ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

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全人類は第二の世界に挑みました
日時: 2011/10/06 20:43
名前: はるあ (ID: a0IIU004)

あ、どーも、夜でも朝でもこんにちは。

人生が黒歴史のはるあです。中間目前なのにこんな駄スレ立てて俺はどうするというのだろうか……

と、思わせておいて実はどうもしねーよばーか! あっ石投げないでカッターとか凶器だから投げちゃらめえええええええ!

@注意@
・え……らめええええとかマジ引く……
・はるあ? ああ、コメディ板で糞スレ立てたクズか。消えればいいのに
・中間目前になにやってんだよカスが。今すぐロックしろや

な方。正論です。貴方が正しいので今すぐ逃げてください。目が腐りますよ!

・寧ろもう腐ってるんでwwww
・あ、はるあってあのコメディんとこにいたはるあ? 知ってる! 面白いよね!
・暇だから読んでやってもいいこともないこともあるんだからねっ!///

という寛大な方。俺の嫁になってください(

それでは本編へごーしちゃってください^q^

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Re: 全人類絶滅計画、始動 ( No.1 )
日時: 2011/10/06 20:40
名前: はるあ (ID: a0IIU004)

序章 夢だったら誰も悲しまずに済んだのに



 時は××××年。
 何故×にしてあるのかというと、俺もそこらへんはよく解らないからという曖昧な理由である。
 二千何年だかに地球が滅亡して、本当ならそのまま世界は終結を迎えるはずだったのだ。そして人類も滅亡して、誰も何も残らない。
 それが、“世界が滅びる”ということだと俺は勝手に想像していた。
 だが、現実は俺の想像とは異なった。
 否、世界は滅びなかった。———新しい、二個目の世界が創られたのだ。
 二個目の世界、これでは言いにくいので我々はセカンドワールドと呼んでいるのだが、そのセカンドワールドは、まあ、お世辞ありでも酷かった。
 良く言えば殺風景。悪く言えば“なにもない”。
 なにもないというのは、高層ビルがないだとか、そういうこととはまた意味が違う。
 俺が云っているなにもないというのは、本当になにもないことを指している。
 植物も、家も、石ころも、雑草ですらないのだ。
 地面も空も、まっさらな、白色。
 それが———新しい二個目の世界、セカンドワールドというものだった。


 この状況には既に慣れたのだが、どうしても慣れないことが二つある。
 ひとつめは、食事についてだ。
 セカンドワールドには雑草すらないのだから、当然食べ物などあるはずもない。
 それでも、なにも食べていないのに、死ねないのだ。
 苦しい。水を飲みたい。なにか食べたい。お腹が空いた。
 いくらもがいても、足掻いても、それは無駄な行為で余計お腹が空くだけ。
 ピークを過ぎれば幾分かはマシになるのが、唯一の救いといったところか。
 摂理や理屈は一切謎だ。人がなにも食べないのに死ねないだなんて有り得ない。論外だ。

 ふたつめは、人について。
 家などないのだから、当然そこらへんに人がいる。
 寝そべっている人、体育座りでなにかを呟き続ける人、精神が不安定になって笑い続けている人。
 なにもかもが、普通では有り得ないことが、ここでは常識だったのだ。


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