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もし、誰もが人を殺せたら?
日時: 2011/08/02 20:40
名前: 前城刹那 ◆cSsNy1w6Kk (ID: iCAwesM8)

あなたの生活の身近に入り込んできた「携帯電話」

もしこの携帯電話が、殺人兵器となったのならば・・・?


ってな感じです。戦争ものです。

一生懸命書くので、できたら読んでください(笑)

<プロローグ> 下に表記

<あらすじ>

<第一章>


<プロローグ>

現在の戦争でも、主に使われている兵器は銃である。

日本では、この銃を一般人が持つことを禁止されており、入手も困難である。

だが・・・携帯電話は誰でも持っているだろう?

・・・携帯電話を銃にしてしまえば良いのだ。我々の会社はそれを開発した。

今から、試作実験を行う。場所は、日本の小さな島だ。

この携帯を一般人に持たせたら・・・面白いことが起きるだろう・・・


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Re: もし、誰もが人を殺せたら? ( No.1 )
日時: 2011/08/02 20:54
名前: 前城刹那 ◆cSsNy1w6Kk (ID: iCAwesM8)

第一話「携帯電話」

「キモい・・・」

「いやっ・・・目が合ったわ・・・」

「ほんとにっ・・・どうして学校に来てるの?」

これが、私はいつもこんな言葉を投げられている。

死にたい・・・何度も思った・・・

でも、高校に行きたい。受験をして、高校に行かなくちゃならない。

「結奈!結奈!」

母親に呼び掛けられ、私はハッとした。

目の前には、大きなテレビ。私は白いソファに座っている。

「どうしたの?ぼーとしてたよ。」

私の姉である、音音 麻奈(おとね まな)は、軽い口調で私に話しかけてきた。

「うん・・・ちょっとね・・・」

いじめられていた・・・なんて私は言えなかった。言うことができなかった。心配されたくなかったからだ。

「今日、お隣のおばあさんの家に、東京からお孫さんが来ているんだってさ」

私は、麻奈の調子に合わせるように、へぇ〜と返しておいた。

「あ、後、これね」

そう言って、麻奈は、私に携帯電話を、ぽんと投げてきた。

「何・・・?新しいの買ったの?」

「違う違う。これは、ハードマネー社最新型の携帯電話だよ。私たちが住んでいる地域が、試作地域になったんだってさ」


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