ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

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ケインの書類
日時: 2011/04/30 02:37
名前: SEALs (ID: s9PJfNZh)

やあ、この本を見ているってことは人類は終わってないってことかな?そうでありたいよ。僕は2300年から2400年にあった戦争の真実を君に教えよう。おっと自己紹介が遅れたね、僕の名前はケイン・コースナーだ。今は何年かって?今は2403年さ、あの醜い戦争が終わって3年の頃だよ。さて、話がずれたね、本題に戻そうか。〜23年前〜 一台の軍用車がキィと空き地に止まる。カチャと地味色のドアが開き、小柄な人物が顔を覗かせる。「ふうっここが僕が仕える部隊か、え〜と、確か名前はSDXだな、確か、さてっと挨拶にいくか。」と足を進ませた、カツ、コツとやけに音のなる廊下を抜け、その先にある白い個室のドアをコンコン、とノックする。「入れ」と低い声が聞こえる。「失礼します!」と言い、部屋へ入るなり声の主へ敬礼する、「まあ、そこの椅子に座りたまえ。」「イエス、サー」 と、目の前にある椅子に座る。そして、改めて顔を見てみる、なるほど、軍の上官みたいな顔だ、と心の中で口に出した。「ケイン・コースナーいい名前だ、君にはある任務についてもらう。」「どんな、任務ですか」 「なに、そうかたくなることはない、ただの監視だよ」「監視・・・とは」「ある人物の行動を監視、してほしい、これで作戦内容は分かったかね?」と人を小馬鹿にしたように話かけてきた、少し好かないなと思いつつ「まあ、」と曖昧な返事をした。「では、細かい内容は彼に聞いてくれ」彼とは、と思い振り返ると190センチはいくんじゃないかという人物が真後ろにいた、僕は少し驚いていた。「行くぞ、付いて来い」と歩き始めたので急いでついて行った。作戦会議室と表示のある部屋に入っていくと軍部のような人間が一つのテーブルを囲んでいた。「ここだ」と言われる。そういえば”彼”の名前を聞いていなかったなと思い尋ねると「私の名前は聞かなくていい、そこに座れ」と太く、低い声で強くいってきた。 なんて、無愛想な人だと思いつつ、まあいいやと気にしなかった。軍部たちが話ている。お、考えが決まったようだ。「アルファは私が率いてこの山から監視する、ブラヴォーはケイン、君が率いてこの高台から見ろ」「了解」と頷いた。「よし明日の作戦に備えておけ、解散」 解散した後なすることがない、自室へ行きベットに倒れ込んだ、ついうとうととしてしまい、疲れが溜まってたんだろう、翌朝に起き、すぐに着替えた、集合場所に集まるとおそらく同じチーム、つまり部下である人物が佇んでいた、「よろしく」っと挨拶すると、「おはようございます、よろしくお願いします」と軽く会話すると装備を調えに武器庫に足を運んだ、この部隊の形式的な多機能ヘルメットと防弾チョッキを着る作戦の地域に合わせて迷彩を変える、今回は雪山の活動だから白と黒のシンプルな迷彩にする。銃も大切だ、作戦に合わない銃だと死亡する確率が増える、この作戦は監視だからスナイパーライフルがいいだろう、とりあえずL95ボルトアクション式にサプレッサーを付ける。完璧だ、と満足する、あとは戦闘になった時のサブマシンガンMP-5とハンドガンM9を持っていこう。さあ、準備はよしだ

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Re: ケインの書類 ( No.1 )
日時: 2011/04/30 11:08
名前: SEALs (ID: s9PJfNZh)

お迎えが来たようだ。作戦地域まではヘリコプターで移動することとなる。ヘリの中では皆、軽く話をしているようだ、僕も話に乗っていると、「さあ、作戦地域に着いた!最初にアルファから降ろす」とヘリパイロットが声を上げる、「ではアルファ、降下の準備だ」「イエッサー」とアルファ内で支度をしている。「降下だ、GO!」とロープでアルファが降りる。「次はブラボーだ」僕達の番か、「着いたぞ!降下準備、GO!」とヘリが空中停止する。「では、行きましょう。」とチームの一人が言う、確かこいつのコードネームはスプリンターだったな、少しアジア系の白人だ。「私から降下します」ともう一人が話す、こいつのコードネームはサイレントだな、黒人だがいい奴だ、「ああ、サイレントの次に僕が続く、その後スプリンターだ。」「「了解」」と二人同時に返事をする。「GO!」と合図を出すと、ともにサイレントが降下する。次は僕だ、ロープを掴み一気に降りる。スプリンターも降りてきた、これで開始だ、位置に付くとのに少し移動をして見渡しの良いとこに行く。「こちらアルファ、位置に着いた」と無線がくる「了解、ブラボーも位置に着いた」と言う「了解、ターゲットは建物のそばだ、アルファ、オーバー。」と無線が切れる。スコープを覗いて建物のそばを見る、軍服をきた太った奴がいる、コイツか、と確信した。しばらく様子を見ていると、何かの装置を動かしている。無線が来た「ブラボー見えるか?ターゲットは何かボタンを押したようだ」と言う、あの装置は何かのスイッチか、と思っていた。するとワン、ワン、ワン!と犬が近寄っている。「敵襲だ!」と声を荒げる。チームも理解していたようだ


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