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『みぃつけた・・・』恐怖の鬼ごっこオリキャラ募集
日時: 2011/04/24 11:59
名前: 麗 ◆AUKKRecP3g (ID: qeD0755o)

「助けてくれぇ・・・」
「助けろ・・・」


「イヤァァァァァ!」


 体、頭、口からダラダラと血を流した人が、
大勢近寄ってくる。


 ザ、ザ・・・と、一歩ずつ後ずさりしたが、
もう後ろは壁だった。

 そして真ん中から、可愛いリボンを
つけた———鬼がやってきた。


「い、いや・・・」


「・・・ふふふ」


「や・・・めて」


「みぃつけた———・・・」


「イヤァァアァァァァ!!!」


ガバッ!


「・・・あれ?」


 周りを見渡すと、壁、机、本棚。
焦って今寝ている所を見ると、ベットだ。


「ふぅ・・・」


 さっきのは・・・、きっと夢だ。
あたしったら、熱くてあんな夢を———。

だけど、あの夢が正夢になるとは、
正直誰も思っていなかった———・・・

*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*

どぅも!麗です!!
シリアス、初挑戦なんですよね・・・
意外とこういう系好きなんです!!

言ったとおり、初です!
ですから、下手!ど下手!
もっと下手さを知れる所は、二次ですwww


・・・というのは、終わりにして、
始めます。では・・・スター㌧!!


*=目次=*

>>1-2 登場人物紹介
>>5 皆さんのオリキャラ

Page:1 2 3 4



Re: 『みぃつけた・・・』恐怖の鬼ごっこオリキャラ募集 ( No.15 )
日時: 2011/04/24 20:45
名前: 麗 ◆AUKKRecP3g (ID: QOGnYLLH)

第2話 すべての始まり



「う〜ん・・・」


楽しいこと?なんじゃそりゃ。


もくもくと考えていると、外はもう明るい。
あっという間に朝になっていた。


「あ〜・・・もーいい!」


当たって砕けろ!
楽しいんだから、いいじゃん!

と・・・励ましながらも、
やっぱり気になるなぁ・・・


今日、何があるんだろう。
考えもつかない。


「いってきまーす」


あー・・・。何か、学校行きたくないな。
今日、何か嫌なことが学校で起きる気がする。
あたしはカンが強いらしい。


きっと、何かある———。


とか考えても、何事もなく学校に着いた。


「雅、はよ」


「あ、桜子・・・おはようです」


雅も昨日言った言葉が気になっているらしくて、
少し元気なかった。


「やっぱ雅も気になる?昨日のこと。」


「うー・・・ん。まぁね。だけど、何があるのかなぁ?」


さっぱり思いつかばないあたしたちの頭に、
?マークが浮かんだ。


「何してんの?悩んじゃって」


「あぁ———・・・優華か。」


不思議そうに聞く、同じく親友の
高田 優華。頼りがいがあって、モテる。


「なんでもないよ。」


「そう?なんかあったら言ってね」


やっさしー。というわけで、委員長。


ピロリ〜ン ピロリ〜ン


「あれ?この音楽」


スピーカーから、聞いたことがある
メロディが流れた。


これは、緊急用のチャイム。
火事などで使うため、避難訓練で聞いたことがある。


「な、何かあったのかな・・・」


「とにかく、席に着こう。」


この学校には、あのメロディが聞こえると、
席につくという約束がある。それを守るため、皆席に着いた。


『緊急・・・ぐわぁっ!?ゲホッ、1−B・・・
い、1−B、今すぐグラウンドに出なさ———うっ』


ピロリ〜ン ピロリ〜ン


「な、何今の」


今のは、校長の声。その声は何か焦っていて、
何か変だった。つまずいたり・・・おかしい。


「1−Bって、あたしらだ。行こ」


「なんか・・・怖いね」
「何があるんだろう」
「行きたくないよぉ」


教室の中からいろんな言葉が聞こえてきた。
隣のクラスは、シンとしていた。


バタバタと教室を出て、グラウンドに出ると、
もちろん案の定、誰もいない。


ザワザワとした中、またスピーカーから声が聞こえた。


『よく来たわ。これから、貴方たちに———



クラス全員鬼ごっこをやってもらうわ』


クラス全員鬼ごっこ?なんで?


『ただの鬼ごっこじゃないわよ?つかまると、死ぬ———。』


死ぬの一言で、あちこちからいろんな悲鳴が
聞こえてきた。


「嫌だよー!死にたくない!」
「マミちゃぁん!」
「マジかよ!」


『他の人は、今日来ていない。』


そっか・・・だから今日人いなかったのか。


『鬼は・・・』


そこまで言うと、放送がプツッと切れて、
だれかが現れた。


「私、高田 優菜と、佐坂 ルカ、
 藤堂 美弥。」


「うそ・・・」


優菜っていう子。知ってる。昨日なんかいった子。
そして———いじめられて自殺した。


それに、美弥は・・・雅の弟だよ?


「美弥!どうして?」


「しょうがないでしょ?くじで決めたのよ」


でも何で!?


「では・・・100分、逃げ切れたら1つ願いをかなえてあげる」


100分・・・。


「では・・・詳しいことは、またスピーカーから話す。






















































































スタートよ!」


ピーッと、笛がなると皆が走り出して、
あたしも走った。


絶対、逃げてやる———。


そして、皆を助けるんだ・・・!


*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*

落ち!!

Re: 『みぃつけた・・・』恐怖の鬼ごっこオリキャラ募集 ( No.16 )
日時: 2011/04/26 17:06
名前: 麗 ◆AUKKRecP3g (ID: iCOEC/F/)

ルビー様

更新遅くなってゴメンナサイ!
今から行きます!!

Re: 『みぃつけた・・・』恐怖の鬼ごっこオリキャラ募集 ( No.17 )
日時: 2011/04/26 17:09
名前: ルビー (ID: vEM3XLLm)

はいはいっ!
わぁーーー
続きが気になるぅ!!

Re: 『みぃつけた・・・』恐怖の鬼ごっこオリキャラ募集 ( No.18 )
日時: 2011/04/26 17:37
名前: 麗 ◆AUKKRecP3g (ID: iCOEC/F/)

あの・・・、まったくオリキャラ来ないので、
一人何個でもいいです。


第3話 恐怖



笛が鳴って、皆逃げた。
あたしも、皆にまぎれながら逃げた。


結構足は速いほう。
でも、佐坂 ルカは、すごく速い。


「おい桜子!」


ふと後ろで名前を呼ばれて
振り返ると、友達の須賀 真裕だった。


「な、何?」


「お前、マジでやるつもりか!?」


「あったりまえでしょ!」


逃げないと、死ぬんだよ!?そんな簡単に死んでいいわけ!?


「・・・分かったよ。オレもがんばって逃げるから
 お前もがんばれ」


「分かってるよ!」


ヤバイ、鬼があと30秒で出てきちゃう。
逃げないと———・・・。


ピロリ〜ン


放送の音がなった。


『えー、須藤 美紅、グラウンド付近で、死亡。』


「う、うそッ!?」


美紅ちゃん!
もう、グラウンドまで来たんだ。


あたしまで、つかまっちゃう———・・・


「桜子ちゃん??」


「な、何———・・・」


あたふたした状態で声のしたほうを向くと、
同じくクラスメイトの、鈴音 優亜ちゃんがいた。


「大丈夫?」


「大丈夫ではない・・・」


「もし、なんかあったら、先に逃げて。
私ならなんとかなるよ」


そーだ。優亜ちゃんは、学年で2番目に速い人。
だから、マラソン選手でもある。


「ありがとう・・・じゃあ!」


ピロリ〜ン


『佐野 雅人 体育館付近で死亡』


カチカチカチカチ、時間が進むたび、人が死んでいく。


全部で、40人。かなりいるが、
もう5人も死んでいる。


皆、死んじゃう———・・・


怖い。思うだけで、肩、体全体が震えだす。


「ダメダメ。」


先走って死ぬことなんて考えちゃダメ。


今いるのは・・・食堂付近かぁ。
こんな所に、鬼なんているかな・・・


「キャアァ———!」


「どわっ!?」


すぐ近くで、誰かの声がして急いで
調理室に隠れた。


ごめんね、おばさん。


ちょーっと顔を出してみてみると、
優菜に追い詰められた———


美麗がいた。


桑原 美麗は、クラス一の大金持ちで、
昔、優菜をいじめていた。


「ふふふ・・・久しぶりね。」


「優菜・・・アンタ、なんでココに!?」


美麗の声は、震えていた。


「それは・・・答えは1つしかない。
アンタに復讐するため———!」


ジリッジリッ。


優菜はだんだんと美麗に近寄っていく。


目の前で・・・人が死ぬ。


そんなの見たくない・・・


助けたい。だけど助けたらあたしが死ぬ。
そうしたら、皆を戻してあげることは———・・・


できない。


だけども、あたしは行く。
行かなきゃ———!


「待って!」


すごく小さい声に気づくと、あたしは足を止めた。


「あ・・・優亜ちゃん」


「待って、今はダメ。」


クスッと笑った優亜ちゃん。
何をするの———?


「あの子、助けたいんでしょ?」


「う、うん」


「なら
































私が






















































                         犠牲になる」


「えっ!?」


犠牲!?そうしたら、優亜ちゃんは、死んでしまう・・・


「大丈夫だよ。私は逃げるから」


「え、でも・・・」


「大丈夫だって!じゃ・・・」


そういうと、優亜ちゃんは歩き出した。


ちょ、待ってよ!


といっても、優亜ちゃんは聞かない。
まっすぐまっすぐ出口へと向かっていった。


出口!?


「そーれっ」


何か掛け声を上げると、


ガチャン☆


そこにあった金属(?)を落とした。


「なっ!」


優菜は、急いで出口へと向かった。


こっそりと見てみると、もう優亜はいない。


優亜はもっと先の廊下にいて、優菜を挑発していた。


「待て———!!!」


優菜がここから出て行くと、
シーンと、部屋中静まり返った。


いくらたっても、放送はない。


優亜は無事だったんだ。


よかった。


さぁ。あたしは、ここから出なくちゃ———・・・


第3話 終わり

Re: 『みぃつけた・・・』恐怖の鬼ごっこオリキャラ募集 ( No.19 )
日時: 2011/04/26 18:07
名前: ルビー (ID: vEM3XLLm)

キーターーーー
キタキター
優亜キーターーーー
うわわーー
ドキドキするー
更新ガンバ!!!


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