ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

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———ざけんじゃねーよ。
日時: 2011/10/11 19:20
名前: 逢唯/xxx (ID: .HkLA/wn)





クリックありがとうございます(・ω・´)
こんなふざけた題名ですが、
私はふざけていませんっ!


ただのアホです(´∀`●)




※グロ酔い注意※
 苦手な方は今すぐ[戻る]を押しましょうか@

 押そうか押さまいか悩んでる方…!!

 そのままで(´∀`)ァハ*




 

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Re: ———ざけんじゃねーよ。 ( No.1 )
日時: 2011/10/12 17:20
名前: 逢唯/xxx (ID: .HkLA/wn)





私はいらない子。









薄汚れた布切れを身体に巻きつけ、
人気のほとんどしない路地裏に身を隠す。



——「カワイソウ」





私を避けて通り過ぎ行く人はいつだって口を揃えて言う。



私には記憶がなくて、
気がついたらここにいて。




自分の名前も知らなくて。




きっと私はここで死ぬんだと思い続けた。
           

          でもなぜか死ななくて。




早く死んでこの惨めな姿から、
この空腹から早く逃れたいといつまでも願い続けた。




でも、
その願いが叶う前に


一人の若い男の人が私に近づいてきたんだ。



—————「カワイソウ」



ほら言った。

私を見て話す者はみんな言う、聞き慣れたコトバ。









     「一緒に帰ろう」








この一言で、
私が思っていた運命を、


そして私の願いを変えたんだ。




















Re: ———ざけんじゃねーよ。 ( No.2 )
日時: 2011/10/12 22:26
名前: 逢唯/xxx (ID: .HkLA/wn)






「一緒に帰ろう」





差し伸べられた手に、
私は戸惑った。


綺麗で大きな手。




私は自分の手をそっと見た。


爪の先は黒くなり、
   傷だらけの手…



無理だと思った。








「大丈夫」





彼は自ら私の手を握った。




驚いて目をみはる私に、
 「大丈夫」と、優しく微笑んだ。











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