ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 奈落
- 日時： 2011/07/24 13:13
- 名前： 蜂須 （ID: 7nl1k8P4）
注意：グロテスクな表現が含まれます、
奈落ルール
・奈落にいる人間は皆罪人です、容赦なく消されます
・死刑人は死刑になったあなたたちの死刑を実行しに向かいます
・最後に残ったものが無罪になり、死刑をまのがれます
・たとえどんなに大切なモノでも手放すときはくるでしょう、そのときは手放しなさい
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- Re: 奈落 ( No.1 )
- 日時： 2011/07/24 15:00
- 名前： 蜂須 （ID: 7nl1k8P4）
「俺は何もやってない？？！！、なんで俺が、俺が捕まらなくちゃいけないんだ！！！！」
７月２４日、警察が家に訪れ、俺、遠藤 空はつかまった
理由は俺の彼女がしんだらしい
俺の髪の毛と靴下のあとが残っていたらしく俺は見事犯人扱い
けど大丈夫、もうすぐに無罪だ
だって俺は
「何もしていない！！！！！！！！！！！！信じてくれよ！」
「とりあえず来い、話しは向こうで聞いてやる」
頭にかぶされる黒の上着は・・・やけに明るく感じた
シャッターのせいだろうか、彼氏が殺したことになれば記者だって騒ぐよな
所についたのだろうか、車から出された、けどいまだに黒の上着は取れることが無い
所にも記者たちが張り込んでいるのだろう
ああ、きっとテレビにも出るのだろう、親にも見られてしまうのだろう
「俺はやっていません、彼女が死んだだけでもショックなのに・・・、疑うなんて・・・ひどいです！」
「だがこんなにたくさん証拠がでているんだよ、今ちょうど君の親御さんも到着しているから、親御さんのとこに行ってもいいから、ゆっくり言うか言わないか考えて、ね？」
ポンッと叩かれた肩は、警察の手によってつぶされてしまうのではないか？
今はあの優しさがあっても、俺が否定すればするだけ・・・怖くなってしまうのではないか、
「まだ高校生だ・・・、完全犯罪ができるわけないのに・・・馬鹿なコだ・・・、親御さんもかわいそうに」
警察たちがグチグチ話している声はやけに静かな俺の心に響いた
俺はやっていない
「・・・母さん・・・父さん」
母は泣いていた
父は俺の目をじっと見つめていた
まるで罪人を見るような目だったんだ
「なんで・・・なんでこんなことしたのよ！！、彼女さん・・・いい人だったじゃないの！！！！どうしてこんな・・・こんなコになってしまったのよっ」
母は落ち着いてられるかというような口調で俺にあたってきた
俺はやっていない
「空・・・正直に言わないと・・・だめなんだぞ？人生すぐ嘘でやって通せる世界じゃないんだ、現実を見なさい」
「警察に入って・・・罪をつぐなえってか？！俺はやってないんだよ！！！！！」
すぐ目の前にあったイスをいつのまにか蹴り飛ばしていた
父と母を許せなかった
少しでも俺の言うことを信じてほしかった・・・なのに
「何度それの苦しい言葉を世間に言うつもりだ！！、いい加減にしろ！！お前がやったと警察も世間様も言っているんだ！！、お前は罪を犯した罪人なんだよ！！！」
「やってないって言ったら・・・やってないんだよ！！！！！、あいつを殺すか？？！！この俺が・・・一番愛していたのに！！、なんで・・・殺さなくちゃいけないんだ」
その一言を言ったとき・・・頬がやけに熱かった、しりもちもついて痛かった
目の前には机もひっくりかえして、イスも倒して眉間にシワをよせた父がいた
「彼女さんの親御さんにどう俺達は頭をさげたらいいんだ！！！！！！！、・・・こんな息子、母さんも俺も・・・絶望したんだよ！！」
ああ、父の声が遠くで聞こえる。泣き叫んでいる
俺の両方の手にはてちょうが静かにかけられた
両親が良いと言ったんだ・・・大人しく付いて来いと若い刑事が俺に言った
「さあ、裁判だ、」
あれ、なんで俺、こんなことになっているんだ？
「・・・有罪、死刑とする！！！！！」
裁判長、なんでそんなことになっているんだ？
なんで俺は有罪で死刑なんだ？
なんでだ？
もう、戻れないのか？
俺はやっていないのに
- Re: 奈落 ( No.2 )
- 日時： 2011/07/25 20:01
- 名前： ひやわ （ID: XpdUVwMT）
- 参照： http://ひやわ◆hiyawa4
続きがこんなに気になったのは久しぶりです。
楽しみにしております^^
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