ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 殺人姫は月光に舞う
- 日時: 2011/06/19 01:16
- 名前: 芯の無くなった鉛筆 (ID: lj7RA5AI)
講義の難しさに先生の板書が早いと叫びたいッ
こんにちは、過去にお世話になった"誰も信じるな"という妙な名前の者です。
最近、やっと執筆の機会が獲られたので、過去の作品に筆を加えていきたいと思います。
駄文になるとは思いますが、どうぞよろしくお願いします。
意見や批判などは是非戴きたいと思っているので、遠慮無く言ってくださいね〜。
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- Re: 殺人姫は月光に舞う ( No.1 )
- 日時: 2011/06/19 01:17
- 名前: 芯の無くなった鉛筆 (ID: lj7RA5AI)
第零話 赤月に狂気の微笑を
淡い月光が街を照らす。
薄く浅く月光が街の裏路地を照らす度に、言葉に表せない苦悶の声が響き、赤の露が舞う。
屍骸に変えられた"かつて人間だった誰か"に視線を落とし、少女は恍惚の表情に可憐な容貌を彩る。
理性を持っているはずの霊長類の長たる人間の少女は快楽の為に今宵も犠牲を強いるのだ。
夜に少女の快楽の対象となった誰かに、少女は血と死を欲す。
「今日も私に快楽をくれてありがとう」
赤月に今夜の犠牲に対する感謝の言葉を述べ。
彼女は狂気の微笑を浮かべる。
終焉は訪れぬまま、少女は命と快楽を紡ぎ、今夜に到る。
狂気の宴は続けられるのか。
それとも…。
- Re: 殺人姫は月光に舞う ( No.2 )
- 日時: 2011/06/19 11:17
- 名前: 芯の無くなった鉛筆 (ID: lj7RA5AI)
登場人物
秋月 典〜あきつき つかさ〜
沢野浜市に住んでいる少年。
感情を表に出さずにおり、算段の元に行動する機械の如き性格。
一方で幼馴染の長橋 沙織が所長に就く長橋探偵事務所の名声向上を欲し、行動している。
長橋 沙織〜ながばし さおり〜
沢野浜市に住んでいる少女。
裏の面が無く、非常に誠実な性格を持つ。
探偵に不可欠な才能の悉くを持つが、当の彼女は才能を持て余し、日々を送っている。
警察を嫌っており、その理由は過去に何らかの要因があるようだが、本人は語らない。
ミア〜みあ〜
長橋探偵事務所のお茶汲み専門の白人の少女。
純粋無垢で裏が無く、飴をあげるから付いておいでと言われれば付いて行く性格。
その順す無垢な性格から秋月から苦手意識を持たれているが、本人は彼を好いている。
お茶汲みの度に高温のお茶が汲まれた湯呑を持ったまま何も無い所で躓き、吹っ飛んだ湯呑で秋月を火傷させるのが毎度。
鵲 瑞音〜かささぎ みずね〜
長橋探偵事務所の情報収集担当の少女。
容姿は誰もが振り向くほどの美少女だが、その内面は唯の変態だったりする。
一方で、常識に捕らわれない思慮を持ち、その柔軟性は秋月や長橋が舌を巻くほど。
基本は秋月と組むことが多く、彼とは微妙ながらに信頼関係を築いている。
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