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嘘一点 オニサマげえむ
日時: 2011/09/26 20:43
名前: 戒流 ◆xhcFCmDQeg (ID: UE6W7gUy)

                    それは、カミサマとオニサマの遊びにすぎなかった————。



行き成り意味の分からないことを……。
はじめまして、二次に生息していた戒流と申します。
この小説は騙し合いのホラーになるかと思われます。
苦手、もしくは嫌いな方は今の内に“戻る”をどうぞ。

遅くなりましたが、クリック有難う御座います。
コメント、アドバイスなど頂けると嬉しいです。


         【注意事項です】
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許せるよ〜、な方はよろしくお願いします。


■目次■
用語説明 >>001


■お客様■
ダイ様

Page:1



用語説明 ( No.1 )
日時: 2011/09/25 21:22
名前: 戒流 ◆xhcFCmDQeg (ID: UE6W7gUy)

            —用語説明—


■神鬼ゲーム■
カミサマとオニサマの遊び。
人間が死んでしまった時に、カミサマが気に入った者を幻想世界へ送り込む。
転送された人間はゲームを始める。
その世界で十日間生き延びた者は生き返らせてくれる。
ただし、生き返らせてくれるのは一人だけ。
その他の者にはもう一度、死が訪れる。


■幻想世界■
パラレルワールドのこと。
カミサマに気に入られた人間が連れて来られる場所。
現世界の都会と同じ風景。
家には入れるがビルには入れない。


■カミサマ■
気に入った人間をパラレルワールドへ転送する。
あくまでも気まぐれ。
生き残った一人を生き返らせてくれる。
生き残った者が数人いるなら、何もしてくれない。


■オニサマ■
身長約四メートルの鬼のような姿。
幻想世界に送り込まれた人間を追跡。
数体が彷徨っている。
走る速さは、人間の平均の速さの約二倍。
そして金棒で殴るか、腹が減っている時はその人間を食べる。
幻想世界に送り込まれた人間は、このオニサマから逃げなければならない。


■プレイヤー■
幻想世界に送り込まれた人間の事。
主にプレイヤーと呼ばれる。
一度のゲームに数十人がプレイする。


■キー■
神鬼ゲームの一番重要となる物。
形は鍵。約十センチ。
十日間生き延びても、キーを持っていなければ生き返らしてくれない。
幻想世界のどこかに数個置いてある。
二個以上持つと体に電気が走る。
カギを手にしたままオニサマに捕まると、オニサマの力により、足が動けなくなる。
しかも、このゲームが終わった後にも、その世界に永遠に置かれる。


■カード■
またまた、神鬼ゲームの重用品。
プレイヤーは五枚のカードを渡される。
始めは真っ白の紙。
プレイヤーがカードを使うと決心の形を見せた時、言葉が写る。
それはヒントで、キーの場所やオニサマの現在地などの情報を教えてくれる。
また、五枚中三枚はオニサマが作った偽物。
キーの在り処が書かれた場所に行くと、オニサマがいることも。
信じるかはプレイヤー次第。


■詳しいルール説明■
幻想世界でオニサマに逃げながらキーを見つける。
途中、カードを駆使して困難を乗り越える。
人間が死んでしまってからのゲーム。
なので、生き残ったキーを持っている一人は生き返らせてくれる。
十日が終わった時点で、プレイヤーが数人いる場合は生き返る権利は無し。
なので、他のプレイヤーを騙し、自分だけが生き延びないといけない。
このゲームの攻略は、“怪”しい“鬼”や“幻”想に打ち“勝”つのみ。
つまり、“怪鬼幻勝〈カイキゲンショウ〉”するのみ。

Re: 嘘一点 神鬼ゲーム ( No.2 )
日時: 2011/09/26 19:47
名前: ダイ (ID: oUY4LzoD)

凄く楽しみです^^
オリキャラ募集などもして欲しいです^^
応援してます!頑張って下さい!

Re: 嘘一点 神鬼ゲーム ( No.3 )
日時: 2011/09/26 20:41
名前: 戒流 ◆xhcFCmDQeg (ID: UE6W7gUy)

>>2

ダイさん初めまして^^
お言葉有難うございます。
期待を裏切らないようn…………。
いや、裏切ってしまう確率の方が高いですが、宜しくです^^
オリキャラ募集はしようと思います。
コメント有難う御座いました^^

プロローグ ( No.4 )
日時: 2011/09/26 21:03
名前: 戒流 ◆xhcFCmDQeg (ID: UE6W7gUy)

正直、パラレルワールドなんてものは無いと思っていた。

その別空間に行くということの意味が分からなかった。

俺の名前は————確か、“勇気 橘(ユウキ タチバナ)”。

姓名を反対にしても可笑しくない位の名前だ。




俺が歩いている、いつもの見慣れた街、空、道————。

ただ一つ、疑問に思うこと。


————人がいない。

ここ、ビルが天に向かい高さを競っている都市。俺以外の人がいないのだ。

よく考えてみたら、道路には車もバイクも自転車だって走っていない。

空には雲に見え隠れしている恥かしがりの太陽が首を上げなくても見えているから、おそらく今は朝だろう。

もう一度、この不思議なパノラマの風景を見渡す。

誰もいないし何も聞こえていない。

はて? 俺はさっきまで何してたんだっけ?




思い出そうとして不自然に瞳の見る方向は行き場を無くす。

行き成り、近くか遠くかは分からないが、耳元から声が聞こえてきた。




「幻想世界、いえ。神鬼ゲームのプレイ、有難う御座います」


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