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「シアワセゲーム」
日時: 2011/08/19 22:28
名前: 留衣 (ID: pVoFPF2t)

なーんかよくありがちな感じの小説です。
書くの初めてなんで駄文許してください…

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Re: 「シアワセゲーム」 ( No.1 )
日時: 2011/08/19 22:32
名前: 留衣 (ID: pVoFPF2t)

アイウラ サチ  ネンレイ 17 
ハハガジョユウ ヨウシタンレイ セイセキユウシュウ 
ウンドウノウリョクモタカメ





ジリリリリリリ・・・目覚ましの音がけたたましく鳴り響く。

学校・・・。

幸は寝ぼけていたせいかドアの角に足をぶつけてしまった。

痛い!

「何なの幸。朝っぱらからうるさい…!」

下の部屋から母のかん高い声が聞こえる。             

母・・・母は、

幸にとって一番嫌な存在だ。

幸は母の言葉を無視し階段を下りる。

「幸、私今日遅くなるから。」

・・・いつものことだ。

母は大女優。(らしい。私は知らないが) いつも仕事仕事仕事・・・。

最近、二人で出掛けたのはいつだったか・・・。

ふと そんなことを考えてしまう。

それは私が普通の生活を望んでいるからだろう。

父は私が幼かった頃に死んでしまった。

原因は分からないままだ。

・・・嫌なことを思い出してしまった。

早く学校に行かなければ・・・。



「幸! おっはよぉ〜〜〜〜!」

「え?あ、ぁ おはよう」

「サイアク!今日テストだ!!!」

「え!?マジ?今日だっけ!!!やばっ!」

「幸ぃ〜〜どーしよぅ・・・。」

「はい」

私はノートを手渡す

「サンキュー 幸!このご恩は一生忘れませんっっ!!!」

うざっ!

「はいはい」

「あっ!次アタシー!!」

「ズルっ!ウチだよっ!」

・・・ったく どいつもこいつも

「昨日見たよー テ・レ・ビ!」

「いいよな〜幸はおかーさんはあの大女優!大久保美香!」

「マジうらやましー!」

「でも親が女優ってスゴイ大変だけど…。」

「でぇぇぇもぉぉぉ!!!ウチらにとったらスゴイことなのっ!」

「しかも幸、おかーさんに似て美人だし!」

「アタマいいし!」

「えーっ。そんなことないよ。」

テメーらが努力してねぇだけだろ!!!

「でぇ幸ぃ…?」

「ん?」

「トボケないの!昨日 小林センパイにコクられてたでしょぉ!!!」

「え、あ、うん、そうだっけ?」

そんなのいちいち覚えてねーっつの

「小林センパイ!?」

「マジィ!?ちょっ、ちょっとぉ嘘だと言ってよ幸ぃ〜!!!」

「あぁ…さようならアタシのあこがれ………」

うっせぇ。あんな奴のどこがいいんだガキ!

「で、どうなの?」

「あ、うんアタシにはモッタイナイからって」

「えええぇぇぇーーーーーーーーっ!!!!!!!!!」

「断ったのぉ!?」

「意味わかんねーーーーー」

オマエラノホウガイミワカンネー

「いや…だって さ、みんなのセンパイ ? だし」

「うそーーアタシタチのためにぃ!?べりぃさんきゅうううぅ!幸!」

テメーらのためとは一言も言ってねーし

「まぁね。」

「おーい、お前ら!HRはじめるぞー」

「ヤバッ!センセー来たよ!!!」

「ほら、早く席着かないと。」

「わかりましたぁー!あ、ノート後で返すーーー」

「わかったー。」

やっと解放された。いつも迷惑。

テスト勉強なんかやったことないけど

アタマいいって言われる

特に何にも気にしてないけど

カワイイとか美人って言われる

でも

だから何なんだよ!

言われたからって何なんだ!

それで金がもらえるわけでもねーし

ほんとに意味わかんねーよ

周りにはクソばっか!自分のことしか考えてない馬鹿共。

…なーんて私が思ってるなんてあの能無したちは考えてもいないんだろう。

でも、まぁそんなこと考えていると自分の頭がおかしくなってしまう。

…何だかんだ言っても結局私も「ジコチュー」なんだろう。



「…………で、ここが答えとなる。…おい相浦!聞いてんのか!」

いえ、全く

「あ、寝てましたー。あははっ。」

「あははっ じゃないだろ!ちゃんと聞いとけ!」

「すみませーん。いごきをつけたいとおもいまーす」

「じゃあ、この問題解いてみろ。」

「へーい。」

カッカッ カッ

「これでいいんですか。」

「…正解だ。」

「うわ〜さっすが幸!」

「てんさーい!しゅうさーい!」

「ふっ、こんなの私にかかれば楽勝なのさーー。」

「うわっ!ムカつくよ!!!そのドヤ顔ww」

うわっ!テメーらの顔の方がムカつくよ。

キーンコーンカーンコーン



「……ねぇ!幸!今日ヒマー?」

「あ、今日は無理だよ。」

忙しいんですよ。テメーらと違ってww

「ちぇーーっ!じゃぁまた明日ー」

「うん。分かったー」

「じゃあねえーーー」

「ばいばーーーーーーい!!!!!!」

「ばいばーい。」

はぁ、やっと自由だ。さっさと帰ろうか。

そう思い、靴箱に手をかける

“パサッ”

「…何。」

靴箱に手紙がはいっているのは、珍しいことではないが

「黒い…・・・何コレ」

黒い封筒?いや、カードか…真っ黒だ。






『アイウラ サチ様

貴方を「シアワセゲーム」にご招待致しましょう。』









「………シアワセ…ゲーム?」


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