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裏切りの世界
日時: 2011/07/26 17:07
名前: 羅螺 (ID: VTrHJ6VV)

    ようこそ 裏切りの世界へ


この世のありとあらゆる場所に存在する「裏切り」

人間と言うのは恐いものものだ。誰がいつ、裏切るかも分からないこの世界で人を信じて生きている。その人を信じれる完璧な根拠なんてどこもないのに、仲良く平和に暮らしている。私はそんなこの世界に生まれた。でも、私も最初は人を信じていた。大好きな友達と恋人に囲まれ、幸せに生きてきた。しかしこの「友達」そして「恋愛」のせいで私は変わってしまった。私が変わってしまったのは今から1年ほど前のこと。

私は何より友達が好きだった。ともに笑ったり、泣いてたり、できる。何をするにも友達と一緒だった。

「ともっち、一緒に帰ろう。」

ともっちは私の親友。そして私の一番の理解者。

「ねぇ。ウチ今日学校でさ、スカート曲げてんのばれてチョー怒られた の。もうマジむかついた。」

私がそんな話をしていると、ともっちはいつもこう言う。
「曲げてる人が悪いんだよ。羅螺(らら)はおしゃれだから、曲げたい 気持ちも分かるけど、校則はしっかり守んないとね。」

「は〜い!」

ともっちは少し天然入ってるけど、やさしくて、まじめ。友恵に言われると私は素直に受け入れた。

         翌日

帰りのかいを終えて、すぐに行ったのは、友恵の教室。

「一緒帰ろ!!」

「ごめんね羅螺ちゃん。今日は他のお友達と帰るんだ。だから一緒に帰 れない。ごめんね。」

「わかった。じゃあ明日ね。」

友恵に新しい友達が出来たんだ。
私は嬉しかった。控え目な友恵に新しい友達が出来るのは、久しぶりだったから。

「明日は一緒に帰ろっと!!」

次の日。放課後私が教室に行くと友恵は友達と楽しそうに話していた。
友恵はすぐに私に気がついた。

「あ〜。羅螺っち。この子私の友達の魅々(みみ)ちゃん。」

羅螺っちなんて初めて呼ばれた。なんか明るくなった。そう思っていると、

「どうも。はじめましてだね。ウチ魅々っつーの!!とりあえずョ   ロ!!」

「あ、ウチ羅螺っていいます。よろしく。」

友恵の友達はとても以外だった。
「一緒帰ろ!!」

「ごめん。今日も魅々と帰るんだ!」


それから、一週間一緒に帰ることはなかった。

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Re: 裏切りの世界 ( No.1 )
日時: 2011/07/30 10:34
名前: 夏空 (ID: 6ARtc3ZP)

すごいどきどきします。

わたしもこんな作品書ければな・・。

とおもいます。


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