ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

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【オリキャラ】百鬼夜行〜集われし妖怪たち〜【募集中!】
日時: 2011/08/24 16:17
名前: 広瀬楓 (ID: teK4XYo.)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel2/index.cgi?mode

広瀬です!お久しぶりです。今回は、「妖怪」をテーマに書きます!
注意事項は下に書きますので守って下さい!

              !!注意!!
・少々グロテスクな描写があるかもしれないですので、そう言うのが駄目な方はお引き取り下さい。
・荒らしなどはお止めください。
・作者更新がすごく遅いです。ご了承ください。
・一行レスはお止めください。

オリキャラ募集します!下の応募用紙をコピペして使って下さい。

————————キリトリ————————
名前「」
(↑フリガナも付けてください)
年齢「歳」
(妖怪の場合)種族「」
性格「」
主人公との関係「」
その他「」
————————————————————
 
・目次・

幕開け「白き着物に隠されし顔」>>1

第一夜「寒空の下の雪女」>>2


・妖怪辞典・
撫子>>3
妖月>>4
九夜>>5

〜お客様〜

・黎様

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Re: 【オリキャラ】百鬼夜行〜集われし妖怪たち〜【募集中!】 ( No.1 )
日時: 2011/08/23 17:21
名前: 広瀬楓 (ID: teK4XYo.)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel2/index.cgi?mode

幕開け 「白き着物に隠されし顔」

「からん ころん」


下駄の音が鳴り響く。


「からん ころん」


白き着物を翻して、色白の女が一人。


「からん…」


下駄の音が止まったかと思うと、女は大きな屋敷の前でぴたりと足をとめた。


「此処が…妖怪屋敷…。」



そう一言呟き、また下駄の音を響かせながら夜の闇に身を隠した。




この物語は、妖怪達の恐ろしくも儚く切ない物語—————————…。


                                                             続く

Re: 【オリキャラ】百鬼夜行〜集われし妖怪たち〜【募集中!】 ( No.2 )
日時: 2011/08/23 17:35
名前: 広瀬楓 (ID: teK4XYo.)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel2/index.cgi?mode

第一夜 「寒空の下の雪女」

満月の夜。奧闇町は、不思議なほどの静けさに包まれていた。

「今日は十五夜…。百鬼夜行の日…。」

冷たくも澄んだ綺麗な声で、妖怪屋敷と呼ばれし屋敷の縁側に座っていた女が呟く。

「そろそろ行かないと…。今日こそは主頭をとって見せる…!」

静かにそれで居て力強い声で女は呟き、縁側から身を隠した。

この女、妖怪・雪女。名は「撫子」。妖怪屋敷につい一年前から住む。

「撫子—————!行くぞ————!」

高い踵の下駄を履いた美男が撫子を呼ぶ。この男妖怪・天狗。名は「妖月」。

「早く行かないと置いて行かれますわよ。」

美人の女が首を伸ばしながら、撫子を後押しする。この女妖怪・轆轤首。名は「華押」。

「さあ、今夜は百鬼夜行だよっ!」

力強い声を持つ女が、張り切りながら玄関を出てくる。この女妖怪・蛇女。名は「繚乱」。

まだまだ妖怪はいるのだが、余りの数の為全てのものに名が付けられている訳では無い。

今夜は妖怪たちが夜の街を練り歩く百鬼夜行の日。果たしてこの先、陰陽師の娘が来る事など誰も予想はしていなかった。

                                       続く





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