ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- フクシュウ
- 日時: 2011/08/15 14:18
- 名前: ★逢夢☆ (ID: 2ft.mOaW)
初めまして!!
“フクシュウ”というのをやりたいと思います=3
たぶん…続きません←ぇ
まぁ、気長に…ね。
よろしくお願いします><!!
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- CHARACTER ( No.1 )
- 日時: 2011/08/16 10:11
- 名前: ★逢夢☆ (ID: 2ft.mOaW)
CHARACTER
キャラクター1
柊 香苗(ヒイラギ カナエ)
中学2年 13歳
*葵と親友だったが、小さなことから始まったケンカによって色々なことが壊れていった。
キャラクター2
葉月 葵(ハヅキ アオイ)
中学2年 13歳
*香苗と親友だったが、香苗によって全てを終わりにされた。
キャラクター3
葉月 まいか(ハヅキ マイカ)
大学2年 21歳
*葵と年の離れた姉妹。たまに歪んだ愛情を見せる。
- CONTENTS ( No.2 )
- 日時: 2011/08/17 09:42
- 名前: ★逢夢☆ (ID: 2ft.mOaW)
CONTENTS
CONTENTS >>2
あいさつ >>0
CHARACTER >>1
STORY
PROLOGUE >>3
第1章
#1 親友 >>4
#2 昨日 >>5
- PROLOGUE ( No.3 )
- 日時: 2011/08/15 15:02
- 名前: ★逢夢☆ (ID: 2ft.mOaW)
PROLOGUE
あたしたちは、放課後だれ一人いない学校の階段の踊り場でくちゲンカをしていた。
「だから…葵は香苗のことが心配なんだよ…!!」
「…っ!!」
本当に、本当に小さなことから始まったケンカだった。
「葵はいつもいつもそう。あたしのこと心配だとか言っていい子ぶってる!何?あたしへの当てつけ?あたしよりあんたの方が何でもできるって言いたいの?」
「なっ…そんなんじゃないっ!!」
「もういい!!あんたなんか…絶交よ!!!」
ドンッ!!
あたしはわざと葵にぶつかった。
そして走って階段をかけおりた。
バキィィィ!!
奇妙な音が学校中に響き渡った。
それでもあたしは振り向かずに学校を出た。
- フクシュウ ( No.4 )
- 日時: 2011/08/16 10:08
- 名前: ★逢夢☆ (ID: 2ft.mOaW)
第1章 #1 親友
SIDE香苗
きずいた時、あたしは葬式の真っ最中の中にいた。
「葵、警察によると背骨折れて即死だったらしいよ。」
「直視できないぐらい体折れてたんだって。」
「かわいそうだよね…。」
そんな話をクラスの子たちがしているのをあたしはこっそり聞いていた。
葬式が終わり、休憩のため各部屋へと移動した。
部屋に移動している途中、担任があたしに話しかけてきた。
「葵ちゃんとは仲良かったのに…残念ね…」
担任は顔にハンカチを抑えて涙ながらに言った。
あたしは涙なんかでない。
だって悲しくないから。
みんな泣いてるのに一人だけ泣いてないっていうのは、おかしなこと?
正直でいいんじゃない?
あたしと葵は昨日で親友を終わりにした。
親友なんてもういらない。
なんでもわかりあえるのが親友?
だったら、あたしたちは本当の親友じゃなかったんだよ。
だって、葵は私の気持ちを何もわかってなかったんだもん。
そしてあたしは昨日のことを少しずつ思い出していた。
…あの時、あたしが葵にわざとぶつかって、そのあと奇妙な音が学校に響いた。
って、ことはあたしのせい?って、思ったけど、罪悪感が何も生まれてこなかった。
- フクシュウ ( No.5 )
- 日時: 2011/08/17 09:45
- 名前: ★逢夢☆ (ID: 2ft.mOaW)
第1章 #2 昨日
SIDE香苗
「だって、香苗は走っちゃいけないんだよ!?それなのにどうして、陸上記録会で800メートル走に出るって言ったの!?」
「葵には関係ない!!」
あたしたちはこうやって、もめあいをしていた。
あたしは、昔から走ると発作を起こす体質であんまり走っちゃだめだって言われてた。
でも、今は違う。
走らないといけないんだ。
葵に勝つためにも——…
「だから…葵は香苗のことが心配なんだよ…!!」
「…っ!!」
こうやっていつもいつもあたしのことばかり気にかける葵がウザくなった。
周りからは親友、親友って言われてるけどそんなにあたしは葵が好きじゃなかった。
勉強も、運動も、小学校低学年のころはそんなに差がなかったのに、大きくなるにつれて葵の方が先を行くようになった。
そんな葵が憎かった。
小学2年から知り合ったあたしたちは、趣味があったかなんかで仲良くなり始め、親友までになった。
でも今は——…
「葵はいつもいつもそう。あたしのこと心配だとか言っていい子ぶってる!何?あたしへの当てつけ?あたしよりあんたの方が何でもできるって言いたいの?」
「なっ…そんなんじゃないっ!!」
「もういい!!あんたなんか…絶交よ!!!」
そう言って、あたしは葵との縁をここで最後にした。
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