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呪い〜かくれんぼ編〜
日時: 2012/01/07 11:46
名前: 桜ウサギ (ID: /PgFxqMH)

                プロローグ
いーち、にーい、さーん、しーい、ごー・・・・・・・さんじゅう
「もーいーかい?」
「まーだだよ」
いーち、にーい、さーん、・・・・・・・・・・・・さんじゅう
「もーいーかい?」
「もーいーよ」
コツコツコツコツ
この「かくれんぼ」はつかまってはいけない。なぜなら・・・・
「みーつけたー」
「キャァァァァァァァ!!!」
見つかったもの・・・つまり、敗者には・・・「死」あるのみ

 目次
主な登場人物 >>1
第壱話 >>3
第弐話 >>5
第参話 >>7
第屍話 >>8
第誤話 >>10
第碌話 >>12
第死地話 >>14
            お客様
ちあき様
サンマ様
黒兎様
かがみ様
ディルカ様

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Re: 呪い〜かくれんぼ編〜 ( No.8 )
日時: 2011/12/06 16:50
名前: 桜ウサギ (ID: /PgFxqMH)

第屍話 過去
「お兄ちゃん・・・どうしたの?」
私はその日、お兄ちゃんに呼ばれて、お兄ちゃんの部屋にいた。
いつもは明るいお兄ちゃんが、今日は、暗かった。
「雪、今までありがとう。おまえがいてくれてよかった」
お別れのような言葉を発したお兄ちゃんに私は、疑問をもった。
「なんで?何でそんなこというの?お兄ちゃん・・・お別れみたいだよ?」
「お別れかもしれないから・・・ごめん」
優しく笑って、お兄ちゃんは、すべてを話してくれた。
「俺は、選ばれてしまったんだ・・・呪われたかくれんぼに・・・
 もし、鬼に見つかったら殺される・・・だから・・・俺がいなくなっても
 疑問に思うな。それと・・・親に言うなよ・・・わかったな?」
「いや!いや!お兄ちゃんと一緒にいる!もっともっと、いっぱい
 お話したっかった!お料理したり、いっぱい笑ったり、泣いたり
 もっと、もっと、一緒に過ごしたかった!お願い!いかないでぇ!
 おいていかないでぇ!お願い、お願い!」
「無理だ・・・ごめん」
約束の時間まで、もう、さほど時間がない・・・お兄ちゃん・・・
そのとき、12時をつげる鐘が鳴った
「ありがとう。雪・・・」
「お兄ちゃん!」
そのとき、お兄ちゃんが、消えた。
「おにいちゃん!!!!」
私はしばらく泣きつづけた・・・最愛の兄が・・・いなくなってしまったのだ

「ねぇ、これ、本当?なんでも、願いをかねえてくれるの?」
「あぁ、本当だ、俺の友達の兄貴が、自分をいじめていた人を消せと言ったら
 本当に、消えたとさ」
「そう・・・」
私は絶対に、勝って、願いをかなえてもらう・・・

Re: 呪い〜かくれんぼ編〜 ( No.9 )
日時: 2011/10/23 19:48
名前: サンマ (ID: TjNkg5uO)

初めまして!
面白そうですね!

これからどうなるかとても気になります!
頑張ってください。

Re: 呪い〜かくれんぼ編〜 ( No.10 )
日時: 2011/12/04 18:48
名前: 桜ウサギ (ID: /PgFxqMH)

               第誤話 集合
カチ カチ カチ
時計の音がやけに大きく聞こえる。
そう、今日がその日。そして、あと少しで、約束の時間


あと、十分・・・
お母さん、お父さん、もし、死んじゃったら・・・ごめんね
あと五分・・・
皆、やっぱり眠れないだろうか?
あと一分・・・
お兄ちゃん、待っててね。絶対助けるから。

カチ・・・
      約束の時間
目の前が、闇に染まった・・・そして、次の瞬間・・・
古い洋館が目の前にあった

Re: 呪い〜かくれんぼ編〜 ( No.11 )
日時: 2011/12/04 19:28
名前: ちあき ◆TAPy3blMsc (ID: ptyyzlV5)

おぉぉぉっ!!
すごいかっこいいですね(*´∇`)

Re: 呪い〜かくれんぼ編〜 ( No.12 )
日時: 2011/12/06 17:00
名前: 桜ウサギ (ID: /PgFxqMH)

ちあき様、そんなかっこよくないですよ?
あと、皆の名前を変えました。少しは、わかりやすくなったかな?と
思います。
             第碌話 管理人 夜鏡
「雪・・・」
「麻衣・・それに、幾、陸じゃあ、やっぱり・・・」
これは、本当のことなんだ・・・・
「ねぇ、みんな・・・がんばって、皆で生きて帰ろうね?」
「それは、不可能なことかもしれません」
え?
振り向いたそこのは・・・黒いタキシードをきた男の人がいた・・・
「貴方が管理人さん?」
「はい、私が、管理人の夜鏡(やがみ)でございます」
なぜ、不可能なのだろう?
「なぜ、貴方は、不可能と言い切れるんですか?」
「今までの人は、みな、仲間割れをしたのでございます・・・いいえ
 正直、一人だけ、仲間をかばった人がいました」
「?誰?」
「それは、貴方の兄、悠夜(ゆうや)様でございます。雪様」
お兄ちゃんが?嘘・・・!
「では、ルール説明をしたいと思います・・・」
                 続く


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