ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 私はワラワナイ
- 日時: 2011/07/19 21:12
- 名前: 雅 ◆QU/0I6a5/6 (ID: pUqzJmkp)
こんばんわ、こんにちわOR初めまして!!
雅です☆私、ここでもう一つ書いてるんですが、同時進行
頑張ろうと思ってます=3
もう一つの方も見てくだされば嬉しいです♪
でわここで、ルールを・・・
☆荒らしはナシで
☆チェンメ、コピーもナシ
☆たまに更新が遅れます
☆作者が嫌いな人は、はいUターン
上の4つが守れる方は、雅の新作、お楽しみ下さい☆
アドバイス、感想等があれば教えてください^^
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- Re: 私はワラワナイ ( No.1 )
- 日時: 2011/07/19 21:04
- 名前: 雅 ◆QU/0I6a5/6 (ID: pUqzJmkp)
登場人物
O梅宮 紅璃(うめみや あかり)
14歳
無口で無表情。決して笑わない。
その理由は過去にあるという。『雪女』と陰で呼ばれてる。
O斎藤 朱音(さいとう あかね)
14歳。
明るく、思いやりのある子。
後に、紅璃の過去を知る。
O阿須賀 滝(あすか そう)
14歳。
明るい性格。
紅璃に興味を持ってる。が、紅璃は鬱陶しく思ってる。
- Re: 私はワラワナイ ( No.2 )
- 日時: 2011/07/19 21:11
- 名前: 雅 ◆QU/0I6a5/6 (ID: pUqzJmkp)
私は笑わない。・・・なぜ?そんなの、あなたには関係ない。
こんなつまらない世界の中で、なぜ笑う必要があるのか。
私にはさっぱり。ひとつヒントをあげようか。
私が笑わない理由-----・・・それは、
『過去』にある・・・・・・--------------。
- Re: 私はワラワナイ ( No.3 )
- 日時: 2011/07/19 21:31
- 名前: 雅 ◆QU/0I6a5/6 (ID: pUqzJmkp)
朝。教室中に響く、雑音が私の神経をピリピリさせる。
HR前の空き時間、クラスの人たちは友達の席にかたまり、昨日のテレビの話などをしている。
私もその中の1人・・・・・ではない。
むしろ、その光景を鬱陶しく思っている。
私は梅宮紅璃。特徴はそれほどないけど、しいて言えば「無表情で無口」。
周りのヤツらからは『雪女』と呼ばれてる。みんな、私にばれてないと思ってるけど、丸聞こえだ。ほら、また----・・・
「ねぇ、アイツ、疲れないのかな」
「アイツ?あぁ、雪女の事?それ思う〜!いっつも同じ
表情だしさ、たまには喋れっての」
ひそひそ声で言いながら、彼女らは私の方をチラッと見た。そんな仕草されたら、
余計にばれると思うけど。・・・私と目あったら、どんな反応するだろうか・・・?
不意にそんな感情が芽生え、私は彼女たちの方をガン見した。
私の視線に気づいたのか、彼女たちは私の方を見た。その表情と言ったらもう、笑えるね。
ビックリしたような、泣き出しそうな、そんな表情を見せたのだ。
「や、やばいよ!目、合っちゃったよぉぉ。」
「わ、私も合った。どうしよう、呪われる・・・」
・・・呪えるかっつーの。
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保留します<(_ _)>
- Re: 私はワラワナイ ( No.4 )
- 日時: 2011/07/22 20:00
- 名前: 雅 ◆QU/0I6a5/6 (ID: pUqzJmkp)
フンっと、鼻で笑い、私は窓の方に目を向けた。
--------人間なんて、みんな同じ。ほとんどは、見た目で判断するんだ。人が、どんな過去を持っていようと---------・・・。
突然、ざわついた教室がピタッと静かになった。
「・・・・・?」
ドアの入口に目をやったら、すぐに答えが分かった。
「ホラー席着けー。出席とるぞー」
先生だ。朝からだるそうに教卓の前まで歩いてった。
「じゃぁ、蓬田。「はい」上邨「はい」・・・」
先生の、だるそうな声と生徒の返事が響き渡る。
「梅宮。・・・・梅宮紅璃」
気付けば、先生が私の名前を呼んでいた。
「あ、はい」
†
「じゃぁ、先生は会議があるから、ちゃんと静かにしてろよー」
「「はーい」」
そう言って、先生は教室を出て行った。
静かにしてるなんて返事だけで、先生が教室を出たとたん、教室の中は一気に騒がしくなった。
みんな、朝の話の続きをしてるみたいだ。・・・私の噂をしてる人もいる。
「ねっ、雪女さ何考えてたんだろうね?」
「さぁ?何か悪い事とか・・・(笑)」
「うっわ〜、こわ〜い(笑)」
・・・そんなんじゃないのに。これだから人間は嫌いだ。
- Re: 私はワラワナイ ( No.5 )
- 日時: 2011/07/21 20:24
- 名前: 雅 ◆QU/0I6a5/6 (ID: pUqzJmkp)
--------私は、斎藤朱音。最近気になる子がいる。
いつも一人でいて、無表情で無口なあの子。ずっと気になってた。
なんであの子は笑わないんだろう?なんで喋らないんだろう?
いつもそう思ってた。周りの友達は、感じ悪いとか無愛想とか言って
近寄ろうとしないけど、私はそうは思わない。なぜだろう?
何かある気がするんだ。確信はできないけど。
と、色々考えてたら、突然誰かに声をかけられた。
「ね、朱音も思うよね?雪女、感じ悪過ぎじゃない?」
ホラ来た。いつもの質問。なんでそう思うかなぁ・・・。
「そうかな??別に悪い子のようには思えないけど・・・」
「も〜、朱音は人が良すぎだって!絶対ウチらのコト見下してるよ」
「そう?」
「うん」
絶対そうゆう風には思えないけどな・・・。私、あの子のコト
知りたい。何かあるんなら、聞いてあげたい。
気が付くと私は、自分の席を離れて彼女の方へ歩いていた。
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