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ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 双子
- 日時: 2011/04/18 16:30
- 名前: 眼津 (ID: Ar0Lat0c)
初心者でわからないことだらけですが
よろしくお願いします。
のんびり書いていきたいです。
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- Re: 双子 ( No.1 )
- 日時: 2011/04/18 16:51
- 名前: 眼津 (ID: Ar0Lat0c)
どれくらい暗闇の中を落ちつづけているのだろう
意識ははっきりしている
けど
暗闇に記憶を吸い取られているのだろうか
落ちれば落ちるほど
いままでの記憶がなくなっていく
自分は何をしていたのだろう。
自分に家族や友達はいたのだろう。
何もかも思い出せない。
もう自分は死ぬだろう。
こんな深いところの地面なんかに頭なんかぶつけたら…
もういいや…
何もかも考えずに
このまま目をつぶって
落ちていこう…
さようなら
自分
- Re: 双子 ( No.2 )
- 日時: 2011/04/18 17:08
- 名前: 眼津 (ID: Ar0Lat0c)
「うわ!!」
…もう目を開けてもいいだろうか
でもいったいなんだったんだろう
あの光...
もしかして…
!!
なんだろう
あれは…
光っていてよく分からない…
目が光にまだ慣れていないのだろう
でも、分かっても自分は向こうへ行けないだろう。
あんなに光は遠い。
向こうへ体をむけて光へ向かっても
間に合わないだろう。
でも、いつまでもみていたい不思議な光だ…
…
…
?
何かおかしい
光がいつまでもそこにある。
そこに…
!!
まさか
でも
感触がある
固い
…地面。
- Re: 双子 ( No.3 )
- 日時: 2011/04/18 17:21
- 名前: 眼津 (ID: Ar0Lat0c)
走る。
ただ、光のある方へ。
光に近づいてくとトビラが見えた
ここから出られる…
その先がどんな世界でもいいから…
光があれば…
色や形がある世界だったら
どんなところでもいい
どんなところでも…
キィィィィィィ
トビラは何年も使われていないのか、
大きく音をたてて開いた。
そのトビラの向こうの世界は
高い塔の上だった。
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