ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

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皆で短編ホラー小説対決【皆様、再開で御座います】
日時: 2012/03/22 12:12
名前: 萌恵&奈美 (ID: 4pBYKdI8)

こんにちは(^-^*)/
一応、萌恵と奈美がスレ主の、共同スレへようこそ!
ここでは、タイトルの通り、一対一の短編ホラー小説対決をします。
参加したい方は下のお願い・ルールを読み従う上で、>>1の登録用紙をコピペ&記入してください。
登録しても、すぐ対戦は出来ないかもしれません。気長にお待ちください。
もちろん、投票だけでも大歓迎です。

お願い・ルール(≧ω≦)b
1,荒らしや中傷はやめてください。
2,萌恵と奈美を嫌いな方は、今すぐUターンしてください。
3,お題、対戦相手等はこちらで決めさせてもらいます。
4,短編小説を書く期間は、基本一週間とします。
5,対戦相手に不満がある方はお申し付けください。こちらで調整致します。
6,このスレはホラー小説対決のみに専念する物なので、具体的な感想以外の雑談レスはなるべくお控えください。
(どうしても雑談したいのなら雑談掲示板でどうぞ)
7,対戦中の方以外の参加者の皆様は、出来る方は投票お願いします。
8,〆切りを過ぎてもどちらかが投稿していない場合、その対戦は投稿した側の不戦勝となります。また、不戦勝が嫌な場合は次の対戦と並行して続行します。
9,事前に〆切を延ばしてほしいと申告した場合、最大三日間なら延ばすことができます。
10,このスレは、副管理人さんから「継続OK」と言われています。雑談レスが多いようならロックしますが、「ロック希望」等のコメントは控えて下さい。
11,登録取り消しは、余程のことがなければ致しません。ただし、他の参加者の皆様に多大なる迷惑をかけた場合、取り消し等の覚悟はしておいてください。

対戦表(。。;)〆
春桜s VS 桜ウサギs テーマ【】

参加者σ(^_^)
№1奈美(スレ主1) №2萌恵(スレ主2)
№3秋桜s №4ヴィオラs №5紗代s №6セレビィs
№7星風s №8神楽妖s №9ダイs №10綾乃s
№11桜花s  №12魔人s  №13暮来月 夜道s  №14さゑs
№15九龍s  №16菫s  №17春桜s  №18桜ウサギs
№19姫更s  №20NO315s  №21桜s

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Re: 皆で短編ホラー小説対決【九龍s VS菫s!!】 ( No.208 )
日時: 2011/12/16 17:07
名前: 桜ウサギ (ID: /PgFxqMH)

名前【桜ウサギ】
読み【さくらうさぎ】
執筆中の小説【都市伝説少女—ミサキ—、お姉ちゃんは生まれ変わる】
短編小説を一週間で書けますか【かけます】
よろしくお願いします

Re: 皆で短編ホラー小説対決【九龍s VS菫s!!】 ( No.209 )
日時: 2011/12/16 18:32
名前: 九龍 ◆vBcX/EH4b2 (ID: RCirP1Yr)

雪が積もって、長靴で歩かなければならなくなった。
雪を踏むと、ぎゅっ、ぎゅっ、と、雪が押しつぶされ、音を上げる。
辺りは薄暗く、電燈がなくなったら、本当に真っ暗になってしまう。
寒いし、早く帰ろう。


そう思いながら、一歩一歩、歩く。


ぎゅっ、ぎゅっ、ぎゅっ。
ひた、ひた、ひた。


——足音が、二つ?
そう思い、辺りを見回す。
俺以外、誰もいない。
足跡も、俺が通ってきた道に、長靴の跡があるだけ。
そう、誰もいない。

気のせいだ。
俺はそう思って、また歩き出す。


ぎゅっ、ぎゅっ、ぎゅっ。
ひた、ひた、ひた。


やっぱり、足音が聞こえる。
俺は疲れているのだろうか? そう思いながら、また辺りを見回す。
やっぱり、誰もいない。
足跡も、ない。
ありえない。足音が二つ聞こえるなんて。
しかも、その足音は雪が積もっているにもかかわらず、素足で床を歩くみたいな音じゃないか。

俺は額に手をあてて、歩きだす。


ぎゅっ、ぎゅっ、ぎゅっ。
ひた、ひた、ひた。


まだ聞こえる。
なんなんだ、気味が悪い。
俺は速足で、家に帰る。



ぎゅっ、ぎゅっ、ぎゅっ、ぎゅっ、ぎゅっ。
ひた、ひた、ひた、ひた、ひた。


俺が速足になると、足音も早くなる。
俺が足を止めると、足音も止まった。


気味が悪い。

俺は駆け足で家へ帰る。


ぎゅっぎゅっ、ぎゅっぎゅっ、ぎゅっぎゅっ、ぎゅっぎゅっ。
ひたひた、ひたひたひた、ひたひたひた。




足音が多くなっている。
しかも、先ほどよりも早くなっている。
俺はついに、走り出す。


ぎゅっぎゅっぎゅっぎゅっ、ぎゅっぎゅっぎゅっぎゅっ。

ひたひたひたひた、ひたひたひたひたひた……。



走りながら後ろを振り返っても、誰もいない。

「どうなって、るんだっ!」


息を切らしながら、そう吐き捨てるように言う。
足音がだんだん早くなる。

ぎゅっぎゅっぎゅっぎゅっ、ぎゅっぎゅっぎゅっぎゅっ。

ひた、ひた、ひた——。




……足音が、止まった。
足を止め、後ろを振り返っても、誰もいない。
足跡も、足音も、なかった。


「……何だったんだろ」

俺はほっと安堵のため息を漏らし、前を向く。










『つーかまーえたっ!』


ひた、ひたひたひたっ!



子供が、はしゃぐようなそんな声が、耳にこだまする。
俺の足音は、もう、しない。
だって、俺はもう——。





俺が最後に見たものは、雪のように真っ白で不気味なものだった。
雪が、狂気を産み落としたのか。
俺が、狂気にのまれ消えたのか。
もう、誰にも、俺もわからない。








後に残るのは、足跡が一つもない、雪の積もった道だけだった。

Re: 皆で短編ホラー小説対決【九龍s VS菫s!!】 ( No.210 )
日時: 2011/12/16 19:17
名前: 菫ーsumireー ◆CC3M2SbRaA (ID: NPAG/Rk4)

『また赤い雪現象ですか・・・ちょっと怖いですね^^;』

ニュースでは、最近「赤い雪現象」というのがよく報道されている。

「ホワイト・クリスマスならぬ、レッド・クリスマスw」

私は、そうつぶやいた。

『では、次のニュースです。最近多発している連続殺人じけ・・・・」

ブツッ。

私は、思い切りテレビの電源を切った。
こんなラブラブクリスマスイブにそんなことを聞きたくない。
そう、私は、きょう恋人と一夜を過ごすのだ。

「あ、もう時間だ。」

バタン!

私は、家の近くで待っている恋人の元へ走った。





「あ、もう帰る時間だ・・・・」
「ごめんね、遅くなっちゃった^^;」
「大丈夫だよ、それよりね、


クリスマスプレゼントがあるの。」

「・・・・・・え?」

少し青ざめた顔で、貴方は言った。

「ほら、これ・・・・・・」
「いっ、いいよっ!・・・・・・あ、時間、ない、し・・・・・・・」
「そうだね!じゃあ、郵便で送るwじゃあね!」
「うん、じゃあね^^」

貴方は笑って、別れを告げた。
その場であけなくていいから、プレゼントぐらいはもらってよ。

私は、ワンセグのニュースを見ながら、近道の人気がない路地へ入っていった。
なぜか、雪は白かった。

「プレゼントをあげるのは、俺、サンタだけだっての。」
「え・・・・・・?」

ふいに右を見ると、銀色の何かがあった。
ひげのようなやわらかいものが、頭に当たる。

「彼氏さんがプレゼントもらわなかっただけいいじゃねえか。心の傷はあるだろうけどww、ってことで、さよーなら。」

私は、雪の中に倒れこんだ。

『連続殺人事件の被害者は、直前に「プレゼントをあげる」関係の言葉を話した人や、プレゼントをあげる人やもらう人ばかりらしいです。』

ポケットから出た携帯のワンセグから、最後にこんな声が聞こえた。





白くなっていた雪が、いつのまにか赤く染まっていた。







  

Re: 皆で短編ホラー小説対決【九龍s VS菫s!!】 ( No.211 )
日時: 2011/12/22 14:27
名前: 姫更 ◆Ac.S.KQ6gg (ID: iSRuTdKo)
参照: 「きさら」と読みます♪

名前【姫更】
読み【きさら】
執筆中の小説【終わりのない地獄(いじめ系)】
短編小説を一週間で書けますか【いえす】

Re: 皆で短編ホラー小説対決【九龍s VS菫s!!】 ( No.212 )
日時: 2011/12/22 14:51
名前: やみゃ〜 (ID: zavaTVeh)

こんです^^


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