ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- ——…黒い虚空の傷は深く 「オリキャラ終了」
- 日時: 2011/10/21 18:24
- 名前: 琉架 (ID: MnBE3vuR)
初ダークです、琉架と申します
今まではコメディ・ライトの方で書いてました
お時間があればそちらもよろしくお願いします
...オリキャラ...
オリキャラ用紙 >>7
ヴィオラ様 >>8
那祈様 >>10
...本編...
プロローグ >>1
1話 >>5
2話 >>12
3話 >>13
4話 >>17
5話 >>18
...ルール...
荒らしは禁止です
ナリも禁止です
注意やアドバイスは受け付けます
チェンメなどもやらないで下さい
...注意...
作者は基本心は折れにくいですが折れる時もあります
ライトの方よりは更新が遅い可能性があります
ミステリーなどが嫌いな方はバックを推奨します
ルールを守れない方は出ていってもらいます
...オプション...
海南高等学園について
海南高等学園とは県内でもトップ成績を誇る学園
生徒数は一学年が100〜110となっている
一クラス20数名となっており、5クラス程度ある
校舎は4階建てで1階が職員室等の教師、生徒共通の施設がある階
2階は1年の教室、3階は2年、4階は3年
ただし3年5組だけは2階に設置されている
3年の生徒達、教師
宇居 良哉/ウイ リョウヤ 18 ♂
咲乃 彩/サクノ アヤ 17 ♀
外崎 小雪/トザキ コユキ 18 ♀
櫻木 愛/サクラギ アイ 18 ♀
藍原 和/アイハラ ノドカ 17 ♂
立木 遠子/タツキ トオコ 17 ♀
佐和 空/サワ ソラ 18 ♂
幸野 七/ユキノ ナナ 17 ♂
内野 涼/ウチノ スズ 18 ♂
篤姫 舞名/アツヒメ マナ 17 ♀
松原 一/マツハラ ハジメ 26 ♂
それでは守れる方、了承された方だけお読み下さい
- Re: ——…黒い虚空の傷は深く ( No.1 )
- 日時: 2011/10/05 16:56
- 名前: 琉架 (ID: MnBE3vuR)
...プロローグ...
いつも通り、学校に来た
高校3年の秋に、普通に、いつも通り
少し肌寒い、と感じるぐらいの冷たい風が顔を掠める
「は〜涼し〜〜〜」
隣で10月に差し掛かろうとしているにも関わらず寒さを微塵も感じさせない少女が歩いている
半袖の夏服を肩まで捲し上げている
髪は金髪で平均より長い爪は綺麗に整って薄紫色のネイルが塗ってある
明らかに短いスカートからは「寒くないのか?」と思わせる浅黒い脚が覗いてる
「宇居は寒いワケ?雑魚いぞ〜〜〜」
悪戯気に笑う無邪気な少女
だが少女はヘビースモーカーでもある
小学生の頃から煙草へと手を伸ばした
「それは咲乃が子供すぎるだけだろ?」
彼女は頬を「むー」っと膨らませる
それも子供っぽくて、容姿だけ大人なのかと思う
「あ〜〜幸せだね〜お二人サン」
「ユキ、」
一人の平均の身長に少し整った顔
飾りっ気の無い制服、顔なのに明らかに何か、常人より目立つ少女が来た
「ガッコーいこ〜よ」
そして学校への道を歩いていく
まさか、あんな過去を、あんな未来を、あんな今を見るとは知らずに歩いていく
———————黒い虚空へと
- Re: ——…黒い虚空の傷は深く ( No.2 )
- 日時: 2011/10/05 16:58
- 名前: アンナ (ID: MnBE3vuR)
初めまして^^
アンナと言います!!
小説拝見させて頂きました
とっても面白いです!
私学びたいです、琉架さんのを!
あのちょいギャルの娘、気になります!!
更新、頑張ってくださいね!!!
- Re: ——…黒い虚空の傷は深く ( No.3 )
- 日時: 2011/10/05 21:32
- 名前: *R* (ID: Cb0oSIti)
来てみた。((勝手にすいません))うちは結構いけるよ(\^о^/)
琉架が、またうちが来てもいいなら来ますが。ってか本当ごめん。勝手に来て……((><)
琉架がコメしちゃダメって言ったら、見るだけでもいいですか?
- Re: ——…黒い虚空の傷は深く ( No.4 )
- 日時: 2011/10/06 19:52
- 名前: 琉架 (ID: MnBE3vuR)
ちょいギャルの娘、と言えば彩っスね
あたしも好きです、はい
の前に初めまして
琉架、と申します
シリアスでは本当に初めてなのでそこの所、アドバイス等をよろしくです
はい!!更新頑張ります!!!
期待に背かないように頑張りたいと思います!
>>アンナ様
早速だけどなんで謝るか分からないんですけど…?
別にアンタ悪いことしてないし、あたしも謝れなんて言ってないし
本当にって言葉がリアルに分かんないっス
あたしは別に来て欲しくないわけでも無いし来て欲しいわけでもないからそこんとこも重要
見るだけって別にどっちでもいいし
あたしが決めるコトじゃないし、ねえ
>>R
- Re: ——…黒い虚空の傷は深く ( No.5 )
- 日時: 2011/10/06 20:15
- 名前: 琉架 (ID: MnBE3vuR)
...1話「奇妙な扉」...
「って、なんかガッコーが遠い様に感じる〜〜」
金髪の少女が言う
少女の名は「咲乃 彩」
何かと元気な少女だ
「彩、頭おかしくなっちゃった?」
「ユキ、それは無いよ、もう」
もう1人の少女は「外崎 小雪」
彩が心を一番最初に許した少女だ
少しめんどくさがり屋という欠点を抜かせばモテそうだ
そして少年が「宇居 良哉」
ただの高校三年生
「ほら、着いたよ」
「あ〜ガッコーだぁ……眠い…」
「彩!!ちょっと寝ないの!!!」
小雪が彩の頬を抓る
ふにーっと伸びる頬は少し黒く、元気、と言う言葉が良く似合った
次々と登校する生徒が居る中校門前で頬を抓っている少女等を見ると「変だな…」と感じるだろう
「咲乃、小雪、邪魔になってる」
「え〜アヤは邪魔になってないよ、ユキが邪魔なんだよ、宇居」
「彩も邪魔になってるわよ」
「何だよ、ユキの馬鹿」
「あはははは、海南に入ってる私が馬鹿なわけ無いでしょう」
と少し自慢気に言う小雪
実際言ってることは間違ってはいなかった
校舎に踏み入れるとまだ上履きを履いていない為、床はしんしんと冷たさを感じた
この怪しい雲行きのせいか、もしくは廊下が電気が点いていないせいか、廊下は暗かった
だが3人は気にせずに教室へと足を向けた
その時、バタンという音とともに風が吹いた
それは扉が閉まった音とその時に出来た風だった
しかしそれは奇妙なものだった
何故かというとそれは誰も閉めてないから、だ
「ん?なんで閉まっちゃった?」
次の瞬間3人は最も奇妙なものを見た
2人の女生徒が突然扉が閉まったことに疑問を持ち扉に手を触れようとした
すると女生徒は、ぐしゃり、と嫌な音を立てながら血を吹き、潰れた
それは目を疑う光景だった
女生徒は跡形もなく消え、赤黒い血だけが辺りに散っていた
「な…何が起きた、ワケ?」
彩は宇居に聞く
それは宇居が答えられるわけも無く、首をただ振るだけだった
小雪は、というとさっきの女生徒が触れた扉に手をかけた
でも小雪は潰れなくて、叫ぼうと彩の開けた口からは安堵の息がもれた
しかしその安堵は一瞬のうちに崩れさった
「あ、開かない……………」
下駄箱には、がちゃがちゃ、と言う鍵を回す音だけが響いていた
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