ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 【アンケート募集中】黒異世界
- 日時: 2011/07/20 13:38
- 名前: 風真 (ID: npqOTMbR)
黒ク染マル時ハ黒蝶トナルカ
ソレトモ儚キ夢デ終ワルノダロウカ
◇ゴ挨拶 コノ小説ニツイテ◇
まずはご挨拶からです。
始めまして、風真 フウマ です。
決して男ではありません。
ちゃんとした女ですから。
次はこの小説について、です。
まずは題名の説明をします。
[黒異世界]というのは、黒くなった異世界。
繋げただけの事です。
じゃあ次です。
このお話は、決してバトル系じゃないです。
むしろそんな話、嫌です。
このお話は、黒異世界に来た事でキャラが狂ったりします。
あと言うと、ネタバレになりますので、止めときます。
◇アンケート◇
どんなキャラが居た方がいいか、のアンケート。
あなたの名前「」
この小説について思う事「」
どんなキャラが好きか「」
やっぱ性別は「」
好きな性格は「」
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- キャラクター ( No.1 )
- 日時: 2011/07/20 14:18
- 名前: 風真 (ID: npqOTMbR)
小鳥遊 優 takanasi yu(女)
中葉 伊織 nakaba iori(女)
榛原 リオ haibara rio(男)
椿 tubaki (女)
楓 kaede (女)
- 01 赤い鞠 ( No.2 )
- 日時: 2011/07/20 14:55
- 名前: 風真 (ID: npqOTMbR)
「ぎゃー!!遅刻ー!!」
少し錆びたオレンジ色の自転車をこぐ。
学校に行くまで、殆ど坂道だ。
息は切れているが、休んでなんかいられない。
家を出てから5分程経っただろうか。
踏み切りに着いた。
「うわぁ…最悪…」
ため息を零す。
自転車から降り、電車が通るのを待っていた。
どうやら通る人は私だけだろう。
学校に着いたら、どれほど怒られるか…。
不安と小さな恐怖が心から溢れ出す。
−カン カン カン−
やっと、と思い自転車に乗った。
早く学校に行かなきゃ…!!
焦りながら自転車をこぐ。
そんな行動をしていた私が馬鹿だった。
タイヤが揺れて、転んでしまった。
頭を大きな石にぶつけて、意識が遠くなる。
パーと、電車の音がする。
私はこのまま、死ぬのだろうか。
電車がどんどん近くなる。
逃げたいけど、起き上がれない。
もう…遅い。
−カン カン カン−
「椿、また見つけたのぉ…」
まだ幼い女の子が言った。
綺麗な赤い着物を着ている。
「そうだな…楓、さっさと鞠にしろ」
椿 というのだろうか。
さっきの女の子と容姿が似ている。
すると、楓は私の血を指で触った。
それは、赤い鞠になった。
「踏み切りか…こんな所で死にたくないのぉ…怖い怖い」
楓はそう言うと、椿と並んだ。
2人で手を合わせ、私の魂を吸い取っていく。
「さぁ楓、戻ろう」
「そうじゃのぉ、椿」
2人の女の子は、消えていった。
- Re: 【アンケート募集中】黒異世界 ( No.3 )
- 日時: 2011/07/20 15:25
- 名前: 風真 (ID: npqOTMbR)
「…!!…!!」
誰かが私を呼んでいる。
女の子…?
私と…同い年…ぐらい。
「ねぇ!!ねぇ!!起きてってばっ」
頬を叩かれる。
はは…私ったら、夢見てる。
「起きろっつってんでしょ!!」
また頬を強く叩かれる。
気が強いんだなぁ…この女の子。
にしても、頬が痛いな。
あれ、じゃあ夢じゃないんだ…。
「あ、やっと起きた」
目の前には黄色い髪をした女の子。
眉毛は上にあがっている。
もしかして、怒ってるのかな。
「起きろって言ってんのに起きないんだね、アンタ」
「…誰、ですか?」
女の子はいばる様に言った。
「中葉 伊織」
「私っ…小鳥遊 優」
唇をぎゅっと噛んだ。
制服のスカートを少し揺らした。
「何でここにいるか、わかる?」
「さ…さあ」
伊織は下を向き、黙っている。
言いたくないことなのだろうか。
「優、アンタ死んだでしょ」
「え、何で分かるの?」
「だってここ、黒異世界よ…」
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