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- モンスターハンタNEO 迫撃の銃騎士
- 日時: 2011/09/14 19:51
- 名前: 怒首領蜂 (ID: aUi6IQQT)
俺はマックス。5年前からこの辺りじゃかなり有名なギルドナイトに仲間入りしたんだ。ギルドナイトはギルド専属のハンター達だ。時には緊急召集される事もある。まあ、されるときはろくな事は無いけどな。今回は俺がギルドナイトになってから2年目に起きた事態についての記録だ。
「はあ、最近は暇だな。まるでで強いモンスターがいない。」
「お前な、ギルドナイトは狩猟を楽しむわけじゃないんだよ。」
「解ったよ。」
突っ込みを入れているのは俺の相棒で太刀使いのアルバートだ。彼はギルド内とに選ばれていたが入隊を断り普通のハンターをやっている。腕は確かだ。彼は俺が入隊する以前から相棒だった。いま思えばリオレウスに苦戦していた自分たちが懐かしい。彼の防具はラギアクルスUシリーズで通常色の青ではなく赤い色をしていた。武器は紫電刀「紅蓮」だ。こいつは炎と雷を両立できる数少ない双属性武器の一つだ。1年前まではラギアクルスシリーズを使っていた。ちなみに俺は最近になって開発された双銃という両手に大型拳銃を持って戦うタイプだ。ボウガンとは違い打つ時は走りながらでもできる軽い武器で、連射も効くので、積極的に攻める事が可能だ。そのおかげで相棒がいなくても強いモンスターを狩る事ができるようになった。これが開発されるまでボウガンを使っていた。ちなみに武器の名前は「怒首領蜂」だ。こいつはすべての双銃のなかでも1、2位を競う一品だ。形はバイオ4に出てくるハンドキャノンというリボルバーを大型化したような形だ。全長は60cmほど。装弾数は50発。最近はギルドで通常弾無限生産装置、通称「インフィニティ」が作られたため弾切れの心配はない。だが、この銃の弱点は装填できる属性弾が3種類しか無い事だ。
ちなみに防具は大毒蛇「バルキリアス」の素材で作られたガンマスターSシリーズだ。形状は西部劇のおっさんが着ている者とほとんど同じだ。違いは足と肩にアーマーがついてる事ぐらいだ。
ちなみに俺たちのコンビは迫撃の銃騎士と呼ばれている。
「そういや、アルバート。最近ギルドやハンターが騒いでる、ドンドルマ周辺のモンスターの形状変化と凶暴化の話を聞いたか?」
「ああ、あの事か。俺はただ奴らの腕が落ちて失敗したときのいいわけだと思っているがな。」
「いや、そういうなって。そうかもしれないけどよ、やっぱ、気になるじゃん。」
「俺は気にならない。研究所がそれはないといっているんだからな。まあ、もし自分の目で見たら、信じるかもな。」
「まあ、そうだよな。モンスターにそう簡単に突然異変なんておこるわけないもんな。」
おれらは大衆酒場につくと一番入り口に近いテーブルについた。
「なにたのっもかな。」
「おれはいつものサシミウオの刺身だ。」
「じゃあ、おれはソースがけギガントミートステーキだな。」
マックスはさっそく受け付け嬢を呼んだ。
「ご注文はおきまりですか。」
マックスが注文を告げると受付嬢はキッチンに入っていった。
十分ほどすると注文が届いた。
「くう、うまそうなステーキだぜ。」
よだれを垂らしながらステーキを見つめる。
「おい、みっともないぞ。」
「クスクス。あのお兄ちゃんよだれたらしてる。」
「こら、そういう事いわないの。」
親こらしい会話がアルバートの耳に入ってきた。
「おい、マックス。お前のせいで笑われチまったじゃねえか。」
「そんなのキにすんな。」
そんな会話が続いているといつのまにか食事が終わった。
食べ終わるとマックスはアルバートに引っ張られて店を出て行った。
「ふう、食った食った。デザートも食べたかったのにな。」
「ふざけんな。お前のせいで大恥じかいたよ。」
「まあまあ、落ち着け。」
「ちっ」
「おっと、親方にインフィニティを作ってもらう所だった。」
「ああ、そうだったな。予約まで入れたんだから遅れたら迷惑になるぜ。」
「わかった。よし、いこう。」
二人は足を速めて工房へと急いだ。
「すいません。親方いますか、」
「おお、マックスか。今日は何のようだ。」
「ほらあれですよ。インフィニティ。」
「ああ、お前の使ってる銃は「怒首領蜂」だったな。あれの形に合うくぼみは、、、。」
そういいながら親方は工房に入っていった。
5分ほどすると親方がでてきた。
「ほらよ持っていけ。」
「どうも。金は置いていきます。」
二人が工場を離れようとした瞬間、角笛が鳴った。
「おい、マックス。これは緊急召集の合図じゃないか。」
「はあ。せっかくの休暇だって言うのに。また強制任務だ。」
「お前がいないからおれはショウグンキザミでも狩ってくるか。」
「ああ、ズルいぞ!!!でも、やっぱ行くか。」
マックスはギルドへ急いだ。コの街はかなり大きいのでギルドが3つある。マックスがついたのは本部だ。
「おい、マックス、遅いぞ!!」
マックスはさっそく長官に怒られた。」
「すいません、長官。道に迷ってるおばあさんを助けたんで。」
「うむ。それならいいが。」
マックスはありもしない想像上の事実を長官にいった。
マックスと長官のほかに10人ほどいた。みんな腕利きのハンターだ。
「で、今回の任務を手短に説明する。実は、遺跡に居着いているディアブロスを討伐しに5人のチームがいったんだが、さっき、一人だけ帰ってきてな。なんでも途中まで順調だったんだが、突然ディアブロスが苦しみだしたと思ったら、いきなり体の形状が変わって襲ってきたらしい。普通のディアブロスとは比べ物にならない力で皆やられてしまい、そいつだけ命からがら逃げてきたらしい。ほかの仲間達は遺跡にまだいる。今回の任務はハンター達の救出とモンスター撃退だ。心してかかるように。」
「はい!!」
長官の話を聞いた後、俺たちは飼いならされたジャギィノスにまたがり、出発した。普段は歩きで目的地に向かうが、街からは離れすぎている所には、こうしてモンスターや荷車に乗っていく事もある。それでもやく一日半はかかる。途中大型モンスターが出現して、みんな驚きながら眺めていたが、長官だけは、遺跡に取り残されているハンター達の事が心配なのか、黙ってうつむいていた。二日目の朝、マックスは珍しく寝坊をして、長官に起こされた。
「おい、起きろ。こんな事態だって言うのに良く寝てられるよな。」
「ああ、そういえば。」
寝ぼけた俺も、目的地につくとさっぱり目が覚めていた。
「よし、久しぶりに今日はなんとしてもあいつを倒さないとな。」
マックスは自分を鼓舞し、遺跡の門についた。
「よしみんなもう目的地だ。心してかかれ。」
長官の一言でマックスたちは門をくぐった。マックス達は気を引き締めて門をくぐったが、なかにディアブロスはいなかった。マックスが気を緩めた瞬間、地震が起きたと思ったら地面の下から、巨大な影が現れ、前を歩いていたハンター達を吹き飛ばした。
「おい、大丈夫か!?」そいいいながら、駆け寄り彼らを助けた。
「くそ、俺の仲間をやるとは。覚悟を決めやがれこの野、、。なんだ、こいつは!!!?」
目の前にそびえる巨竜はとてもディアブロスとは思えなかった。
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- Re: モンスターハンタNEO 迫撃の銃騎士 ( No.1 )
- 日時: 2011/09/14 20:20
- 名前: 世移 ◆.fPW1cqTWQ (ID: 4C1MnACG)
原作があるのは二次小説の方にお書き下さい
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