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ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 母の余命は三カ月
- 日時: 2011/09/17 02:12
- 名前: 黒い狐さん (ID: kI5ixjYR)
人生とは後悔の連続で得ある。
誰かがそんなことを言っていた…
私、池上龍司の人生はまさにその言葉道理であろう。
この小説を書くにあたりまず、「私」という人間を知ってもらうところから始めよう。
私の家族は現在五人家族で、父、祖父母、三つ下の妹で3DKの団地で暮らしており、あといまは親戚の家にお世話になっている六つ下の弟も合わせると六人家族である。
もともとは、父母と三人兄弟の五人で暮らしていたが母が亡くなって今のようになった。
さて、私、池上龍司についてだが…
まあ自分で言うのもなんだが、どこにでもいる普通の男で、とりわけ特別な特技もなく、しいて言うなら完全内蔵逆位であることが唯一のアピールポイントだ。(見えないのでまったく自慢にもならないが…)
性格は飽きっぽく、めんどくさがり、ネガティブでさらにお金使いが荒いとまあ自分で書いていていやになるほどのダメ人間だ。(笑)
こんな自分だが一応は社会人である。
職業は美容師。
知人に言うと必ず第一声が見えないとか意外といわれてしまうのが残念だ。
さてさて、私のつまらない自己紹介はこれくらいにして、話を続けましょうか。
とはいえ、これは私「池上龍司」のこれまでのお話で、気分やな私なので最後まで綴れるかいささか不安だが、これは私の母が生きた証であり、この世に残すことのできる人生の証拠なのだから最後まで書ききれるように祈りたいところである。
さて、どこから話しましょうか…
とりあえず結末から言うと、母は余命申告を受けてから約三年も生きました。
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