ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 満月の夜、黒蝶が舞う
- 日時: 2011/07/19 18:36
- 名前: ★逢夢☆ (ID: 2ft.mOaW)
クリックありがとう〜><
一応言っておきますが、「黒蝶」は「アゲハ」って読んでください。
でわ、始りまーす^^
〜プロローグ〜
また1人、また1人、人が倒れていく。
思い出せない。
どんなに人を殺しても、思い出せない。
自分がわからない。
ドサッ
人は皆ただ死んでゆくだけ。
教えて。
私のことを——…。
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- Re: 満月の夜、黒蝶が舞う ( No.1 )
- 日時: 2011/07/19 19:42
- 名前: ☆劉華** (ID: ysgYTWxo)
わぉ!!
・・・なんか、私の小説より、迫力有りすぎです!!!(笑)ww
主人公の子は、記憶喪失という設定なんですかね…!?ww
なんか、これからが、おもしろそぉ!!!!o(〃'▽'〃)o
更新ガンバレ!!!(o`・ω・)o尸ですっ♪♪
- 満月の夜、黒蝶が舞う ( No.2 )
- 日時: 2011/07/20 18:56
- 名前: ★逢夢☆ (ID: 2ft.mOaW)
応援ありがとうございます<(_ _)>
ところで…名前、教えてください!!
今ごろスミマセン(*_*)
なんて読むのかわかりませ〜ん><泣
=第一話=
はっ
目が覚めた私は、病院のベットにいた。
あたりを見回すと、泣いている人がいた。
「祐奈…!祐奈!」
誰かの名前なのか…?
とりあえず私はその人に問いかけた。
「あの…どうしたんですか…?」
すると、その人はびっくりしたような目で私を見た。
「祐…奈…?何を言ってるの…?」
「あの…ユウナって、私のことですか?」
「そうよ…?」
「…」
自分が誰だかわからない——…。
私は、ユウナ——?
この人は…お母さん…?
病院のベットからの出来事しか思い出せない私には戸惑いしかなかった。
- 満月の夜、黒蝶が舞う ( No.3 )
- 日時: 2011/07/20 19:02
- 名前: ★逢夢☆ (ID: 2ft.mOaW)
=第二話=
バタバタバタ
私の病室に向かって足音がやってくる。
ガラッ
ドアが開いた。
「目が覚めたのかい!?」
白衣を着た病院の先生。
その隣でいるのは、看護婦さん。
「はい…目が覚めたんですが…この子、自分がわからないみたいで…。」
「やっぱり…な…。」
みんな深刻そうな顔をしていた。
私に何が起こったの——?
思い出したいのに、思い出そうとすると頭を思いっきり殴られたみたいに痛くなる。
スベテワカラナイ——…。
- 満月の夜、黒蝶が舞う ( No.4 )
- 日時: 2011/07/21 17:54
- 名前: ★逢夢☆ (ID: 2ft.mOaW)
=第三話=
「あの、あなたは私のお母さんですか…?」
戸惑いがちに私は聞いてみた。
「えぇ、私はあなたのお母さんよ…。」
「お母さん…。」
お母さんだということが分かった。
なら、「お父さんもいるだろう」と思ってまたお母さんに聞いた。
「お父さんは…?」
だけどお母さんはだまったまま何も答えてくれなかった。
「そっそれより、リンゴあるからむいてあげるわ。」
話…そらされた…。
「祐奈、一か月も眠ってたんだから〜。心配してたのよ。」
一か月——…。
1か月前、私に何が起こったの?
私のお父さんは——?
なんで何も答えてくれないの…?
なんで——…
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