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- 死神の宴
- 日時: 2011/08/29 17:54
- 名前: まっちゃん★ ◆7W9NT64xD6 (ID: 0cbUjVkJ)
こんにちは、雑談掲示板で大変お世話になっております、まっちゃん★です。
今回、この小説掲示板で初小説を書くにあたって、コメントを欲しいんです。
一応、これでも小説家を目指しているタチなので、みなさんのコメントが必要なんです!
なので、コメントをよろしくお願いします☆
- Re: 死神の宴 ( No.1 )
- 日時: 2011/08/29 17:56
- 名前: まっちゃん★ ◆7W9NT64xD6 (ID: 0cbUjVkJ)
プロローグ
君は今どこでなにをしているんだろう。
僕は故郷でのんびりと暮らしています。
君は天国で、きっと微笑んでるんでしょうね。
僕は、下界でひたすら苦しい仕事に耐えています。微笑んでなんかいられないよ・・・。
けど、そうやって生きているだけでも幸せです。
僕は、君からもらった残りの命を、大切に使わせてもらいます。
見守っててね。頼むよ。
- Re: 死神の宴 ( No.2 )
- 日時: 2011/08/30 19:06
- 名前: まっちゃん★ ◆7W9NT64xD6 (ID: 0cbUjVkJ)
第一章 死神になった君に
「すいません。すぐにやり直します」
「本当に頼むよ。君はうちの『期待の星』なんだからね」
僕はいつもこうやって『期待の星』だとかあやされてきた。けど、本当はそんな良い存在じゃないんだ。星なんて、僕には似合わない。
僕は君のために生きると決めたのに、なんで僕はこんなに情けないんだろう。君の死を後に、何ができただろう。ただ落ち込んでいただけじゃないか。
なんで死んでしまったんだ。君はなんで死んでしまったんだ。なんで。
2010年9月11日
それは去年の話になる。僕はいつものように会社でパソコンのキーを相手にひたすら苦戦していた。これを逃すと、会社にも大きな影響が及ぶ大仕事だった。会社が倒産するかしないかの境目を僕に社長は任せた。
僕は見事、取引先と成功させて、会社は悲劇ではなく、感激を手に入れた。それまではよかったのだ。
その裏で、君は行きつけのカフェでコーヒーを飲んでいる時だった。 多分現金目当てだったのだろう。覆面を被った男二人が市販の包丁を片手に大きな黒のリュックをからった、ドラマでよく見かける光景に出くわしてしまった。店内は入り口一つで逃げ道もない。その中で、君はただ一人の人質として犯人にとられた。
店の従業員は、犯人二人が店内を出てすぐに警察に電話をした。それで、店の目の前で包丁を君の首下に置いていた犯人が警察が来たのを察した。多分サイレンかなにかだろう。それで君の首を犯人は切った。
僕はその時社長に褒められていた。だが、その裏では君は首から血を噴出して倒れて死んだ。
どうして君のそばに居てやれなかったんだろう。本当は会社も休みだったのに、大仕事を引き受けてしまった。それがなければ君も死ななかったのかもしれない。
僕はそれを期に自分の心を閉じた。
つづく
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