笑顔が消えるまで | ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

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笑顔が消えるまで: 日時： 2011/09/13 20:34; 名前：Ｙｕｋｋｉ（ID: ySP8nr/s）; ＜プロローグ＞

気付いてたけど　気付いてないフリしてた

その顔から笑顔が消える事を恐れて

その笑顔を失う事が恐くて

ごめんね……

謝って　謝った

叫んで　叫んだ

だけど

貴方の声は

貴方の返事は

聞こえない……

貴方の笑顔も

貴方の優しさも

もうどこにもない……

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Re: 笑顔が消えるまで ( No.1 ): 日時： 2011/09/13 20:47; 名前：Ｙｕｋｋｉ（ID: ySP8nr/s）; ＜嬉しさ＞

桜がハラハラと舞い

いろんな出会いと別れがあるこの季節

そう　桜舞う　４月の事

私もこないだから中学1年生

新しい生活にはなかなか慣れないけど

私には　私を支えてくれる仲間がいる

親の転勤で元いた町から離れて違う町へ引っ越してきたけど

毎週塾で会える　あの仲間達が大好きだ

学校で嫌な事があっても

皆の話を聞いていると

皆の笑顔を見ていると

それすらも　ちっぽけな事に思えてくる

6年間一緒のクラスで幼稚園から一緒

だから

転校するのは辛かったけど

同じ中学で高校で別れるっていう方が辛いと思ったから

だから　引っ越しを切り出された時

そんなに反対しなかった

これでよかった

これで……

でも　涙は　溢れ出てくる

毎週楽しみな塾

そこには私を

信じて

支えてくれる

大切な　友達や先生

何よりも大好きな

好きな人がいるから

だから頑張れるのかな？

辛い事があっても

半分　もっててくれたのかな？

だから

この先の私の未来も

過去の笑顔も

あるのかなー？

Re: 笑顔が消えるまで ( No.2 ): 日時： 2011/09/13 20:57; 名前：Ｙｕｋｋｉ（ID: ySP8nr/s）; ＜夢＞

私には夢がある

誰にでもあって普通の夢

当たり前の事

でも　それすらも叶わないような……
　

そんな夢

いつか皆でーーーーーー………

「ユッキー」

私を呼ぶ声に夢から覚める

前を向くとそこには

大事な人の笑顔があって

その笑顔に安心してまた寝てしまう

それ自体夢だと気付けなかった

それは

現実を悪い夢だと思っていたから

「ユッキーって何か夢ある？」

最近できた　友達の麻菜美に聞かれる

「内緒！！」

私がそう答えると　ちょっと不思議そうな顔をして

「教えろー」

っという

教えないよ

誰にも

だってその夢は

今叶ってるかもしれないからーーーー……

Re: 笑顔が消えるまで ( No.3 ): 日時： 2011/09/14 21:15; 名前：Ｙｕｋｋｉ（ID: ySP8nr/s）; ＜１＞

「ユッキー」

ユッキーとは　私のあだ名
ゆづきって名前だからユッキー

「何　麻菜美ー？」

麻菜美っていうのは最近できた私の友達

中学校にはいって　初めてできた友達

だけど……

私は　前の友達の方が数倍楽しかったんだよなー……

まぁ　会いたければ会えるけど

転校先は元いたところの隣の町

塾で会えるし　文通もしてるし

それに

私には好きな人もいるしね！！