怖い話　＊短編集＊ | ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

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怖い話　＊短編集＊: 日時： 2011/06/28 18:22; 名前：星乃hosino （ID: npqOTMbR）; ［挨拶］

始めまして。
(。っ・Д・)っ　【゜.+゜.+:。星乃と申します゜.+:。】

最近、暑いし、眠いし、だるいのでっ!!
作りました(●´ω｀●)

なんか怖いかどうかは知りませんけど
見てくれたらor読んでくれたら嬉しいです(ノω`*)

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Re: 怖い話　＊短編集＊ ( No.1 ): 日時： 2011/06/29 15:27; 名前：星乃hosino （ID: npqOTMbR）; 001　［見てるよ］

「ただいまぁ…」

家に入ってたら、母が走ってこっちに来た。

どうしたんだろ…。
家、幽霊でも出たのかな。

「美帆っ!!あ…ぁんた、誰かに付きまとわれてるとか…ない?」
「え…ないけど」

すると母は、怒ったように言った。

「ストーカー!!ほら、これ!!」

母の手には、くしゃくしゃになった手紙があった。

本文は…
『好きだよ、好き。　　愛してる。
　　君を守れるように、ずっと見てるから』

「やだぁ…気持ち悪…」
「美帆、気をつけてね。どこかで見てるかもしんないから」
「や、やだ!!やめてよぅ」

すると、後ろから音がした。

——————————————ぴちゃん。

「ひゃぁぁ!!」

慌てて、母に抱きつく。
おそるおそる、後ろを見ても何もない。

「雨漏り…?」
「雨、降ってないよ」

偶然。
そう思いたかった。

「ほら、勉強して」
「う、うん」

私は自分の部屋がある2階に向かった。

「…ぁ…だ、誰?」

ベッドの周りは、水で濡れていた。

ＥＮＤ…?

Re: 怖い話　＊短編集＊ ( No.2 ): 日時： 2011/06/30 19:06; 名前：星乃hosino （ID: npqOTMbR）; 誰かがいるような気配。

そして、後ろから見られてるような気配。

「や…っ…あぁ」

すぐ後ろに誰かいる。
誰かいる、誰かいる。

覗きこまれてる。

こっち見てる。
見てる、見てる、見てる、見てる。

「いやぁ…っ」

嫌だ、嫌だ、嫌だ。

笑ってる、こっち見て笑ってる。
気持ち悪いよ、助けて。
怖い、怖い、怖い、怖い、怖い、怖い、怖い。

「ぃぃ…ぁ、いやああああ!!!!」

私は部屋にあったゴミ箱を投げつけた。

「美帆、美帆!?どうしたのよ!!」
「おぁ…お母…さん」

助かった、良かった。

——————————————ガッ

「いぁ…お母さん、腕…痛いよ…」

爪が私の腕に刺さってゆく。

痛い、痛い、痛い!!

…あれ。

「お…かぁ…さ…?」

変。

可笑しいよ、変だよ。

爪が…爪が…

な　　　い　　　。

どうして?
痛かったよ。

刺さったよ。

じゃぁ、じゃぁ…何?

「君の爪…誰にも渡さないよ…?」

ＥＮＤ

Re: 怖い話　＊短編集 ( No.3 ): 日時： 2011/07/02 07:56; 名前：ホラー（ID: MIiIBvYo）; わたし、こうゆうの好きです。
夏はホラーです。

Re: 怖い話　＊短編集＊ ( No.4 ): 日時： 2011/07/03 07:12; 名前：星乃hosino （ID: npqOTMbR）; ホラー様

コメありがとです＾＾

やっぱ、夏はホラーですよね!!

Re: 怖い話　＊短編集＊ ( No.5 ): 日時： 2011/07/04 16:39; 名前：星乃hosino （ID: npqOTMbR）; 002　[ニコニコさん]

「おかーさんっ、見て見てぇ」

私の娘　真菜が走って帰ってきた。

「真菜…走っちゃダメじゃん」
「だってだって!!ほらぁ」

真菜は笑いながら、ぬいぐるみを見せてきた。

それは、女の子のぬいぐるみ。
まだ幼稚園だから、こういうのは好むらしい。

だけど…少し古い。

「真菜、どうしたの?これ」
「隣の家のね、庭にあったの!!」
「ダメでしょ、勝手に持ってきちゃ!!」

すると真菜は、泣き出しそうな目でこっちを見た。

「だって、言ったんだもん。『拾って』って!!」
「誰が言ったの…?」
「このぬいぐるみが言ったもん!!」

また…この子は嘘ついて…。

「そんな話、嘘でしょ。ほら、お昼寝」
「嘘じゃないもん!!ほんとだもん!!」

はぁ…真菜ったら。
毎日、毎日…あんな事ばっかり。

「おかーさんなんか嫌い!!ばか!!」

そう言って真菜は部屋を出た。

「…あ、ぬいぐるみ」

床に置いたまま。

…ホントに喋ったの?
なんか、仕掛けみたいなのがあるんじゃ…。

「触らないで、それは真菜の!!」
「あ、真菜…っ」

ったく…。

ＥＮＤ…?