ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- 少年少女
- 日時: 2011/11/07 10:17
- 名前: 緑紫 (ID: rb3ZQ5pX)
♀挨拶♂
初めまして、おはようございますこんにちはこんばんわ。緑紫-りょくし-です。知ってる方はお久し振りで御座います。
小説を沢山同時進行していた者でしたが、それを全てロックし、今回、新たに小説を書くことにしました。前の作品にコメント等下さった方、誠にありがとうございます、そして申し訳ありません。
今回の小説もですね、亀更新ですが頑張って完結させていきたいな、と思ってますので、よかったらどうぞ、覗いていってやってくださいまし。
♀注意事項♂
アドバイスは全然構わないのですが、ただ批判するだけ、とかのコメントはお控願います。
荒らしは絶対にしないでください。また、荒らしがあってもそれに反応しないでください。
挨拶の方でも言ってますが、亀更新だというところをお忘れなく。
♀目次♂
◆序章◆
>>1
♀キャラクター紹介♂
久麦 巴
>>2
鳥島 癒愛
>>3
♀お客様♂
不束者ですが、宜しくお願いします。
Page:1
- Re: 少年少女 ( No.1 )
- 日時: 2011/11/07 09:58
- 名前: 緑紫 (ID: rb3ZQ5pX)
- 参照: 只今37度の熱出してますどうも
♀序章♂
「——畜生…! また一人…殺された……ッ!」
23時54分。少年の叫びと、雨の音だけが、薄暗い街に響き渡る。その少年の横には、赤黒い水たまりと、茶髪ロングヘアの、10代前半程の少女が。しかしその少女は既にこの世を去り、亡き人となっていた。
「オレはまた……守れなかった!! 畜生ッちくしょおおおおおおおおおおおお!!」
その少女を抱きしめ、泣きじゃくる少年。
「あははっ! 本当に最低な奴だねぇ、キミ! 女の子一人も守れないなんてさぁ! 目の前で女の子が殺されかけてたのに、何もできないなんて! ボクねぇボクねぇ、そーいう弱っちい奴をいじめるの、すっごく好きなんだよね!」
そんな少年の前に無邪気に笑い掛ける子供が。
子供、と言っても、黒フードで全身を隠しているのでよくわからないが、声と身長から、9歳、10歳くらいの子供だろう。
そんな子供が少年の首筋にナイフを当て——ニヤニヤと笑う。
「キミのようなタイプの人間はねえ、ボクがこうやって脅すと、『許してくれ、もう何もしないから殺さないでくれ!』って言うんだ。おかしいよね、悪いことしてないのに許してくれ、だなんて!」
少年は何も言わずに、子供の顔らへんを睨み付ける。子供は睨み付けられていることに気付いてか気付かずか、ナイフを仕舞う。そして、言葉を続ける。
「そういう奴はさ、真っ先に殺しちゃってたんだけど——キミは違うタイプだったようだね! いやあ、ますますいじめるのが楽しくなってきちゃうなあ!」「おいこら、いつまで人間と戯れてるつもりだ。何十分ワタシを待たせる、糞餓鬼が」
そんな子供の背後から、次は20代くらいの女性の声が聞こえた。彼女もフードで身体全体を隠しているため、顔立ち等はよくわからない。
「おっと……怒られちゃたよ…残念、キミをいたぶるのは、次回に持ち越しだ! んじゃねっ」
ブウン。
音が鳴って、二人の姿が消える。
「…………んだったんだよ、あいつら…」
緊張していたのが解けたのか、少年はドサリとその場に倒れ込んだ。
「久麦さん!」
遠くで自分を呼ぶ声が聞こえ、少年はゆっくりと起き上がる。多分あの声は鳥島癒愛だろう。
「………ッ…。手遅れ、でしたか……」
少年、久麦巴の抱き抱えている少女を見て、苦しそうな顔をする癒愛。
「すみません…私がもっと早く来ていれば……!」「別にお前がいたっていなくたって、状況は変わんねーよ」
少女を持ち上げて、歩き出す巴。
「そう…ですよね………」
俯き加減に癒愛は呟き、巴の後を追いかけた。
♀♂
「あはは……巴クン、久し振りだなあ。大人びた顔立ちになったなあ」
とある廃墟。その一室で、どでかいモニター画面を見つめる30代前後の男がいた。
「『少年少女』だっけか……そんなグループの一員なんだよねぇ。何でもボクらが生み出す【異物】を倒すために結成された組織だって聞いたよ…」
一人でそう呟いた後、モニターのスイッチをオフにする。
「でもねぇ……世の中そう簡単には行かないのさ」
ニマニマと笑っていた顔から、表情を殺し、男は呟く。
「さぁて、ちょいと出掛けようかねぇ」
また表情を戻し、男はその部屋から姿を消した。
- Re: 少年少女 ( No.2 )
- 日時: 2011/11/07 10:08
- 名前: 緑紫 (ID: rb3ZQ5pX)
♂ 久麦 巴-ひさむぎ ともえ-
ツンデレ君。可愛いものが大好き。
年齢は16歳くらいで、身長161㎝。
髪型はデュラ●ラ!!の紀田●臣っぽくて、色は金髪。目はオレンジ。
「——畜生! また一人…殺された……ッ!」
「別にお前がいたっていなくたって、状況は変わんねーよ」
- Re: 少年少女 ( No.3 )
- 日時: 2011/11/07 10:14
- 名前: 緑紫 (ID: rb3ZQ5pX)
♀ 鳥島 癒愛-とりしま ゆうい-
名前どおり優しくて癒し系で可愛い子。
争い事は嫌いだが、仲間を守るときは武器をとる。基本敬語。
年齢は16歳くらいで、身長163㎝、髪型はボブヘアで、色はオレンジ。目は緑色。
「………ッ…。手遅れ、でしたか……」
「すみません…私がもっと早く来ていれば…!」
- Re: 少年少女 ( No.4 )
- 日時: 2011/11/08 11:41
- 名前: 緑紫 (ID: rb3ZQ5pX)
第一章 一話♀♂
『少年少女』。その組織は3年前、何者かによってつくられた【異物】と戦うためつくられた、その名の通り少年少女8名によって結成されたものである。
その組織の一員である少年、久麦巴は無言でベッドからのそりと起き上がり、食居間へと向かう。
『少年少女』専用の、家——とでも言っておこう、そこで8名は暮らしている。
保留
Page:1
この掲示板は過去ログ化されています。