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ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 「生きてることはつらかったです」
- 日時: 2011/06/19 15:15
- 名前: 愚民A (ID: zTrrcKzh)
注意 駄文・荒らし禁止・更新遅い。
大丈夫な人はどうぞ
プロローグ
どうしてこうなった。
いつも通りだったのに、学校から帰っていつも通りに家で宿題をする。
いつも、そうだったのに・・・
だって、いきなり玄関に死体があるなんて思わないじゃないか。
この物語は一つの死体と二つの人格を持つ少年が織り成す物語
一話 血塗られた玄関
その人は、女の人だった。真っ黒な目に真っ黒な髪。白い肌
僕の好きな女の子に似ていた。
でも、なんでだろう、好きな女の子に似ているのに可愛いとは思わない
綺麗とか思わない、思えない。
白い肌の途中からは、赤い紅い血が流れていた。
その時、初めて我に帰った。もうすぐ親が帰ってくる。
見つかったらどうする?
本当の事を言って信じてくれるか?
いや、信じてくれたとしてもその後どうする?
無理だ、無理だ、いい方法が見つからない。
小学5年生の脳みそで考えるのには限度がある。
どうして僕がこんな事に・・・
まず、隠さないと。いや待て、死体は一人だけか?
犯人はまだ、家の中にいるんじゃないのか?
だとしたら逃げないと。
この時点で僕は玄関で15分を過ごしていた。
その時、階段の上から下に降りてくる足音と同時に、
玄関のチャイムが鳴った。
一話 終
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