日時: 2011/04/10 22:21
- 名前: 王水 ◆dEnESIVmNQ (ID: ewO8cEG/)
- 参照: 元蒼天の彗星です、ダークではこの名前で…。
第一章 これが青春なのか、否地獄であるか。
今日、俺は故郷の群馬から東京へ上京する予定である。
親も一応東京へ住むことになるのだが俺は寮生活。
なので事実上別々の暮らしとなる。しかし俺は一応一か月に一度ぐらい、
顔を出すつもりだ。俺は親と一緒にホームで電車を待っていた。
俺はずっと心の鼓動が高ぶりっぱなしで落ち着かない。
しかし反面不安なところももちろんあった。そりゃ新しい環境だから当たり前だろう。
しかし俺が五月病になる事はまずないと思う。
俺だって一匹狼みたいな奴じゃないので人と馴染むのは容易な事だ。
「黎、電車来たぞ。早く乗りなさい」
「はいはい」
黎。それは俺の名前であり本名は上南黎、上南家の一人っ子である。
自分で名前は内心かっこいいと思っているが漢字が難しいので苦労していた記憶がある。
そして親子仲はこの通りそこまで悪いわけでもない。
軽い質素な会話を交わしたりするぐらいの仲である。
電車へ乗ると凄い速さでとまでは言わないが山々などの景色は、
だんだん高層ビルへと切り替わってゆく。俺は無言でその窓の外の景色をただ眺めていた。
ボーッとしているとあっという間に電車は目的地まで来てしまった。
俺は電車を降りようとしたとき。
降りるな降りろ降りるな降りろ降りるな降りろ————————。
その二つの選択肢が頭の中を走っていた、もちろん降りるのは当たり前なのだが、
何でだか体が下りるのを拒絶していた。自分でも何故そんなことを思うのか全く分からない。
「黎!早く降りなさいっ!」
「まもなく出発いたします、ご注意ください」
そして俺はハッとしてすぐさま電車から駆け降りる。
母さんは全くもう…、と呆れながら俺に語りかける。
俺はハハハと軽く愛想笑いをしてやり過ごした。
そして転入手続きのため学校へ向かった。
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