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- 1恐い話
- 日時: 2011/10/14 19:48
- 名前: デブゴン (ID: INzfmPW5)
1恐い話 [コロシテ] (こわいかどうかは個人です) ある日 弥生{ヤヨイ}くんは、友達と野球をしていた。 (弥生)ねえ、ホントにここで野球やっていいのかな? (友達1)お前何言ってんだよ弥生!ここは空き地だぜ。誰のものでもねえだろ? (友達2)おい!早くやろうぜ! (弥生)うん。 こうして楽しい時間は刻々と過ぎた。 (友達1)今の試合すごかったなぁ。 (友達2)そうだね! (弥生)なあ、最後に1発投げてくれよ! (友達1)よし!いくぞ。 (弥生)こい! カキーン 弥生くんの打ったボールはとうくに飛んで行った。 (友達2)すげーじゃん! (弥生)えへへ・・・。 (友達1)でも、あのボールどうすんだ? (弥生)あっ!そうだボール取りにいかなきゃ。 (友達1・2)行ってらっしゃーい。 (弥生)え?一誌世に来てくれないの? (友達1)だって、もう帰る時間し・・ (友達2)そうだよ!僕たち先にかえるねー。ばいばい〜。 (弥生)あー、まってよ〜!…行っちゃった・・。 こうして弥生は、1人暗いビルの間を走った。 (弥生)どこだ〜、どこにあるの〜。もう! あっ!あそこ。 弥生は古いアパートのベランダにボールが落ちているのを見つけた。 (弥生)よし!早く見つけて帰ろう。 弥生はそのアパートへと走った。 (弥生)はぁ、はぁ ・やっとついた。でもここなんだか気味が悪いな。そう思いながらも弥生は、アパートの階段を登った。 そして、ボールの落ちた部屋へ向かった 、 (弥生)ここか、いちお誰も住んでいないよな?ええーい!入っちゃお。 うわ!なんだここ、くっせ〜!ええっと、奥の部屋だつたよな。 ガチャ・・・ 弥生は部屋のドアを開けた。 (弥生)へ〜、ここわ案外きれいだな。あっ!あのベランダだ! カチャ、キィーー 弥生は窓を開けた。 (弥生)あった!よいしょっと。 弥生がボールをとっった瞬間、後ろでかすかに声がした「ころ・・し・て・・」と。 (弥生)えっ、今後ろで声がした気がする。 だが、振り向いても誰もいなかった。 (弥生)きのせいかな? 弥生が部屋を出ようとしたその時! 「ころ・し・て」 「ころし・て」 (弥生)えっ!?だっ、誰かいるの? 「こ・ろして」 その声は、だんだんと大きくなっていった。 すると、風に揺れるカーテンの後ろに誰かの足が見えた。 弥生は、勇気を出してカーテンをめくった。 そこには、血のような色をした字で「どうして ころして」と書いてあった。 (弥生)なっなんだこれ!?血? するとまた後ろで「ころして」と聞こえたしかもすぐ後ろで。 弥生は思わず振り向いた。 するとそこにはさっきとはまるでべっの部屋のように一瞬で汚くなっていた。壁には大量の血がついていた。 (弥生)なんで?!えっ?え? 困惑する弥生だった。するとカーテンの後ろにはいないはずの人らしきものが立っていた。その人の姿を見た弥生は、怖くてお漏らししてしまった。その人は全身に切られた跡があった、頭には大きな傷があり、全身血まみれで、右の目玉が取れかけていた。そして傷だらけのくちびるでこういった「こ・・・ろ・し・て」と。 (弥生)うわあああああああ! 恐怖のあまり弥生は走って部屋を出た。 そして急いで階段を降りようとしたとき謝って足をひねってしまった。 だが奴はゆつくりボロボロな体を引きずりながら。追いかけてきた。だが、弥生は足をけがして動けない。 「ころして」「ころして」 弥生には、その言葉しか聞こえない。 (弥生)くっくるな〜。 やめろー! だがその声は奴には届かなかった。どんどんちかずいてくる。 (弥生)ぐああああ!・・・・・。 その後、弥生の姿は消えた。 「こ・・・・・ろ・し・・・・・て」 そのこえだけがアパートにひびきわたっていた。 あとから近くの人に話を聞くと、あのアパートには昔仲のいいカップルがいた、だがそうながくは続かなかった。ある日、男が相手の女を切り刻んだりして殺したそうです。殺された女が最後に言った言葉は「ころして」だそうです。そして弥生くんが消えた日は、その女の死んだ日度ったそうです。 皆さんも知らないアパートへかってに入らないようにしましよう。きっと弥生君のようになりますから。 「コロシテ」—END—
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