ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- 「もしも僕が神様になれたとしたら」
- 日時: 2011/11/05 08:38
- 名前: kaz (ID: Ngz77Yuf)
:登場人物紹介
僕
(中学二年生)
乃亜
(中学二年生。僕が好きな人)
世界は複数の神の手によって支配されている—
Page:1
- Re: 「もしも僕が神様になれたとしたら」 ( No.1 )
- 日時: 2011/11/05 09:05
- 名前: kaz (ID: Ngz77Yuf)
—序章
僕はまるっきり駄目人間だ。
運動もまるでできない、勉強だってわけがわからない。
人づきあいも苦手で、
そんな僕がなぜ学校に来てるのかというと、
それは"乃亜ちゃんの笑顔を見に行く"ただそれだけの理由だった。
そして何のとりえもないそんな僕だけど、
ネットの世界でだけは素の自分でいることができた。
*
(*雅*´ω`):こんー
po:こんー
僕:こん
僕はネットの世界で「僕」と名乗っている。
特に意味はないけど、一回使ったときに評判が良かったので今もそれを愛用しているというわけだ。
(*雅*´ω`):でさー、僕はいつになったらその好きな子に告白するの
po:そうだよそうだよ
僕:俺が告白しても相手は困るだけだってw
スネーク:いやいや、でもそこは言うべきだと思うぞ
po:やーいヘタレー!
(*雅*´ω`):初々しいねぇ
僕:うるせーやい!
何気ない世間話を、くだらない恋愛話を、学校とかで話すのは苦手だし、できないけど、
ネットの世界だったら何でも話せたし、そんなくだらないこと全部が楽しかった。
巡回@ささくれ:ちょっと聞いてくれ
(*雅*´ω`):なんだい
スネーク:聞いてやろうじゃないか
僕:どうした?
巡回@ささくれ:実はさ、最近噂になってる集団自殺!
po:あるねぇ
(*雅*´ω`):世の中もほんとに物騒だね
巡回@ささくれ:あれ、なんか裏で糸引いてる奴がいるんだって!
po:へー、それがどうかした?
スネーク:まぁありがちだな。一緒に死んでくれませんかとかだろ?
巡回@ささくれ:ちがうちがう!
巡回@ささくれ:あれは一人の女が、そいつらをなんか操る?
巡回@ささくれ:か何かして、殺してるんだと
巡回@ささくれ:しかもその女ってのがこのチャット板の住人だって
巡回@ささくれ:管理人の問い合わせ部屋が炎上してるんだよ
po:乙
スネーク:おつ
(*雅*´ω`):勘違いでしょ
僕:俺もそんなうまい話ないと思う
正直僕は気になった。
確かに、自殺なんてしそうにない不良とかが、
僕の学校でもいじめっ子とかが死んだということを聞かされるからだ。
いまやこの世界も情報社会。
授業には生徒一人ひとりにパソコンが支給され、いつでもニュースが見れ、いつでも授業が受けれ、授業中でもチャットのページを開くことができる。
だからこの学校の生徒が死んだとかそうゆう類のニュースはいやでも目に入るわけだ。
そして僕は
Page:1
この掲示板は過去ログ化されています。