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別れそして未来
日時: 2011/11/01 17:20
名前: あい (ID: uOaFJYbm)
参照: http://airiniscoco

登場人物

主人公 
白石 茉莉花(しらいし まりか)16歳

両親がある事情でなくなり運命の人に出会うことになる。

春賀  麗(はるか うらら)
16歳 運命の人に出会うことになる。

花田 なな(かだ なな)
まりかたちのクラスに転入してきた人物。
のちにこの物語を大きく左右する。

椎名 友美 (しいな ともみ)16歳
まりかが原因で死んでしまう。
重要人物。

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Re: 別れそして未来 ( No.1 )
日時: 2011/11/01 17:35
名前: あい (ID: uOaFJYbm)
参照: http://airiniscoco

「やばっもう7時」

朝、朝日の光がカーテンの隙間から差し込んでくる。

白石  茉莉花

ゴクっゴクッ

朝ご飯は水だけ

もちろんダイエットのためでもあるが

一番の問題はお金の問題。

まりかは家に一人で住んでいる。

両親が他界したため一人で住むようになった。

母親はもともとからだが弱く

生むのは危険と医者からにも言われたのに

無理やり産んだ。

そのとき母親はいなくなった。

父親は借金を抱えておりみずから自殺して死亡

2人とも自分勝手で死んでしまった。

まりかは両親が死んだあと祖母にあずけられた。

しかし祖母も病気で他界。

まりかの親戚で頼れる人はいなくなった。

だから一人で暮らしている。

別に両親のことで悲しいんじゃない。

自分勝手な両親いたって無駄。

まりかはそう心に秘めていた。

人間は頼れる人がいないとどうなるかわからない。

まりかはなんで今生きているのか。

まりかだって自殺したいと思ったことはあるはずだ。

なぜやらなかったのか。

それは頼れる人がいたからだ。

っていってもたった一人。

椎名 友美 

たった一人の親友だ。

私が落ち込んでいるときも一緒にないて

うれしいときは一緒にうれしがった。

今までに感じたことのない気持ちだった。

しかし・・・

死んでしまった。

まりかのせい・・・

いや違うあれは事故だ。

まりかは実は持病を持っている。

決して軽い病気ではない。

死んでいく病気

             心臓病

症状がでて入院していたとき。

毎日毎日いそがしいのに

友美はきてくれた。

毎日。

ある日、屋上でまりかが飛び降り自殺をしようとしていたときがあった。

もちろん友美は助けに行った。

そのとき、落ちてしまった。

真っ逆さまに地面に向かって

しかしその直前に友美が言った言葉があった。

「ねえまりか。この世界には無駄な人がいないの。
誰か一人は愛している。
あなたにだって愛している人はいる。だってそうでしょ?
私はあなたを愛してる」

って

心に響いた。

まりかは医者を説得し次の症状が出たらそく入院という条件で退院させてくれた。

そして今、まりかは新しい人生へと歩みだすために今ここにいる。

Re: 別れそして未来 ( No.2 )
日時: 2011/11/03 10:38
名前: あい (ID: uOaFJYbm)
参照: http://airiniscoco

「いってきます」

自分自身にそう言ってまりかは学校に行く。

新しい学校、新しい生活。

喜んじゃいけないと思っていても

不思議と胸が高まってくる。

通学路でもある大通り

そこを通ったときに、ある少女が自分の横を通り過ぎた。

ドンッ

衝撃を受けた。

少女にぶつかったのだ。

「すいませんすいません」

必死に誤ってくれる彼女。

なぜこんなにも人に話せるのか。こんなに誤れるのか。

不思議な衝動にかられた。

「私こそごめんなさい。前を見て歩いていなくて・・・」

必死にそのこに悪い気持ちをさせないように、言った。

不思議と笑顔になる。

あのこが必死に誤ってくれたから。

笑顔になれた。

「ううん私こそごめんね?」

2人の気持ちは同じ、こんなに人のために謝れていいな・・・と。

普通に謝ればいい話なのだが

2人は不思議といつもより幸せな気持ちになっていった。

「あの・・・名前は?」

「あ・・・私白石 茉莉花って言うのよろしく・・・」

「私は春賀麗よろしくね。かわいい名前だねまりかって
私そういう名前好きだよ?」

正直に言った言葉だった。

まりかにそう伝わってほしくてそう言った。

まりかは今どういう気持ちでいるのか・・・

「ありがとう・・・・」

そういう気持ちだった。

「どういたしまして」

「あの春賀さん・・・そっち学校と逆方向・・・」

「あっ本当だーーーなんで私気がつかなかったんだろうーー

あまりか私のこと麗って呼んで?私もまりかって言うから」

「うん・・・」

急にまりかって呼ばれて、体が反応してしまった。

うれしくて・・・

「じゃあ私先にいくから」

麗は急いでいたかのように

まりかが教えた道を走って行った。

これがまりかと麗の出会いだった。




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