ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 弱虫は闇を見る。
- 日時: 2011/09/22 23:11
- 名前: イカ飯 ◆7dc6rjLZUg (ID: 0M.9FvYj)
毎度駄作をすいません、何だか放置されている作品が多々見受けられる事お詫び申し上げます。
———————————て事で、今回は学園モノに近いと思います。
とにかく応援宜しくお願いします。
(前書きは後で更新させていただきます。)
—目次—
—お客さま—
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- Re: 弱虫は闇を見る。 ( No.1 )
- 日時: 2011/09/27 23:11
- 名前: イカ飯 ◆7dc6rjLZUg (ID: 0M.9FvYj)
古城和徳。高校一年生、春。僕は鮮やかな桃色をした桜に見守られてこの日初めて高校デビューをする。
今日から通うのは千羽高校という全体から見ると少し学力が高い高校だ。
部活では剣道部が毎回全国大会へ進出するほどの強豪でその他の部活も結構強いらしい。
行事も充実していて学園祭なんかはバラエティに富んでいるため、有数の人気校となっている。
けれども僕も実際この高校に通ったのは勉学に励むとか部活に打ち込むとかそんな理由ではない。
ただ青春という少しの憧れから生まれた出来心があったからだ。
多分それがなければ安い家賃のアパートに入ってアルバイトでもしていただろう。
僕は生まれてこの方、どんな時も影となっていて決して表に出る事の無い平凡な少年だった。
そして周りのいじめっ子グループに絡まれては泣きじゃくってしまう弱虫だった。
そんな僕でも青春に憧れた、まだその形はしっかりとしていないけれどただ憧れた。
そんな思いがあって今僕はここにいる。
しばらくすると入学式と書かれた看板が立てられた校門を目で捉えることができた。
僕は少し足を躍らせて校門へと走っていく。その時、ガンと誰かに衝突してしまった。
まずいまずい!!もし、柄の悪い人だったらどうしよう…。
そう思いながら僕はぶつかった人の方へ目をやって心身共々深く礼をして謝罪する。
「す、っすみません!!前を見てな———————」
言葉が止んで僕は一瞬静止した。それは何故か?
一目惚れ。ぶつかったのは澄んだ瞳とサラサラとしたロングテールの黒髪で何故か知らないが、
セーラー服の上に長ランを羽織っている女の子だった。
僕は一目見て惚れた、だから一目惚れ。まあそれは当たり前だけどね。
「————————おーい、貴様。全く反応が無いんだが生きているか?」
「っは!?あっああああ、すいませんでした!」
と、今のあの人の一言を聞いて上の空の意識が戻ってきて確実に理性を取り戻す。
ずっと尻餅を付いたままだったので目だって周りの視線を全て集めていた。
慌てて本心が悟られる前に僕は一目散に逃げ出した。
僕はこの日初めて恋をした、と同時にこの高校の闇の扉を潜り抜けた。
僕はこの高校生活で何を見るのだろうか。
- Re: 弱虫は闇を見る。 ( No.2 )
- 日時: 2011/09/25 23:43
- 名前: ひひひ (ID: 6BbhaqaU)
う ん こを踏んだからである
- Re: 弱虫は闇を見る。 ( No.3 )
- 日時: 2011/09/26 18:38
- 名前: イカ飯 ◆7dc6rjLZUg (ID: 0M.9FvYj)
あの。ひひひs、>>2の削除を願います。
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