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彼の物語
日時: 2011/05/10 17:35
名前: 腕時計 (ID: STEmBwbT)



切なくて苦しいような話が書きたい、です。



登場人物



シェリアンヌ
      
      幼い容姿のわがままな少女。
      孤高の城に住んでおり、プライドが高い。
      名前が長いため、シェリーと呼ばれる。


アンサー

      シェリーに仕える執事。 物静か。
      なんでも答えてくれるため、その名がつけられた。


トーキ


      孤児で孤高の城に捨てられた少年。 
      オッドアイのため、不吉を呼ぶと言われている。
      

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Re: 彼の物語 ( No.1 )
日時: 2011/05/13 17:17
名前: 腕時計 (ID: STEmBwbT)


              序章
             孤高の城



辺りは闇だった。
風が唸り、森が轟き、雨が降り、すべての体力を吸い取っていく。
魔物が出ると噂されているこの森は、その存在すら恐ろしいのに。
嵐になると、その恐怖は高まるばかりで、一向に足が進まない。

(ああ…………どうして…………)

目の前に見えるのは、城だろうか。 こんな森の中に城などないはずなのに。 夢でも見ているのか。

「そろそろ…………オレも終わりかな、」

倒れる。
そう思う前に、体は崩れるように倒れ、冷たい地面と強い雨風が体温を奪う。
気絶した少年の格好はあまりにもひどく、まるでボロキレを纏っているようだった。

どれほど気絶していただろう。

「彼、生きているのかしら」

未だに目を覚まさない少年を、一人の少女と執事が見下ろしていた。

「そうみたいですね」
「持ち帰りましょうよ」

少女はそう言い、屈託のない笑みを浮かべた。

Re: 彼の物語 ( No.2 )
日時: 2011/05/10 19:05
名前: アサムス ◆AP9mDK.s0g (ID: 14pOvIO6)

ああ・・・・・、どうして・・・

、はいらないんじゃね?

Re: 彼の物語 ( No.3 )
日時: 2011/05/13 17:16
名前: 腕時計 (ID: STEmBwbT)


アサムスさん、ご指摘ありがとうございます。


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