ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

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伝説の戦い
日時: 2012/02/19 18:13
名前: コウタ (ID: gOBbXtG8)

クリック感謝いたします。
僕の小説「アドベンチャーライフ」があやふやになってしまったので、ここで新たな小説を作成しました。身勝手で申し訳ありません。

登場人物は「コメディ・ライト」の「ハチャメチャな日常生活」から登場いたします。

登場人物ですが、色々と設定の変更がありましたので、新しく作りました。これもカテゴリ別にいくつか増やしていきます。

エピローグ

4110年2月22日
この時、国が二つに分かれていた。
一方はヴァルキリー王国、一方は魔界ウリゼルと、大地を半分に割ったような国境があり、この二つの国は戦いを繰り広げていた。

戦いの理由は、500年さかのぼる。

この地球は、かつて異次元空間に存在する魔界と交流を持っていた。
しかしある日突然、異次元空間の扉である「異界の門」から何ともいえない魔物や邪悪なオーラをまとう「人」、暗黒雲が流れ出た。そして魔界の王「アルスタント」は地球を裏切り、異様な力を使いわずか1年で地球の半分を占領。残った土地は一致団結し、抗っている。そんな中、王国に8人の救世主が現れた。
彼らは魔界軍を蹴散らし、コレもまた彼らだけで攻撃を見事に退けた。
しかし、魔界の王アルスタントが現れた。
8人はアルスタントと死闘を繰り広げ、なんとかアルスタントを倒した。
そして8人は遺跡に眠りにつき、王国は平和を感じていた。
それもつかの間・・・
閉ざされていた門が再び開き、また半分占領されてしまった・・・
そして現在にいたる・・・


登場人物 主人公編 >>2
     王国人物編 準備中・・・
     魔界軍編  編成中@準備中・・・


小説一覧
出会い、旅立ち>>1
迷い、出会い、知る>>5
スージーの治癒、ここだけの本心>>6
砂漠の戦士>>7
シャドウの講習>>8

Page:1 2



Re: 伝説の戦い ( No.5 )
日時: 2011/09/03 19:38
名前: コウタ (ID: hoeZ6M68)

シャドウ「・・・」
ヨハネス「・・・」
シャドウ「・・・ここどこだ?」
ヨハネス「俺に聞くな」
シャドウ「即答もほどほどに」
ヨハネス「・・・わーかったよ。森の中だ」

1時間後

シャドウ「・・・」
ヨハネス「・・・ここどこだ?」
シャドウ「僕に聞くな」
ヨハネス「即答もほどほどに」
シャドウ「さっきと同じ会話パターン・・・」

一方そのころ

スージー「あら?どこかしら」
フォルテ「森の中でしょ」
スージー「それくらい分かってるよ」
フォルテ「ひょっとしたら分からないかなと思ってさ」
スージー「黙りなさい」
フォルテ「にょがっ」←ひっぱたかれた



シャドウ「おい、あそこに人影が」
ヨハネス「道聞いてみようぜ」

シャドウ「すいません、この森の」
ヨハネス「わーお美しいお嬢さん!俺ヨハネス。仲良くしようぜ」
スージー「は、はぁ・・・?」
シャドウ「コイツの事はほっといて、それより、抜け道知りませんか?」
スージー「私達も迷っているわ」
ヨハネス(スルーされた・・・)
フォルテ「私達、故郷を襲ったガルンを探しに旅してたんだけど、この森で迷ったの」
シャドウ「奇遇だな。僕達もガルンを追っている」
スージー「そうなの。なら、一緒に旅しましょう?戦友として」
シャドウ「どーする?ヨハネス」
ヨハネス「お嬢さんならいつでも歓迎だぜ!」
シャドウ(こいつ、ただの女好きか)
スージー(ヨハネス・・・と言ったかな、この人、危ない人?)
フォルテ(ヨハネスだっけ?この人いけない人?)
ヨハネス「さー行きましょう!」
スージー「きゃ、ひ、引っ張らないで!」
シャドウ「おいヨハネス!」
ヨハネス「ぐへ!?」←殴られた
シャドウ「申し遅れたな。僕はシャドウ。こいつはヨハネスだ」
スージー「私はスージー。で、この横にいる子は・・・」
フォルテ「フォルテだよ!よろしく!」
スージー「じゃあよろしくね。あ、言っておくけど私達は戦友だからね。特別感情は持たないでよ?」
シャドウ「ふん・・・」
ヨハネス「そんなぁぁぁぁぁぁ」
シャドウ「そんなにへこまなくても・・・」
フォルテ「と、とりあえず真っ直ぐ行ってみよう」

30分後・・・

ヨハネス「切り開けるどころか・・・」
シャドウ「かえって奥へ行ってるような・・・」
スージー「疲れた・・・」
シャドウ「この辺で休憩すっか」
ヨハネス「薪持ってくる」
シャドウ「まあ、ここならいいか」
ヨハネス「いってくる」
フォルテ「あ、私も!」
そういって、残ったのはスージーとシャドウ。
スージー「あのさ、さっき特別感情は持たないでっていったでしょ?あれは、ヨハネスを追い払うために言ったの。だから、貴方は別にいいの」
シャドウ「特別感情が生まれるかどうかなんだけどな」
スージー「ふふ。私なら、貴方をいつでも受け入れられるからね♪」
シャドウ「考えておこう」
スージー「う、うん」
シャドウ「どうした?」
スージー「胸が、苦しい。助けて、シャ・・・ド、ウ」
シャドウ「スージー。待ってて、薬草調合してくるから」
スージー「あ、ありがと、う・・・」

行き先にて・・・

シャドウ「急げ!」
ヨハネス「あれ、シャドウ?どうしたそんなに急いで」
シャドウ「スージーが倒れそうなんだよ」
フォルテ「私、一回戻る。あれは多分、持病だから」
シャドウ「じゃ、まかせた」

こうして・・・
シャドウ→薬草探し

ヨハネス→薪探し

フォルテ→スージーの治療

となった。

シャドウ______
「さて、どいつかな」
手当たり次第に探したが、薬草は簡単に見つからなかった
「おかしいな。昔は豊富にあったのに、魔界の扉のせいか?」
魔界の扉がこじ開けられれば、自然界にわずかな影響を及ぼす。しかし、奥へ行けば行くほどシャドウは不思議で仕方がなかった。わずかといえど、植物が枯れるなんて。
「おかしい。こんなに枯れるはずがない。水も豊富なのに」
木自体は枯れていないが、葉が落ち葉になる寸前だった。季節の植物に加え、一年草まで。
「ち、帰るしかねぇか」

ヨハネス______
「なーんか自棄(やけ)に落ち木が多いな。悪かねェが」
ヨハネスがいる一帯には、焚き火にもってこいな木がたくさん落ちていた。枯れた木変わり、草などがたくさん生えていた。
「ま、いっか」

フォルテ______
フォルテ「大丈夫?」
スージー「あ、ありがとね」
フォルテ「この治療法、シャドウにも教えてあげないとね」
スージー「ヨハネスはやめてよ」
フォルテ「うん。あの人、危ない人だしね」
スージー「たしかに、ね」
フォルテ「そーなんだってぇ!だってさぁ〜」

その後二人は井戸端講義会を開始した。

そして20分後___
シャドウ「帰ったぜ・・・って」
ヨハネス「なんだ?この井戸端講義会は・・・」
シャドウ「暫くの間、近づかないほうがいいかもな」
ヨハネス「そこに隠れよう」

3時間後______
スージー「それにしてもあの二人、遅くないかな?」
フォルテ「確かに」
シャドウ「(ヨハネス、今じゃないか?)」
ヨハネス「(じゃあ、せーので行くぞ。せーの・・・)」
シャ&ヨハ「ただいま」
フォルテ「あ、おかえり!」
シャドウ「待った?」
スージー「いいえ」
フォルテ「あ、シャドウ!スージーの治癒法教えておくよ」
シャドウ「せっかくだからお願いするか」
フォルテ「こっちきて」
ヨハネス「俺にも教えてくれ」
フォルテ「ごめんね。スージーからの頼みで教えれないの」
シャドウ「(あっさり笑顔で言いやがったコイツ・・・)」
ヨハネス「えええええええぇぇぇ」
シャドウ「・・・なんでお前はそこで落ち込む?」
ヨハネス「シャドウ!考えてみろ!この美人に治癒という名のエスコートして恋心をつかむのが男だろ!」
シャドウ「それはどこかの女好き。それかストーカー」
フォルテ「(あっさり言ったね。シャドウ・・・)」
ヨハネス「ひでぇ〜!!」
シャドウ「フォルテ、行くぞ。相手するだけ、時間の無駄だ。スージー、煮るなり焼くなり好きにしな」
ヨハネス「車道のひーとでーなしーーーー!!!!!!」
シャドウ「字、間違ってるから」

Re: 伝説の戦い ( No.6 )
日時: 2011/09/04 13:20
名前: コウタ (ID: hoeZ6M68)

そのあと、シャドウはスージーの治療法を教えてもらうためにフォルテと共に奥地へ赴いた。フォルテ曰く、ヨハネスに知られてはいけない内容らしい。

シャドウ、フォルテ___

シャドウ「・・・なるほど。じゃあ、発作の種類によって対処法が変わるんだな」
フォルテ「うん。種類は3つだよ。咳が止まらない時、頭痛、呼吸困難」
シャドウ「おいおい」
フォルテ「まず、咳が止まらない時は水を飲ませた後に背中をさすってあげて。目安の位置は・・・ブラジャーの辺りかな」
シャドウ「アイツしてるのか?」
フォルテ「大きさ的にするでしょ。してない日もあるけど、位置くらい分かるでしょ?」
シャドウ「ま、まあな」
フォルテ「次、頭痛の時はね、安らぎを与えて」
シャドウ「でもどうやって?」
フォルテ「まあ、単純に言えば、要求を解決してあげればいいけど」
シャドウ「単純・・・」
フォルテ「頭痛の発作は精神的に苦痛を与えられたり、心配事があったり、悩みがあったり、そんな感じだからさ」
シャドウ「なんのトラウマだろう・・・」
フォルテ「私も知らない。次、呼吸困難はね、どこかに座らせて、後ろから胸に手を当ててあげて。あ、あっち系の胸じゃないからね!」
シャドウ「わかってるっつーの!心臓の辺りだろ?」
フォルテ「うん。これも安らぎで直るから、君だと直りが早くなるかもね」
シャドウ「・・・これはヨハネスに渡ったらヤバイな」
フォルテ「わかるでしょ!?さ、もどろう」

ヨハネス、スージー___
ヨハネス「・・・髪、長すぎないか?」
スージー「気のせいじゃない?」
ヨハネス「・・・」

ヨハネス「何気に露出の多い服だな」
スージー「動きやすいの」
ヨハネス「それならジャージとかでも良くね?」
スージー「・・・着ているところをイメージしてごらん」
ヨハネス「・・・・・・・・・なんか変」
スージー「でしょ?」

こんなしょーもないしみじみした会話が続き、ついにヨハネスは・・・

ヨハネス「っ〜〜〜〜ぁぁあああああもう!何だよこの空気の重さは!」
スージー「静かにして。頭が痛い」
ヨハネス「今の言葉は何故かきつく感じる」
シャドウ「ただいま」
ヨハネス「シャドウ、いいとこに来た!なんかテンションあげてくれ!こんな空気の重い雰囲気は耐えれない・・・」
スージー「うっ・・・」
フォルテ「どしたの!?」
スージー「頭が・・・痛い・・・」
フォルテ「シャドウ」
シャドウ「あいよ。スージー、大丈夫か?」
と言いつつ、シャドウはスージーの頭を撫でてやった。
スージー「・・・・・・///あ、ありがとう。なんでだろう、なんか安心するなぁ」
シャドウは黙ってフォルテにアイコンタクトをした。フォルテも返した。
シャドウ「(フォルテ、今回の原因は?)」
フォルテ「(多分、ヨハネスの大声だと思うよ)」
シャドウ「(やはりな)」
そんな会話をしながらシャドウはスージーの頭を撫で続けた。
シャドウ「スージー?顔真っ赤だけど?」
スージー「な、なんでもないよ。ほんとに」
シャドウ「???」
そのあと、シャドウとヨハネス、スージーとフォルテに分かれて食糧確保に向かった。

シャドウ、ヨハネス___そこらへん
シャドウ「それ毒草だ」
ヨハネス「え!?こんなにうまそうなキノコなのに?」
シャドウ「それは確かイッポンシメジだ。シメジに見えるが、裏のひだを見てみろ」
ヨハネス「あ、ピンク色だ」
シャドウ「だろ」
ヨハネス「お前いつの間にそんなに山菜採ったんだ?」
シャドウ「コツコツとな。松茸にシメジ、パパイヤ、ゼンマイ、栗、自然薯って言う山芋とか、やまぶどう、リンゴ・・・その他色々」
ヨハネス「・・・」

スージー、フォルテ___近くの川
フォルテ「ねぇ、スージーって、シャドウの事が好きなの?」
スージー「フォルテ!いきなり何よ」
フォルテ「だって、頭撫でられてた時スージーったら顔真っ赤になってたよ?」
スージー「・・・誰だって頭撫でられたらちょっとは赤くなるでしょ」
フォルテ「隠さなくてもいいじゃん」
スージー「も、もう」
フォルテ「ふふ」

Re: 伝説の戦い ( No.7 )
日時: 2011/12/23 16:56
名前: コウタ (ID: gOBbXtG8)

あれから鍋を食べて元気を出した4人は、開けた場所へ出ていた。
フォルテ「あそこって・・・」
スージー「エクスオアシスじゃない?」
シャドウ「エクスオアシス?」
ヨハネス「砂漠のくせに水が豊富で、産業があまり発展しないまま豊かに暮らす人々が印象的な町だ。カウボーイ達の憩いの場だな」
フォルテ「あとね、あそこには凄腕の剣士がいるって話だよ!?」
シャドウ「剣士?」
スージー「なんでも、黒い服を身にまとって、身の丈ほどの大剣を駆使するらしいよ?それでいて動きが素早くて・・・」
シャドウ「んだ?そいつは・・・」
ヨハネス「俺が知ってる。そいつは確かマーティンだ。過去に何度か面識があるんだが・・・」
シャドウ「どした?」
ヨハネス「いや、なんでもない」
フォルテ「それに・・・なんだろう。お祭りなのかな?さわがしいよ?」
シャドウ「違うな」
ヨハネス「何故断言できる?」
シャドウ「簡単だよ。あんな悲鳴の聞こえる祭りがあるか?」
ヨハネス「確かに・・・じゃあなんだ?」
シャドウ「この気配・・・・・・・・・・・・・・・黄泉の亡者?」
スージー「えぇー!?そしたらまたガルンがいることになるの?」
シャドウ「団体で黄泉の亡者が現れたら、大体、いや、必ず近くにガルンがいる。それにあんな悲鳴が聞こえてきたら絶対何かがある。そして霊感のある僕には亡者の気配を感じ取れる。ここから数百メートルはあるであろう、あんな遠距離から気配がしたら相当な数がいるに違いない」
フォルテ「じゃどうするの!?」
シャドウ「気付かれてもやばい。身長に近付こう」

そうして数分後・・・

シャドウ「いた・・・!」

そこにはイルズ村で起きた時と同じ殺風景があった。が・・・

ヨハネス「なんだ・・・?」
シャドウ「黄泉の軍団が・・・」
スージー「まさかの・・・」
フォルテ「押されてる?それも一人を相手に・・・」
ヨハネス「一人が軍団を相手に善戦だと・・・?あいつまさか」
シャドウ「マーティン・・・?」

シャドウの言葉は当たってるとしか言いようがなかった。
マーティンの特徴と「あの人」の特徴は見事に合致する。

ガルン「き、貴様・・・何者だ!!」
マーティン「俺の名はマーティン。漆黒の覇迅・・・」
ガルン「く、くそ・・・引き上げるぞ!」
マーティン「ふう・・・」
ヨハネス「おい、マーティン」
マーティン「久しいな。ヨハネス。その後ろの者は?」
ヨハネス「お前から左順に、シャドウ、フォルテ、スージーだ。ガルンを追う旅のお供だな」
マーティン「シャドウと言ったか、お前、どこかであったことはあるか?どこかであったような・・・」
シャドウ「初対面のはずだが?」
マーティン「思い過ごしならいいか」
ヨハネス「俺達はガルンを追っている。あいつを憎むのならお前も俺達と一緒に来い。効率がいいだろ」
マーティン「言われずともだ」

Re: 伝説の戦い ( No.8 )
日時: 2012/02/19 18:05
名前: コウタ (ID: gOBbXtG8)

マーティンが仲間になり、暫く進むこと40分・・・
ヨハネス「魔獣が多いな」
シャドウ「ところでヨハネス?お前ブレイク変化の技は使えるか?」
ヨハネス「なにそれ?」
マーティン「基本中の基本だぞ?」
ヨハネス「まじか!?」
シャドウ「これを機に覚えるといいな・・・スージー?頼む」
スージー「うん。じゃあまずは基本からだね。この地球にあるエアってわかる?」
ヨハネス「それはわかるけど・・・?」
スージー「じゃあいいね。シャドウ。お願い」
シャドウ「ああ」

そういうとシャドウは技を繰り出す。
すると足元に紋章ができた。

スージー「これは属性を持った技や術を使うとできるんだよ。これを使わないとできない技や術もあるからね」
ヨハネス「今まで疑問だったそれが解決してよかった〜」
フォルテ「・・・でもヨハネスって魔法の才能がなくない?」
シャドウ「なくても武器の属性で発生することがある。それを応用して武器を使い分けるのは賢明な判断といえるだろうな」
スージー「ヨハネスの場合は火だね。・・・えい!」

スージーは紋章に術をかける。すると紋章が白色から赤色に変化した。

スージー「さっきまでの白い紋章は紋章レベルが低いから簡単な変化しかしないけど、私みたいな魔術師によるBD変化を使うとレベルが上がって変化も楽しくなるよ」
シャドウ「たとえばこれだな」

そういって技を繰り出したシャドウの剣には爆炎が走り、シャドウの周りは炎の竜巻に囲まれる。

シャドウ「こんな風に剣の軌道や術の特性を使って上手に使ってけ」
ヨハネス「うーん・・・一回やってみて良い?」
シャドウ「ああ。まずは簡単な変化だ」

ヨハネスは火のBDを発生させ、その後斬撃を飛ばす。すると斬撃が火の玉になった。
ヨハネス「面白いな!」
シャドウ「次はレベルアップだ。スージー」
スージー「うん。・・・えい!」
シャドウ「スージーの発生させたBDで同じ事をしてみろ」
ヨハネス「あ、ああ」

そういってヨハネスは斬撃を飛ばした。すると斬撃が炎の鳥らしきものに代わり、前方へ飛んでいった。

ヨハネス「!?」
シャドウ「よくやったな」
フォルテ「すごいね!」
マーティン「じゃあいくか」

歩き始めて50分・・・

シャドウ「疲れたな・・・」
ヨハネス「でもここ都会じゃん」
フォルテ「途中で何もなくなったかと思えば、すぐに賑やかだね」
スージー「ここで補給をしていこうね」
???「あれ?スージー?」
スージー「?」

スージーが振り向くとそこにはジーナがいた。

Re: 伝説の戦い ( No.9 )
日時: 2012/02/05 18:48
名前: コウタ (ID: gOBbXtG8)

絶望か、希望か・・・

!!この話に関するネタばれがある可能性がありますのでご注意を!!

この話は、ずっと先の最終話のあらすじです。













ライト「私は、伝説の戦士、ライト。このシャドウの体に宿る精神だ。光の名にかけ、大魔王アルスタントの討伐にこの体を、精神を全てささげよう」

ヨハネス「ヴェラム王よ。これが唯一アルスタントに対抗できる術となるでしょう」

ジーナ「掛けるしかないと思います」

ヴェラム「・・・たのむぞ」



シャドウ「・・・僕の中にいる伝説の戦士の精神?」

ヨハネス「俺達はそれを知っていた。今まで黙っててすまなかった」

シャドウ「僕は今までこの「影の怨念」が使えるだけで旧世代人かと・・・」
スージー「ううん。それは違う。だってそれは、「ライトが作り出した偽りの精神」なのだから・・・。生きて帰って。大好きなんだから・・・」




アルスタント「光の戦士ライト・・・よくぞ四天王を打ち負かし、ここにたどりついた・・・それをたたえ、永遠の地獄を・・・味あわせてくれよう・・・」
ライト「こちらの台詞だ。「闇の戦士アスタ」よ。アルスタントなどと名前と魔界を作って封印した私が愚かであった。今宵こそは、魂すら切り裂き、復活の輪廻からはずしてくれる・・・」
アスタ「くくく・・・言うではないか・・・この地球ができてからの戦いであるが故・・・何千回、この「伝説の戦い」を起こしたのだろうか?」
ライト「俗でいう「伝説の戦い」がこれならば、数えて覚えるほどではない」
アスタ「ふ・・・まあよい・・・それより・・・後ろにいたお仲間だどうした・・・?」
ライト「く・・・」







ライト「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・、アスタ、ここに消滅す・・・」

ヨハネス「シャドウ!」

ライト「お前達か。私はライトだ」

スージー「ライト、よかった・・・生きてたのね」

ライト「酷だろうが、私はこの不届き者を連れて行かねばならない」

ジーナ「え!?」

ライト「コイツは不死身。故に完璧に殺すためには調和のために私という犠牲が必要なのだ」

フォルテ「そんな・・・」

ソニック「俺達の苦労は・・・」

ライト「無駄にはなっていない。おっと、時間だな。さらばだ諸君」

スージー「シャドウーーーーーー!!!」





1年後・・・
外で、イルズ村で日記を書いていたスージー
スージー「シャドウ、君がいなくなってから1年がたったよ。あれから色々なことがあった。新しい両親が見つかった私はイルズ村で暮らしてます。皆はそれぞれ帰ってしまったけど、私は元気で暮らしてるから」

スージー「あ・・・」

むこうから、見覚えがある陰が・・・


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