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終焉の道化師
日時: 2011/08/02 17:56
名前: 礼 (ID: 5MQ4cIeK)


   「信じて、君を────」


       やられたら、やりかえす。 





■主な登場人物


マラ/Mara  十六歳、女 

青葉/Aoba  十七歳、男 

いろは/Iroha  十五歳、女 

アレン/Allen  十六歳、男


Page:1



Re: 終焉の道化師 ( No.1 )
日時: 2011/08/02 18:00
名前: 礼 (ID: 5MQ4cIeK)







初めまして、礼(レイ)です。 今回初めて小説を書くことにしました。
このお話はファンタジーがメインとなっております。 ファンタジー大好きなんでw
あと、すこしグロイ描写が出てくるはずですので、苦手な方はバックして下さい!

ということで、
コメントやアドバイスなどいただけると嬉しいです!





グロイ描写が苦手
更新速度が亀とかありえない
誤字、脱字とかふざけんな!

という方はバックして下さい<(_ _)>

Re: 終焉の道化師 ( No.2 )
日時: 2011/08/02 20:11
名前: 礼 (ID: 5MQ4cIeK)


<幕開け>




白い桜に永久の誓いを。
星が舞えば、全ては世界となる。






<一言目>



「おはよーございます、鬼さん」

気がつくと、目の前に見知らぬ若い男の顔があった。 年齢は十六か十七歳くらい。
男のくせに小さい顔で、ちょっと童顔。 海みたいに真っ青な目が印象的だった。


「………あの、あなたは?」
「早速しゃべれるの? さすが鬼だね、回復力が早い」

少し頭痛がするが、私は身体を起こした。
若い男はそう言いながら、私の質問を無視して話を続ける。

どうやら、ここは部屋のようだ。
真っ白な壁に、黒い床。 なかなか大きな部屋である。
そして黒いドア。 あとは何もなかった。


私と若い男のほかに、まだ目覚めていない人が二人。 男女だ。


一体、ここはどこだ? 
この人たちは、誰なんだ?



「ね、君、鬼族だろ?」
若い男は私の角を指差して、楽しそうに訊いてきた。


「そうよ、私は鬼族。 鬼族の、マラ」
「ふーん……、マラっていうんだ。 良い名前だな」


男は少し笑顔になると、右手を差し出して、
「俺は青葉っていうんだ。 よろしく」

「……よろしく、おねがいします」
私も手を差し出して、お互い握手をする。 




「ねえ、ところでここは?」

部屋の中央にドッカリと座っている青葉に訊いた。
青葉は私を見ると、まだ目覚めていない二人に視線を移した。


「密室だよ、俺たち四人だけの」
「……あなたがやったの?」

「まさか! 俺を疑うの? やめてくれよ、嫌だなぁ」
「じゃあ誰が? どうして?」
「知らないね、俺は。 俺もさっき気がついたんだから」



何が起こっているんだ?
私は再び部屋を見回した。


白い壁、黒い床、黒いドア。
最初に目覚めた青葉、次に目覚めた私、まだ目覚めない男女。






<おはようの声>


俺が目覚めたのは、この四人の中で一番だった。


俺の他に、男が一人、女が二人。



保留。


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