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フラッグマッチ
日時: 2011/07/13 20:48
名前: キバ (ID: fxK7Oycv)

どうも、キバです。
みなさんみたいにうまくかけるかどうかわからないんですが、
よろしくお願いします。

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Re: フラッグマッチ ( No.1 )
日時: 2011/07/14 20:31
名前: キバ (ID: fxK7Oycv)

俺たちは捨てられた。
国によって・・・



俺は伊藤蒼、高校3年。
ただいま夏休み期間だ。しかし、俺が通っている高校は進学校だから
当たり前のように補習がある。
俺はいつもと同じ時間に家を出て学校に着いた。

「おはよう」

教室に入るとクラスメートがいつものように挨拶をする。
おはようと俺も返す。

ここまではいつもどうりだった。
いつもどうり・・・

Re: フラッグマッチ ( No.2 )
日時: 2011/07/16 21:31
名前: キバ (ID: fxK7Oycv)

補習の時間になっても先生が来ない・・・

「もしかして、自習じゃねぇ」

誰かが言ったその一言でクラスのみんなのテンションが上がる。

だが、今から始まることは自習でも補習でもなかった・・・


 補習の時間が半分以上過ぎて全く知らない男が教室に入ってきた。
一気に教室が静かになる。
入ってきたその男は俺たちを舐めまわすように見渡した。そして、黒板に何かを書き始めた。
書き終わったのかこちらを向いた。

「さあ、問題です。今、日本に成人してない人は何人
 いるでしょうか?ここは進学校だからわかるはずで す」

男は俺たちのクラスの名簿を見てひとり指名した

「じゃあ、橘透、答えてみろ」

いきなり当てられおろおろする橘。
当たり前だ、全く知らない奴が入ってきて
なんか訳の分らん問題をだされた誰だってこうなる。

「制限時間5秒前、4,3,2,1,0」

0になった瞬間男は腰から黒光りするものを橘に向けた。次の瞬間、バァンと大きな音がした。
そして、橘が倒れた血だまりを作った。

俺は最初何が何だかわからなかった・・・
なんで、橘が血まみれになって倒れてるのか、
しかし、男が橘を殺したってことはわかった。

「うん、これで40人だな」

40人?今の問題は数合わせだったのか
それだけのために橘は殺されたのか。

「みんなが騒ぐ前に説明するぞ」

説明?何の?

「今、日本には無駄に成人してないガキが増えすぎた
 だから、減らします。はい、説明終わり」

「ふざけんな、何も分んねぇよ」
このクラスの中心的存在の高村小唄が怒鳴り散らした
男はそれを聞いてやれやれとした顔でこちらを見た

「はいはい、ガキにもわかるように説明しましょうか」

そして、また黒板に向かった・・・

Re: フラッグマッチ ( No.3 )
日時: 2011/07/17 21:17
名前: キバ (ID: fxK7Oycv)

「この何十年間で成人未満のガキどもが増え始めた。だから、
 日本の政府たちはそのガキどもを減らそうと考えたわけだ
 おわかり?」
と言いながらフラッグマッチと黒板にでかでかと書いた。

「だから、今から君たちには10人の4チームに分かれてフラッグマッ チをしてもらう。しかし、普通のフラッグマッチとは違う・・・
 3日間やってもらうそして旗をとられたチームは全員死んでもらう
 旗を取られたくなければ相手のチームを全力で殺しにかかれ
 わかったな」

なんだって・・・
今まで仲良くしてたクラスメートを殺せだと・・
そんなの無理に決まってる

「ふざけんな!!」
高村が立ち上がって机を蹴った押した。
机の中に入っていたものがばらまかれる。

「こらこら、ダメじゃないか」
また、呆れた顔をする男

「仲間を殺せるわけないだろ!!」
どなり声をあげる高村。

高村は友達を大切にする奴だからな・・・
殺すことはできないだろう。

「殺せないんだったら殺されるのを待っとくんだな
 じゃあ、そろそろ始めるか」
男が手を2回叩くと数人の男が緑色の少し大きい
バッグを持って入ってきた。






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