ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

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タイトル?ねぇよそんなもん
日時: 2011/08/04 23:36
名前: 銀弧 (ID: iF4FKrrS)

はじめまして!わたくし銀弧ともうします!
はい。えっと、この小説は国語の夏休みの宿題?みたいな感じのやつですね
小説をかいてこいとい訳ですねw
一回ここでかいてまたやり直しをしようかなとw

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Re: 家族。 ( No.1 )
日時: 2011/08/04 22:48
名前: 銀弧 (ID: iF4FKrrS)

   パチンッ!と渇いた音が母と俺、二人だけの部屋に響くのを聞いてから数秒後、麻痺した俺の頭からようやく痛みという名の信号が頬に走った。
言葉も出ないまま、息子を叩いてしまった手を見つめながらも、母は俺に背中を向けて泣いていた。
なにも言えなかった、その痩せ細った背中に言葉をかけることさえ出来ずに、ただただ俺はこの家から逃げ出した。
 ひたすら我武者羅に走り続けていた、なにも考えたくなかった
それなのにひっきりなしに頭の中に浮かぶのは初めてみた母の涙。
なぜ、どうしてこうも上手くいかないのか…
もう何もかもがすべて偽善にみえてきて、自然と溢れる涙もそのままに暗い道のりを走った。

 父は俺が物心つかない頃にはすでに母瑞江と小さかった俺を捨てて他の女のところにいってしまった。
あとに残されたのはわずかな慰謝料と家族三人で住んでいた小さなマイホーム。母はまるで微かに残る父の匂いから逃げるように父が残してくれた遺産の一つでもある家を売り払い、そのお金の一部で小さくもろい家を借りた。
そしてもう一つ、父が残したものは「芦田真守」という名の一人息子である俺であった。
父と母の話し合いの結果、母の頼みにより俺は母子家庭の子供ということになった。
父がいなくなってから数週間、母はつねに俺に言い続けた。
「あなたが悪いわけじゃない、悪いのは馬鹿だった私のせいよ」
そう俺に言い続けるその目は俺にある父の面影に謝罪するようだった。
 時がたつにつれ、次第にその言葉をいわなくなった母は反対に元気が出てきてついに長い間休んでいた仕事に復帰した。
俺は順調に育って、十年余りの時がたち、俺は高校入学その日を迎えた。




一個目のネタがこんなかんじw

Re: タイトル?ねぇよそんなもん ( No.2 )
日時: 2011/08/05 21:20
名前: 銀弧 (ID: yJbSBs4g)

  マライアはまだ完全に日の昇りきっていない薄ら寒い朝方にぱちりと目が覚めた。
夢の合間を彷徨いながら、自分の寝床の隣にある庭に接する窓から何かが落ち葉を踏みつける音を聞いたのだ。
マライアは飛び起きてすぐに窓の外を確かめたが、霧がかかっておりそのせいでよく見えなかった。
マライアは横に立てかけてあったぼろい箒をしっかり握り締め、この家唯一外へと続く扉ににじりよった。
誰かが庭に不法侵入したのかもしれない、この町の治安を考えれば「強盗」なんてどこにでもありえることなのだ。
もしも強盗や危険人物に出会ったとき、マライアは自分と病弱な母を守るために護身術を覚えていた。
しかし、もし相手が武装していたら?ぼろい箒一本のマライアに勝ち目はない。
はぁ、と一息入れて呼吸を整え、扉に手をかけ、ノブを回すほんの一瞬ちらりと母が眠るベットをみた。
どうか、なにごともないように。
扉に力をかけるとギーッと古びた音を立てながら扉は開き、しっとりとぬれた空気が部屋の中を駆け巡った。



二個目がこんな感じ、どっちがいいかなぁw


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