ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 翔太少年と漆黒の幽霊屋敷
- 日時: 2011/09/14 15:22
- 名前: レッド ◆mAzj/Mydf. (ID: 8ENiVmB9)
初めまして、レッドです!
2次で書いているのですが、久しぶりにシリアス・ダークで推理小説を書きたくなりました。
以前、ここで【翔太青年と漆黒の追跡者】の小説を書いていたのですが、今回は新しく書き始めることにいたしました。
【翔太少年と漆黒の幽霊屋敷】
物語の舞台は・・・イギリス・ロンドンの町外れに存在している漆黒の幽霊屋敷となります。
ダークミステリー×ホラーファンタジーを交えた謎解きアクションアドベンチャー!
アクションを書くのは久しぶりなので、上手く書けるか分かりません。
第1章〜第6章:謎かけ編
第7章〜第16章:謎解き編
もしかしたら、大長編になるかもしれないので、ご了承ください。
応援よろしくお願いします。
コメント大歓迎です!
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- Re: 翔太少年と漆黒の幽霊屋敷 ( No.3 )
- 日時: 2011/09/15 00:33
- 名前: レッド ◆mAzj/Mydf. (ID: 5Hbj4fpw)
そもそも、僕がイギリス・ロンドンに行くことになったきっかけは・・・今年の春だった。
リオの母親がイギリスから戻ってきていたので、僕にこんな話を持ちかけた。
【リオが翔太くんに会いたいって言ってたのよ。それで、リオが通っているロンドンの高校に留学してみたらどう?】
このような話を聞いて、チャンスだと思った僕はすぐに即答した。
「行きます!」って言っちゃったんだけど・・・運良く、僕は成績が良かったから、親は留学することを許してくれた。
ロンドンか・・・リオの姿を見てみたいと思っていたところだったし、彼女の住むロンドンの人たちはどんな人なのだろうか?
それが僕にとっても楽しみの1つとなった。その時、リオの母親からこんな話を聞かされた。
ロンドンの町外れに不気味な幽霊屋敷が存在するというのだ。通称は漆黒の幽霊屋敷と呼ばれる、有名な廃墟である。その屋敷には謎が多く残っているということもあり、その謎を解き暴くにしては行きづらくなっているという。
- Re: 翔太少年と漆黒の幽霊屋敷 ( No.4 )
- 日時: 2011/09/19 09:07
- 名前: レッド ◆mAzj/Mydf. (ID: ZpTcs73J)
その話を聞いた僕は面白そうだと思い、謎解きにチャレンジしてみたくなった。
「そういうことなら、僕が謎を解いてやるよ!」
そんなこんなで僕は東京の羽田空港を発ち、イギリス・ロンドンへ旅立った。
長い時間、飛行機に乗りながら思っていたことだったが・・・リオはどうしているのだろうか。
「あっ!」
ふと、窓の外を見ると・・・ようやく、イギリス・ロンドンの街並が見えてきた。
いよいよ、ロンドンか・・・ミステリーの都とも言われる有名なところなので、そこで謎解きするのが楽しみになってきた。
やがて、ヒースロー国際空港に到着した。荷物を持ち、到着ロビーにやってきた僕は周りを見回した。
「・・・あれ?」
迎えに来ているはずのリオがいない・・・友達と一緒に来るって言っていたけど、どうしたんだろう?
- Re: 翔太少年と漆黒の幽霊屋敷 ( No.5 )
- 日時: 2011/11/16 21:00
- 名前: レッド ◆mAzj/Mydf. (ID: 2DX70hz7)
そう思いながら考え込んだその時、聞き覚えのある声がした。
「翔太ァー!」
笑顔を見せながらやってきた少女を見た僕はビックリした。
「り、リオ・・・?」
「そうだよ、久しぶり」
リオの笑顔を見るのは、本当に久しぶりだった。
「翔太って言うの?」
「そうよ」
リオが隣にいる友人を見て答えた。
彼女の友達だろうか・・・僕の新しい仲間が増えた。
「彼は私の幼馴染で海野翔太って言うんだ。カレン、仲良くしてね」
「OK! あなたが翔太ね・・・よろしく」
こ、この子は日本語喋れるのかー!?
どうやって覚えたんだろう・・・しかも見事によく話している。
「うん、リオの幼馴染だけど・・・僕と仲良くしてくれるかな。ところで、君・・・日本語を話すの上手いね」
「リオからいろいろ教えてもらって、何とか覚えたよ。あと1人、リオの幼馴染が来るんだけど・・・」
リオはあっ・・・と顔を青ざめながら、溜息をついた。
「どうした?」
「ロンドンで知り合った時の幼馴染なんだけど・・・」
「よう、リオ・・・」
眠そうな声を出しながら、めんどくさそうに話しかける人の声が聞こえた。
- Re: 翔太少年と漆黒の幽霊屋敷 ( No.6 )
- 日時: 2011/11/16 21:13
- 名前: レッド ◆mAzj/Mydf. (ID: 2DX70hz7)
後ろを振り返ると、僕より高い少年がいた・・・しかも垂れ目で眠そうな顔をしている。
「タイーザ・・・」
「タイーザ?」
僕がリオを見て話しかける。
「うん・・・タイーザはいつも授業中に居眠りすることが多くて、何度起こしても、なかなか起きないんだよね」
それが問題なのよ・・・と話しながら説明してくれた。
「リオ、余計なこと話してんじゃねぇぞ・・・」
「良いじゃない、彼は私が日本にいた時の幼馴染なんだから」
その時、タイーザは僕を見て言った。
「へぇ・・・この前、リオが言ってた翔太か」
「そ、そうだよ・・・君も日本語喋れるの?」
「あぁ・・・リオにいろいろ教えてもらったから、ある程度はいけると思うぜ」
こいつ、どうりで話せるわけだ。
「俺はタイーザ・マックロン。リオの幼馴染だけど、よろしくな」
「僕は海野翔太って言うんだ、こちらこそ」
お互いに握手しながら仲良くなることができた。
- Re: 翔太少年と漆黒の幽霊屋敷 ( No.7 )
- 日時: 2012/01/09 12:31
- 名前: レッド ◆mAzj/Mydf. (ID: RshqcS9m)
僕はタイーザやカレンにロンドンの街中を案内してもらった。ビッグ・ベン、図書館、スーパーなど教えてもらった。
「まぁ、リオはそれなりに生活できてるわけだけどよ」
「タイーザ・・・」
「ま、仕方ねぇよ」
タイーザは僕を見て言った。その時、カレンが何か思い出した。
「あ、高校の案内は?」
「入学式で良いんじゃねえ?」
タイーザは溜息をついた。
「でも、タイーザ・・・」
「リオのヤツ、ガキの頃はいじめられてたんだぜ」
リオがいじめられた・・・?
「どういうことだよ?」
「転校して早々、男子グループに連れて行かれてよ。それを見たカレンが俺に知らせてくれたんだ」
タイーザはリオの家の近所だって言ってたな・・・それで知り合ったのか。
「リオを探すにしては時間がかかっちまった。ようやく、そこであいつらが叫んでるのを見て殴ったんだ」
「殴った?」
「そうだよ・・・めんどくせーし、ケンカに巻き込まれんのは嫌だからよ。それでリオの居場所を問い詰めて助け出した・・・ってわけさ」
なるほど・・・それで、幼馴染なのか。まぁ、リオの気持ちは分かるけどな。
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