ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 人間FACTORY
- 日時: 2011/10/12 19:05
- 名前: ぁりす ◆rY.J0ZO9ZY (ID: QxAy5T6R)
- 参照: http://ameblo.jp/yui-1113-daisuki/
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- Re: 人間FACTORY ( No.1 )
- 日時: 2011/10/14 18:24
- 名前: ぁりす ◆rY.J0ZO9ZY (ID: QxAy5T6R)
- 参照: http://ameblo.jp/yui-1113-daisuki/
プロローグ
人間工場の噂知ってますか?
人間工場宛に
「人間工場で何をしているのですか?」
って書いて手紙を送ると、
「バラバラニシテヤル」って返事が返ってきて
そして…____
- Re: 人間FACTORY ( No.2 )
- 日時: 2011/10/13 18:14
- 名前: ぁりす ◆rY.J0ZO9ZY (ID: QxAy5T6R)
- 参照: http://ameblo.jp/yui-1113-daisuki/
登場人物
中澤梨花-Nakazawa rika-
中学2年 ♀
安藤真奈美-Ando manami-
中学2年 ♀
藤堂翔-Todo sho-
中学2年 ♂
山崎直人-Yamazaki naoto-
中学2年 ♂
一応こんだけ(*^^)
- Re: 人間FACTORY ( No.3 )
- 日時: 2011/10/13 18:30
- 名前: ぁりす ◆rY.J0ZO9ZY (ID: QxAy5T6R)
- 参照: http://ameblo.jp/yui-1113-daisuki/
第一話
ジリリリリリリリッ
けたたましい目覚まし時計の音で
中澤梨花は目を覚ました。
「んー…眠い」
そういいながら梨花はベッドから降りて、
新山中学校の制服に着替えた。
すると一階から
「梨花ー、起きてるの?ご飯よ」
と、梨花の母、由里子が呼んでいた。
「はーい」
適当に返事を返し、梨花は一階に降り、リビングに向かった。
リビングのテーブルにはご飯、味噌汁、
そして目玉焼きが並べられている。
「いただきまーす」
梨花は10分程で完食した。
そして食べた後、髪をセットするため、洗面所に向かった。
梨花のヘアースタイルは、基本ストレートヘアーだ。
セットした後、少し鏡を見つめ
「オッケー」と自分の中で言った。
そして玄関に向かい、
「行ってきまーす」
と、言って家を後にした。
こんな毎日が続くと思っていた。
人間工場が現れるまでは___
- Re: 人間FACTORY ( No.4 )
- 日時: 2011/10/14 15:15
- 名前: ぁりす ◆rY.J0ZO9ZY (ID: QxAy5T6R)
- 参照: http://ameblo.jp/yui-1113-daisuki/
第二話
梨花が学校へ向かい、歩いていると
いきなり後ろから
「おっはよー!!梨花」
と言って安藤真奈美が抱きついてきた。
「ちょ…朝からテンション高いな…」
真奈美はいつも元気で顔だちも良く、
性格もいいので、異性にかなり人気がある。
「テンション高めなのが私の取り柄だからね」
他にもいっぱい取り柄あるじゃん、と梨花は思った。
「でもいいなー真奈美は彼氏いてさ」
真奈美には彼氏がいる。
もっとも、こんな可愛い真奈美に彼氏がいて当たり前なのだが。
「そんなこと言ってないで梨花も早くいい男見つけなよー」
そう、梨花にはまだ彼氏がいない。
「でもさー、うちの学校いい男いなくね?」
「言えてるー」
他愛もない会話で笑いながら歩いていると
いつのまにか学校についていた。
二人は同じクラスで、2年3組だ。
扉を開けるともうほとんどの生徒がいた。
「あ、真奈美、中澤、おはよー」
そう声をかけてきたのは真奈美の彼氏、
藤堂翔だった。
翔とは野球部の次期部長で
運動神経が良く顔も2年生の中で
2、3番目くらいにかっこいい。
「おはよー翔君」
「おう真奈美、おはよ」
真奈美と翔が二人で会話をしだしたので、
邪魔にならないように、梨花は自分の席に着いた。
席に着き、教科書を鞄から出し、机の中に入れてふと窓側を見た。
すると窓越しの真っ青な空に一筋の黒い煙が漂っていた。
何かと思い、窓際に近寄った。
煙の原因は見たことのない怪しげに黒く輝く建物だった。
「あんな建物…あったっけ?」
梨花は小さな疑問を抱きながらも、あまり気にせずまた席に着いた。
- Re: 人間FACTORY ( No.5 )
- 日時: 2011/10/14 15:59
- 名前: ぁりす ◆rY.J0ZO9ZY (ID: QxAy5T6R)
- 参照: http://ameblo.jp/yui-1113-daisuki/
第三話
授業も終わり、梨花と真奈美は
部活の為に美術室へ向かった。
梨花と真奈美は美術部に所属している。
部員数は梨花と真奈美を入れて八人で、
三年生は三人、二年生は二人、一年生は三人といった人数だ。
二人はそれぞれ椅子に座り、道具を準備した。
梨花はまた外を見た。
やはり真っ青な空に黒い煙が漂っていた。
「ねえねえ、真奈美、あれ何だと思う?」
気になった梨花は絵の具を出していた真奈美に聞いてみた。
「何って…煙じゃん」
「でも昨日まであんな黒い煙無かったよね?」
「確かに…何だろうね?」
二人は怪しげな黒い煙を気にしつつ部活に取り組んだ。
* * * * * * * * * * * *
帰り道、二人は直に家に帰らずに
黒い煙の出ていた黒光りの工場の方に向かった。
「梨花ー、別に今日見に行かなくてもいいんじゃない?」
真奈美はめんどくさそうに言った。
「だって黒い煙って怪しいもん。それに黒光りの建物だよ!?ますます怪しいー」
「まあ私も気になるし、着いてきたけどー」
梨花も真奈美も怖いもの好きで、興味津々だった。
「あ…ここかな?」
二人の目の前に黒く光る怪しげな工場が現れた。
「すご…」
すると梨花が門の札を指差した。
「ん…何か書いてある」
梨花が指差した先には
[人間工場]と書かれていた。
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