ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 始まりは復讐から‐殺人鬼になった少年‐
- 日時: 2011/08/14 17:54
- 名前: 奈美 ◆a00JQBXv3o (ID: aiwVW5fp)
クリックしてくれた方、ありがとうございます。
前にもシリアス・ダークで書かせていただきました。
今回は、「復讐」を題材にして書いてみたいと思います。
上手く書けないと思いますが、そこは、大目に見てやってください^^
感想やアドバイスなど、みなさんのコメ待ってます!
‐登場人物‐
宮川雄人 主人公
宮川奈那 雄人の妹
宮川紗樹 雄人の義母
宮川統司 雄人の父親
‐目次‐
プロローグ 幼少期雄人の悲しい思い出 >>1
第一章 義母と妹 >>5
第二章 復讐は果たされる >>9
第三章 偽りの母は消えた >>12
第四章 雄人の殺人日記 >>15 >>18 >>19
第五章 見知らぬ親子は神によって死す >>22 >>23 >>25(>>25は>>23の書き直しです)
‐お客様‐
萌恵s
★逢夢☆s
- Re: 始まりは復讐から‐殺人鬼になった少年‐ ( No.1 )
- 日時: 2011/07/23 15:55
- 名前: 奈美 ◆a00JQBXv3o (ID: FkTwM/pM)
プロローグ
「オギャー、オギャー、オギャー」
赤ちゃんの泣く声が聞こえる。それより大きく、もう少し大人びた声
で、違う泣き声が聞こえた。
「うわぁん、うぇ、うふぇ、うわぁぁぁん、ひっく、うわぁぁぁん」
男の子が、待合室のベンチに座って泣いていた。その隣には、お父さんと思しき人物が座っていた。その人物は、やはりお父さんらしく、男の子の背中をさすっていた。
「雄人、お母さんは空からずっとみているよ。雄人の事を見守っている
よ。だから大丈夫、きっと奈那だっていうことを聞いてくれるさ。」
「おかあしゃん、うぇぇぇん、ひっく、うわぁぁん」
お父さんはニッコリ笑って、
「大丈夫、大丈夫だから泣かないで、お母さんが悲しむだろう」
優しく、どこか悲しい声だったが、雄人と呼ばれた男の子は泣きやんで、
「うん、もう泣かない。だって、お母さんが悲しむもん。もう泣かない。」
「それでこそ雄人だ、さぁ、奈那を見に行くか。」
雄人もニッコリして、
「うん!」
元気よく答えた。これから何年か経って、その笑顔が血だらけになるなんて、誰も考えもしないだろう。これから先、復讐のために妹を殺すことになろうとは、誰が考えるだろうか。
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これは、主人公の幼少期の、復讐の発端となるエピソードです。
まだ復讐への道のりは険しい……
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