ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- ダークヒーローは笑えない。
- 日時： 2011/09/07 23:49
- 名前： 左倉 ◆Vag2WY00rE （ID: mtlvkoR2）
もしかしなくてもの勘違いとパラレルワールドの話。
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※趣味と空想(と書いて妄想と読む)と思い付きの産物
※主に作者の頭がおかしい
※グロはない。エロもない。でもなんか注意
※もしかしなくても相当痛い(精神的な意味で)。
要するにどこにでもいる英雄様かっこわらいのおはなし。
※目次のような。
１.もしも世界が救われるとして。>>2
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- １、もしも世界が救われるとして。 ( No.2 )
- 日時： 2011/09/07 23:58
- 名前： 左倉 ◆Vag2WY00rE （ID: mtlvkoR2）
どうやら俺は英雄らしい。
こんな事言ってるとどこかの宗教の教主様(失笑)か、もしくは病院に入れられても可笑しくないレベルの厨二病かと思われそうだがこれは事実なのだ。多分。
何でかって、それは寧ろ俺が聞きたい。どうして漫画やラノベの主人公でも伝説のなんたらの血を引いているわけでもない自分がこんな良く分からない事になっているんだろうか。
「いい加減気付きましょうよねぇ、だから僕があんたを殺さないといけないんですって」
……全ては、今俺の目の前でそんなことをぶつぶつ言っている男が原因なわけだが。
正直に言うとまだやりたい事は山ほどあるし(何たって俺はまだ童貞)、自分でも良く分からない理由で殺されてたまるかと。かっこ内？ああ、気にしないでくれ。俺もこの歳でまだナニもないとか可笑しいと思ってる。地味に気にしてんだよ触れんなよ。
……とまあそんな事を(後半は除く)若干混乱しつつ口に出してみたら、じー、まさにこんな効果音が付きそうな勢いで見つめられる。
勿論男にそんなことされても恥ずかしいだのくすぐったいなどそんな阿呆な感情があるはずもなく、ただ鬱陶しかったりしただけなのだが。
「もしかしたら疑ってます？」
いや疑わない方がおかしい。というかこれで疑わないのは本当にどっかの宗教の以下略くらいだろう。
だからあんたはもう世界を救ってるんですよ、と何こいつ馬鹿じゃねぇのっていう口調で言われても動じないわけで。というかお前の方が厨二病に見えるぞこの不法侵入者。
まあ、もうお分かりだと思うがここは俺の家の俺の部屋であり、たったひとつしかない窓はしっかりと開けられている。網戸すらない。
要するに朝(というか昼)起きた時に我が物顔したこいつが俺の部屋の中に居座っていた訳だが。
……あれ、なんで俺不法侵入者相手に追い出そうとしてないんだろうか。というか、なんやかんや口実をつけて俺を殺したいだけにも見える(というかそうにしか見えない)から強盗かもしれないのになにやってんだろうおれ。
「……とりあえず、現状説明しても良いっすか」
何やってんだろう俺。
多分目の前の怪しさ満点の不法侵入者も思っているだろう事を呟いたら、もうなんか面倒くさくなったらしいあいつがはぁ、とこの後何度もつくことになるうちの最初の溜め息をついた後(俺も吐きたい)にそんな事を言ってきた。
……ああ、本当に何やってんだろう俺。
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グダグダすぎます先生。
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