ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- BLACKTABOO〜ブラック・タブー〜
- 日時: 2011/10/28 20:52
- 名前: 雷人 ◆5GapKydGRo (ID: gv97h/YI)
毎度の事ながら、クリック有難うございます。
皆様に支えられております、〝雷人〟といいます。
シリアス・ダーク小説では〝長続きにさせよう〟と意識した小説は初めてであります。
この小説は主に冒険系となると思いますが、宜しくお願いします。
【CHARACTER LIST】
・ソラ・スケルノード
年齢「18歳」 性別「男」
身長「172㎝」 体重「59㎏」
詳細「この作品の主人公である。〝黒悪魔の人間(ブラックタブー)〟と呼ばれる人間の一人。夢は『世界一の黒悪魔になる事』。仲間想いが激しく、傷ついた仲間の為であれば、命を投げ捨てる。黒悪魔の人間の中では中級者であるが、〝黒魔〟は使いこなせるほど。腰には〝龍覇魂(ソウルギア)〟と呼ぶ、剣が構えられている。」
・ソフィア・エリゴーズ
年齢「18歳」 性別「女」
身長「159cm」 体重「49㎏」
詳細「この作品のヒロインである。〝黒悪魔の人間(ブラックタブー)〟にとても興味があり、ソラの大親友である。夢は『世界の黒悪魔に出会う事』。腰には拳銃が二つ構えられており、弾丸も用意されている。」
・ロスア・イーベックス
年齢「19歳」 性別「男」
身長「176cm」 体重「62㎏」
詳細「この作品のヒロインである。〝黒悪魔の人間(ブラックタブー)〟の上級者である。仲間想いの奴が大嫌いであり、孤独に生きてきた。腰には刀が4本装着されている。銀色に輝く鎧を纏い、現在は旅路を歩中。」
【PROLOGUE】
—————黒悪魔の人間(ブラックタブー)とは
普段の人間では操る事のできない力を得た人間の事である。
上級者が扱う〝黒魔〟を使用し過ぎると、意識を失う。
この世界では黒悪魔の人間と呼ばれるものが百人以上確認されている。
黒悪魔の人間として生まれた者は、障害人間に仲間外れとされる〝デメ
リット〟を持つ。
【EPISODE LOG】
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- Re: BLACKTABOO〜ブラック・タブー〜 ( No.1 )
- 日時: 2011/10/28 21:16
- 名前: 雷人 ◆5GapKydGRo (ID: gv97h/YI)
〜第一話 黒悪魔の人間、現る!!!〜
酒場町の中間地にある青年はゆっくりと旅路を歩んでいた。
左目には紅い紋章が描かれており、腰には一本の剣。
青年は町人に避けられるように、孤独に一人で歩んでいた。
青年の名は『ソラ・スケルノード』。
ソラ「くっ、まだこの傷が痛みやがる。この酒場で一休みしていくとするか??・・・・・って、迷い犬か!?」
迷い犬「ワァッッン!!!!」
ソラ「・・・・・・酒場はまた今度にするか。迷い犬の飼い主も困ってるだろうしな。」
ソラがその言葉を口に出した瞬間であった。
背後から黒悪魔の人間に懸かった賞金を狙う〝悪人ハンター〟と呼ばれる者が襲いかかってきた。
悪人ハンター1「野郎共、こいつの賞金(くび)を狙い撃てェェ!!!!!」
悪人ハンター2「黒悪魔の人間:ソラ・スケルノードには一億という壮大な賞金が懸かってる。ここはボスに仕留めてもらうべきだ。」
ソラ「迷い犬は後ろに下がってろォ。・・・・・・色々と騒がしい世の中だな、黒悪魔の世界は!!!!」
ソラは腰に装着されていた、〝龍覇魂(ソウルギア)〟を取り出した。
しかし、背後から襲いかかる巨体人間がいた。
通称「巨体のバデス」である。
バデス「貴様の賞金は遊びに使わせてもらおうかァァ!!!!」
ソラ「俺の命はそんな為にある訳じゃねぇ!!!!・・・・・・仲間に懸ける為だァァ!!!!」
バデス「悪人ハンターの集団に勝てた黒悪魔なんていねぇぞォ!!!」
悪人ハンター3「三人公爵の挟み撃ち(トリプル・デュエット)!!!!!」
ソラの体を三人の悪人ハンターが囲んで襲いかかってくる。
さすがに剣一本じゃ勝てるわけもなかった。
バデス「幸い、貴様の罪は天国で振り払われるだろう!!!!ゼッハッハッハ!!!!!」
ソラ「一億の人生もここまでの様だな、俺ェ。」
第二話へ続く
- Re: BLACKTABOO〜ブラック・タブー〜 ( No.2 )
- 日時: 2011/10/29 08:48
- 名前: 雷人 ◆5GapKydGRo (ID: gv97h/YI)
〜第二話 酒場のスピリット〜
悪人ハンターに襲われてから、10分が過ぎようとしていた。
ソラの身体には傷が痛々しく残っており、周辺は血塗れである。
バデス「ゼッハッハァァ!!!!一億の賞金はオイラの手元にあるってんだァ!!!!!」
ソラ「・・・・・・くっ、俺がこんな雑魚に負けるなんてよ。」
バデス「人間ってのはな、一度膝を付いたら〝敗北(まけ)〟なんだ!!!!」
巨体のバデスはソラの首を掴み、持ち上げてから首から手を離して、頬にビンタを喰らわせた。
物凄い速さでソラは酒場に一直線で吹き飛んでく。
ソラ「(————————————俺は生きていて良い人間なのか!?何故、俺はこんな人間に生まれてきた!?・・・・・・・・初めてだ、死にそうになった事なんて。)」
バデス「棍棒を持って来いよォ!!!!黒悪魔(コイツ)はオイラが息の根を止めてやるからよォ!!!!」
ソラ「(黒悪魔の人間で何が駄目なんだ!?黒悪魔の人間だって、普通の人間じゃないのか!?)」
悪人ハンター:巨体のバデスが棍棒を振り上げ、ソラに落とし掛けた瞬間だった。
遠くから一つの銃弾がバデスの腕を貫通した。
???「悪いわねェ!!!その青年は返してもらうわよっ!!!!」
バデス「小娘の癖に生意気な野郎だ!!!悪人ハンター(やろうども)、やっちまいなァァ!!!!!」
???「私の迷い犬(ザック)を助けてくれた、ちょっとのお礼よ!!!!百発百中の私に勝てるかしら?」
第三話へ続く
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