ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- こんにちは。そしてさようなら。
- 日時: 2011/05/03 18:30
- 名前: 恋愛 ◆jJ8KVlzwNk (ID: 3xnkBRQd)
はじめまして。
恋愛(ここあ)と申します。
特に何にも特技を持たない一般人です。
*+*+*+*初めに*+*+*+*+*+*+*
・私が嫌いまたは、私が書いた小説が嫌いな人
・荒らしに来ました〜wwな人
・あり得ないけど・・パクリに来ました〜な人
・・は戻るを連打!
・お友達になってくれる人大歓迎です☆
・小説のキャラクターを描いてくれる人募集中
・アドバイスがあったらお願いします。
・・以上です。では、どうぞ
*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*
※名前が恋愛という漢字を使ってますが、あんまり恋愛系は出ないと思います。なんかすいません。
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- Re: こんにちは。そしてさようなら。 ( No.1 )
- 日時: 2011/05/13 23:45
- 名前: 恋愛 ◆jJ8KVlzwNk (ID: CxuvQiaf)
序章【僕とかけがえのない君】
森のはずれに、小さな丘があった。
空に昇っている太陽が、朝露をいっそう輝かせている。一歩踏み入れただけで世界の広さを感じたように思えるのは、目の前に広がる黄金いろの砂漠と、その奥にひっそりとただずむエメラルドの海両方がひと眼で見渡せるからだろうか。
そして、その神秘的な場所で起こった……
「いやだよ・・椎名!」
——————————別れ。
「独りにしないでよ・・」
それはあまりにも悲しそうな声色。
「椎名・・ねぇ椎名・・・」
まだ中性的な顔立ちの少年が、目に涙をためて少女の名を叫ぶ。
だがどんなに嘆いても、この運命(モノガタリ)はもう止められない事を少女と少年は気づいていた。だからこそ少女はそれを受け入れ、少年は最後まで足掻こうとした。
「私はもうすぐ消えてしまう。だから私n「嫌だ!!」」
少年の目から涙があふれていた。
「嫌だ!」
その声には強い意志が込められていた。だがその声に少女は泣きそうになりなが言う。
「・・聞いて。私はもうすぐ消えるの。それはもう抗えないこと。だから・・私の分までお願い、生きて・・」
「っく・・————無理だよ・・。」
少年は嗚咽を漏らしながら否定する。
「君は生きなきゃいけない。」
少年が顔をあげると、少女は光の粒子になり始めていた。
少女は少年の頬をなで、そして精一杯にはにかんだ。
「・・・・・・またね。」
そして少女は、黄昏色の光の粒子となり、この世から消滅した。
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