ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 呪死
- 日時: 2011/06/28 18:47
- 名前: 綾 (ID: EISW2Oxw)
初・ミステリー(?!)です!
下手な小説にお付き合い下さいませ
ではでは
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- Re: 呪死 ( No.2 )
- 日時: 2011/06/28 19:36
- 名前: 綾 (ID: EISW2Oxw)
「私の使命」byハナ
町の騒音にかきけされるーー彼の声
彼は私を一途に想っていたーーと想う。彼の気持ちなんて分からない。だって、私は彼じゃないんだからーー
私ーー黒瀬華。それ以上貴方に私の事を教えるつもりはないけど…………これだけは言っておく。
私は死神 ーーーーーー死神ハナ
私は死神として魔界に住んでいた。ううん、正確には死神の娘としてーーー私の母は死神ラリ。そして父は魔王。そう、私は魔界の王女。今まで魔界で住んでいた、平和に。本当に平和かは分からない。魔界そのものが危険なんだから。
私は12歳の誕生日に人間界に連れてこられた。
『魔の力に目覚めた』
らしいから。そして使命を与えられた。
『魔法戦士を殺せ』
…………と。魔法戦士なんか知らない。こんな使命、無視しようと思っていた。
でもーー知ってしまった。出逢ってしまった。
彼 ーーーーー 剣に…………
- Re: 呪死 ( No.3 )
- 日時: 2011/06/28 20:52
- 名前: 綾 (ID: EISW2Oxw)
「俺が出逢ったのは…」by剣
「…………?どうした?」
俺はずっと俺の言葉に上の空な彼女をみていて心配になってきた。
「もしかして……頭痛がする?」
俺は気がかりだった事を口にする。しかし彼女は、首を横に振った。
「違う………気持ち悪いの」
彼女はそう教えてくれた。
「すぐに帰りたいけど……どうする?」
俺たちは都会のド真ん中の高架下の公園のベンチに座っている。さっきまでは近くのカフェにいたのだが彼女が早く出たいと促すからここに移動したのだ。
「大丈夫よ。もうすぐランが来るから」
彼女はそう答えた。俺は頼られてない気がして嫌だったけどーーー
「じゃ、その娘がくるまでついてる」
と、言った。今は彼女の身体を優先しなければならないと思ったから。
「はぁーーー」
俺は自分のベッドに飛び込んだ。今の俺にはこのベッドがプールに思える。
俺はー南納剣。
ちなみにーーって急に言われても困るもんだが俺は『魔法戦士』だ。正確には剣士。俺の名前が「剣」だから剣士ケンはどうか、ということで剣士ナノウと呼ばれている。
そして………彼女は
黒瀬華
死神……………………だ
- Re: 呪死 ( No.4 )
- 日時: 2011/06/28 21:39
- 名前: 綾 (ID: EISW2Oxw)
「みんな死ねばいい」byラン【前編】
私は1人、書斎いた。1冊の本【蘭】を片手に。私は慣れた手つきでこの本を開く。そして……………
「魔王様………私の地位をどうするおつもりでございますか?」
『………使命を果たせ。最低条件だ。そうすれば補佐官ぐらいにしてやろう。』
「ありがとうございます!魔王様。貴方に神のお恵みがありますよーにっ!」
私は 後鳥羽蘭。死神って言われてるけど死神じゃない。幸せの女神様よ、魔王様公認の。
- Re: 呪死 ( No.5 )
- 日時: 2011/06/29 16:42
- 名前: 綾 (ID: EISW2Oxw)
「みんな死ねばいい」byラン【後編】
補佐官になるにはーー魔法戦士を殺すしかないわね
と、いうことはハナと協力するって事……
ううん、私、よく考えて
方法は………いくらでもあるわ。そして、より強力な方法は…………
この世の人を 魔王様以外の 人々を
皆殺しにする
- Re: 呪死 ( No.6 )
- 日時: 2011/06/29 20:29
- 名前: 綾 (ID: EISW2Oxw)
「全てが嫌」byハナ【前編】
気持ち悪いのは本当だった。
ランが車で迎えに来たとき、ランは20歳ぐらいに化けていた。誰の魂を乗っとったのかは知らない。死神は殺した人の魂と身体を奪い、利用するから。
今は自室のベッドに横になってる。プリンセスベッドだけど居心地は悪い。剣の隣の方がマシ………
寝返りを打つだけで気持ちがすごく悪くなる。悪化してる気がする。これは誰かに呪われてるから?
ランに?父に?剣に?
わからない…………けど剣じゃないと思う。ううん、信じたい。信じたかった。
私が心を開くのは彼だけになっていたから………
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