ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- Closed Fate
- 日時: 2011/05/03 19:55
- 名前: X4 ◆DnM7GZ7i7Q (ID: BL8fZ.Pl)
- 参照: 静寂という恐怖。 蘇りし地獄 閉ざされた宿命は、再び開く。
閉ざされた宿命は再び開く。
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この作品はグロテスクな描写が存在します。
苦手な方はBackSpaceを押す事を推奨致します。
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- Re: Closed Fate ( No.1 )
- 日時: 2011/04/30 13:38
- 名前: X4 ◆DnM7GZ7i7Q (ID: BL8fZ.Pl)
- 参照: 癖でプロローグにしてまう。節子それプロローグちゃうあらすじや。
近未来は戦いで溢れていた。
戦いに赴く兵士の命は簡単に失われ、戦争はもはや理想などの為では無く、人の命を奪う為だけの物になってしまったのだ。
第二次銀河系戦争勃発後から500年が経ち、世界は寂れたまま。
戦いは絶えず、今も惑星同士の戦争が頻繁に起こっていた。
惑星クライドに位置する特殊部隊「S.U.I.U」では、惑星ヴァルゲンの猛攻撃に耐えるべく、反旗を翻そうとしていた…
しかし、惑星ヴァルゲンの空中攻撃によりS.U.I.Uは呆気無く撤退する事を余儀なくされる。
圧倒的不利な状況で、今勝利に繋がる行動は、相手基地の潜入でしか無かった。
そして今、大規模な戦争を終結させようと、最初で最後の潜入作戦が始まる。
- Re: Closed Fate ( No.2 )
- 日時: 2011/04/30 13:16
- 名前: 初心者 ◆.6Hqkk7dyk (ID: MModVAVg)
- 参照: 初めまして、こんにちわ、初心者です。よろしくお願いします。
プロローグってかコレ「あらすじ」かと・・・
SF物ですね、掛け持ち(?)になりますけど、頑張ってください。
- Re: Closed Fate ( No.3 )
- 日時: 2011/05/02 20:35
- 名前: X4 ◆DnM7GZ7i7Q (ID: BL8fZ.Pl)
Vol:1
今とは遠くかけ離れた近未来では、異型の怪物が辺りをうろついていた。
とは言ったものの、人間が暮らす街でうろついている訳では無い。
街から少し離れた、小さな森にたむろしている。
人間はそれを恐れ、様々な人に退治を要請したが、帰ってくる人は当然居なかったのだ。
しかし、その状況を見て、怪物達を野放しにするはずも無く、人々は手当たり次第に腕の良い賞金稼ぎや、ハンター、特殊部隊に金を惜しまず退治を要請した。
しかし、誰もが怪物達を恐れ、大金を晒されても、わざわざ死に急ぐ事などしない。
「…ふう。 今は何時だ? 恐らく寝坊はしてないと思うがな…」
S.U.I.U部隊第一部屋の寝床で、眠そうに目を開けたのはキース軍曹だった。
S.U.I.U第一部隊…通称アルファ部隊と称されるエリートの集まりで、リーダー的配役を任された男。
しかし彼からして見れば、怪物達を毎日毎日排除し、平和を裏で保ち続ける人間などもっぱらゴメンだ。
「怪物が街に侵入。 早急に排除せよ。 また、アルファ部隊は排除した後にアーシュ山脈入り口にへと集合せよ 繰り返す。 怪物が街に侵入……」
各部屋に設けられた音声機械が明瞭なアナウンスを流す。
「クソッ! 安い給料で働くのは勘弁だぜ! でも他に職業が無いんじゃこの職業しか選ばざるをえないんだ……現実は厳しいぜ。 さっさと行く事にするか。」
まだ寝てたいという気持ちが全面に溢れている。
これほど仕事をしたくないという感じの男を見た事は無いだろう。
しかし、隠れた英雄という点では正解だった。
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