ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

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「笑顔… 無くなったね」
日時: 2011/09/12 19:38
名前: lua ◆mg0D1lMhlQ (ID: 1qauGher)






初めまして. lua です(^^


 このお話は、実話を語った
 実際のお話です.

 関心できるような
 小説にしたいと
 思っております.


 どうぞ宜しくお願いします_




 

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Re: 「笑顔… 無くなったね」 ( No.1 )
日時: 2011/09/12 19:49
名前: lua ◆mg0D1lMhlQ (ID: 1qauGher)







________


 今夜もクーラーの風と共に
 焼き魚の塩の香りが
 リビングを
 満腹にさせた。


 「ハル〜、ご飯できたわよ〜
  今夜も鮭の塩焼きだけど…テレビ消して
  食べましょう」


 少し太り気味の母が言う。
 
 

 「今日は特別にお腹空いてないの、だから今日はいらない」


 この日から私が変わってくるなんて
 誰も思わないだろうし、
 私にもそんな未来の事は
 わかるすべもなかった_____





 

Re: 「笑顔… 無くなったね」 ( No.2 )
日時: 2011/09/12 20:23
名前: lua ◆mg0D1lMhlQ (ID: 1qauGher)



Ⅰ 「好奇心」




 ___________


 「今日は特別にお腹空いてないの、だから今日はいらない」


 そう一言母に告げて私は
 リビングのドアを
 閉めた。

 そして私の部屋に入ると
 双子のアキが雑誌を読みながら
 こう言う。

 「ハルが食わないなんて珍しいじゃん
  どこか病気?」

 と私の目も見ず少し 
 笑いながら言う。

 
 「病気なんて失礼ね〜。」

 と、いつものように
 世間話が続いた。
 私ハルは中学3年生、
 双子のアキとは
 学校の話でよく盛り上がる。


 「んじゃ私、お風呂お先に失礼します。」


 とアキに言い、
 私はお風呂場へ向かった。


 Tシャツを脱ぎはじめようとするとき
 ふと足元の体重計が目に入った。
 


 __はかってみようかな
 


 いつもは月に1回ぐらいしか
 乗らない体重計に
 足を運んでみた。
 少し嬉しかった



 いつもより少し体重が減ってる__
 
 __このままダイエットしてみようかな。

 
 
 好奇心から出てくるやる気は
 徐々に上がって行った。



 この好奇心が闇の道だとは
 まだ気付いていなかった___


 「お風呂でたよ〜」

 私はバスタオルを体に巻いて
 母のいるリビングへ行った。


 「はーい。アキにお風呂入りなさいと伝言しといて〜」

 「あ、私今日からダイエット宣言するから
  明日から朝昼晩豆腐しか食べないから。」

 すると母のポテトチップスをつまむ手を止め
 私をまん丸な目で見た。

 「本気?」

 「そう、本気。だから絶対口ださないでね。」

 「豆腐は買ってきてあげるけど、無理だけはしないでね?」

 「わーかった。わかってるって〜、夏休み明けには
  皆を驚かせるんだ
  ダイエットは夏休みには持って来いでしょ〜」



 そう言って私のダイエット生活が始まった。











  


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