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神花‐過去編‐ 制作開始!
日時: 2011/09/12 12:27
名前: フレイア ◆7a0DWnSAWk (ID: cPNADBfY)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi?mode=view&no=19473

やってまいりました!フレイアです!!

只今、「神より生まれし花‐真実は何処に‐」の制作中ですが、それに伴い、過去編を開始します!!

時は十年前のウィシュール。そこで繰り広げられる物語。

シリアス・ダークであるのには、ちょっと…訳ありなのです。
この物語はここでしか書けないので…。

てな訳で、始めます!!

☆お知らせ☆

作者、テスト終了したため、再開しそうです!!
ていうよりか、します!!

<プロローグ>

これは、ある事件をきっかけに変わった、四人を中心とした話である…。


—まだ、中央魔法連盟所が、魔法師育成学校と中央任命機構という名前に分かれていた頃…

——十年前。

上級クラス所属、クラス会長の僕…海斗は、いつも通りの生活を送っていました。

…運命が変わるとは知らずに…

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Re: 神花‐過去編‐ 制作開始! ( No.1 )
日時: 2011/06/10 22:46
名前: フレイア ◆7a0DWnSAWk (ID: C6pp1bGb)

*第1話:はじまり*

ここは、魔法師育成学校。

上・中・下級とクラスごとに生徒が分かれています。
主には、年齢別が多いですが、まれに、上級並の魔力を持った者たちがクラスに入ったり、年齢は上級並でも、実力が伴わないものは下級や中級だったりします。

…自己紹介がまだでしたね。僕は海斗。上級クラスのクラス会長を務めています。

もうすぐ実習ですね。

「…午後は実習でしたね。星羅は出ないのですか?」

「…えぇ。まだ具合が悪いし…。それに…」

銀色の、長い髪の毛で魔法師用のロープを着ている女性…星羅。
彼女は、持病で実習には出られないのです。

あと、彼女には娘がいて…

「光星のことだね。…私から先生に言っておくよ。」

「いつもごめんなさいね。」
「気にすることあらへんって!な?星羅ちゃん!」

「…あなたという人は…なぜいつも星羅の後ろにいるんですか!徨命!」

星羅の後ろから出てきたのは、変な言葉使いの唐変木の…徨命。

「嫌やなぁ?せっかくワイが星羅ちゃんの面倒を…」

「していりません、というか、あなたもさっさと実習場でやられてきなさい」
「うわっ、ひどっ…orz」

「あの、徨命さん。私は大丈夫ですし、それに、光星はすごく人見知りなので…。」

「それは残念や。まぁまたワイのこと話しておいてや。」

「えぇ。分かったわ。」

「…徨命、あと一分で始まりますよ。ではお先に。…『水よ、悪しき者を浄化せよ』…テリュスポート!『空間転移』!」

僕の武器…細身の長剣を下に向け、最近使いつつあるこの、空間転移魔法を自分にかける。

「えっ!!?な、ちょ、ズル過ぎやん!!あー!もうアカン!んじゃな!星羅ちゃん!!」
「気を付けてね。」
「はーい♪」


徨命は猛ダッシュで外に向かいました。


—実習場

学校と少し離れた場所に、たくさんの個室が設置された建物である、実習場の受け付け前に私と徨命を待つ四人が待機していました。

「…遅い。」

黒髪のポニーテールをしている女性…焔蘭。

班ごとに分かれて行う実習において、リーダーをしている。

「海斗…、怪我をしていないわよね?」

不安げな顔をするこの女性は、僕の妻の蓮翠。

あ、この学校には年齢制限がありません。
僕の息子の矛燕は、四歳ですが、もうここに通っていますよ。

「徨命はともかく、海斗は五分前には来るはずですが?」

と、十歳位の男の子かと思われる緑色の髪の毛の男性…夕葵。

「確かにそうよねぇ。」

と夕葵の頭に手をおいている女性…琴夜。

琴夜は夕葵の奥さんなんです。

なんでも、琴夜さんは、しっかり者ながらちょくちょくずっこける夕葵に、魅力を感じたとかで。
お二人の息子さんの風威と火梨も、学校に通い、矛燕と同じクラスですね。


「…琴夜さん、手が…重いんですが?」

「いーの。私が楽だし。」

「えー…」

と、そこで床から霧が生まれ、僕は実習場に到着。

「…海斗か。」

「すみません、焔蘭。」

「徨命の相手をしていたんだろう?」

「あぁ。運悪く捕まってしまって。」


「ぜぇ、ぜぇ…、よう言うわこの優等生っ…!」

「徨命、三分ロスだ。」

焔蘭は厳しく徨命を問い詰めます。

「見逃してぇなぁ、焔蘭ちゃん♪」

「遅刻は遅刻。…ま、今回は海斗も一分は遅れているからな。」

「分かりました。」
「てことは…」


「最初のペアは海斗と徨命で行け。」

「「やっぱり。」」


実習とは、要は自らの属性魔法をいかにして引き出せるか、そしてチーム戦においては、それぞれの協力が必要です。

この魔法師育成学校は、実践にいつでも対応できるよう、約五〜七人程で一班としたグループで闇禍を倒していくのです。

今回の実習は、タッグバトル形式。
ちなみに、相性の悪い属性、人ほどどのように戦えばいいのかが分かる…という意図が含まれています。

まさに、ぴったりのペアだったわけで。

属性は気にする必要はないのですが…

私は水を主とし、徨命は大地属性。

さて、どうしましょうか…。

Re: 神花‐過去編‐ 制作開始! ( No.2 )
日時: 2011/09/12 12:29
名前: フレイア ◆7a0DWnSAWk (ID: Z0yvExs9)

やっと更新ができそうです!

遅くなってしまってすみませんでした…。

次は、光星と星羅の二人の場面から!


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