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- 二人の罪
- 日時: 2011/04/10 14:17
- 名前: みにょ (ID: gYu/uyWc)
私達は夜、双子でうまれた。
姉が優良で、妹が優奈だった。
私達はすくすく育った。
私達がはじめに覚えたものが、
殺人 だった。
人は仲間である人を殺してしまう事を覚えた。二つ目は、 ドラッグ。
睡眠薬や、覚せい剤がある事を覚えた。次は、毒薬。
私達は、死殺に関するものを覚えた。
私達がすんでいる村は、カカリコ村。珍しい食材や、広い泉もある。
平和で豊か、のどかな村だった。
私達は小さい頃からカカリコ村の高級肉、ディダーロ(牛肉)を食べていた。カカリコ村の殆どの子供は
その肉を食べた事がない。
でも、二人はその高級肉を四歳で食べていた。肉の後はデザート。
カカリコ村の生クリームを丁寧にぬったケーキ。
二人は小さい頃から、贅沢な食事をしていた。
そんな二人の小さい頃の夢は、
デザイナーだった。
自分で洋服をデザインし、カカリコ村に、ブランド洋服店を建てるのが夢だった。 毎日将来作る洋服をデザインする程、二人はなりたかった夢。
しかし、その夢に前向きに向かう二人は、大きく変わっていった。
「優奈!優良!遅刻するわよ!」朝、母は大きく怒鳴った。
二人は後5分で学校バスが来るというのに、まだ呑気にテレビをみている。「大丈夫よ。後から遅刻すればいいんだから。」
「どこ行ってたの!もう夜中の12時よ!?夜遊びはほどほどにしなさい!」
母の怒る言葉は、二人にとっては
邪魔で迷惑だった。
父は会社の社長で、毎日仕事、出張が多く、家にあまり帰って来なかった。
そんな二人の朝ご飯は、豪華だった。シチューにハンバーガーに、ミックスジュース。デザートはパフェ。
でも、二人は太らなかった。
美人でスタイルがいいと、学校の評判になっている。
夜遊び、二人で歩いていると、目の前に、大勢の男にかこまれた。
男は、なにかをもっている。
男は言った。
「これで好きな事をしろ。デザイナーなんかやめて、これを夢にしろよ。」男から渡されたのはー…。
ニュースでも見た、ナイフ、メリケンサック、ドラッグだった。
二人はドキドキしながら、袋を取った。夜、二人は悩んだ。
「どうするのこれ…。」と、優良。
「知らないわよ。」と、優奈。
二人の夢は、これでもあった。
一回人を殺してみたい…。
どういう感覚なのか…。
二人は悩んだ。
優奈が言った。
「私は決めたわ。これで誰かを殺すわ…。」優良は言った。
「本気なのっ…?殺したら私達は終わりなのよ…!?」
優奈は言った。
「いいのよ。私、邪魔なお母様を殺してみたいの…。ね?優良、言ってたじゃない。お母様は邪魔だって。その気持ちをぶつけましょうよ。」
優良は言った。
「だからって、そこまでいかないわ!」優奈は言った。
「ふーん…。でも、お母様を殺せばお母様の大金や、洋服、全部が手に入るのよ?」
優良はお金に誘惑された。
「わかったわ…。行きましょう…。」二人は、母の寝室に入ったー…。
二人はナイフを一緒に持った。
優良は合図をした。「せーのっ!」
ザクッ…。
嫌な音がした。
母は、血まみれになっていた。私達はわざと、警察に通報した。
カカリコ村の警察は、二人を疑わなかった。
二人はわざと泣いた。
警察は、泥棒だと、確認した。
母のお葬式、二人は、
“これでいいのか、„と考える事もあった。二人は次々と大きな殺人をした。
二人にとっては、殺人が痛快だった。ストレス解消にもなるのだ。
豊かなカカリコ村は、
それから殺人大国となった。
警察は、生き残っていた。
ある二人は決意をした。
カカリコ村の警備員が100人いる、
カカリコ宝石店の宝石を、
全部盗む事だった。
二人はすぐに黒い服に着替え、
黒いマスクで顔を隠した。
合図がなった。
パァーン!
ガラスを割り、宝石に一直線に走っていった。警察は二人の速さに、
追いつけないまま終わった。
二人は逃げ、宝石を見つめた。
警察は周りにうじゃうじゃいる。
見つかったら一つの終わり。
処刑だ。
二人は後悔など、していなかった。
「私達…。宝石店に忍び込んだのね…。」と、優良。
「ええ。これで良かったのかしら…」すると、優良は良いことを思いついた。この宝石を、母のお墓に飾るのだ。
二人はバレないように、動いた。
悲劇はおこった。
それは、橋を渡る時だった。
橋を渡る時に、警察に見つかったのだ。二人は逃げようとしたが、
警察にすぐかこまれた。
二人は決意をした。
「このまま警察に捕まるなんて嫌だ!」「そう…。ここは橋ー。自殺しましょう!」
二人は橋から飛び降りた。
警察は、唖然としていた。
“私達は長年、捕まらないで来た。私達が殺した人様…。心よりお言葉を話させていただきます。私達は、私達が殺した人に、御礼をさせていただきました………。„
二人は自殺をした。
長年逃れてきた二人は、大きな罪を抱えて生きてきた。
二人で起こしたものー…。それが
二人の罪。
“END„
[二人の罪] みにょ による。
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- Re: 二人の罪 ( No.1 )
- 日時: 2011/06/11 20:09
- 名前: なみ (ID: Ytr7tgpe)
チョオオオオオいい小説ですね!!!
続きが読みたいぐらいです!!
つづき、あるんですか!?
- Re: 二人の罪 ( No.2 )
- 日時: 2011/06/11 20:11
- 名前: さな (ID: Ytr7tgpe)
なみsに同感です!!!
こんないい小説みたことありません!!
ぜひ、つづきをよませてください!!
ていうか、読みたいです!!!
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