ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- デスウィンク
- 日時: 2011/11/14 16:34
- 名前: 真龍 白虎 (ID: a1.gBlqJ)
ではまずは、登場人物から。
中島 英二(なかしま えいじ)・・・この話の主人公。正義感がとてもある。
佐藤 鎮(さとう まもる)・・・・・・・・仕事は小説家。代表作品は「冨と英雄」。
早河 慎(はやかわ しん)・・・・・・今、売れっ子の俳優。月収は100万を超えるらしい。
櫻崎 蓮(さくらざき れん)・・・・・・世界を守るためにやってきた。どうやら、秘密を持っているらしい。
伊藤 梓(いとう あずさ)・・・・・・・・蓮の相方的存在。やるときはやる女。
篠原 静華(しのはら しずか)・・・みんなをまとめるのが得意。将来の夢は弁護士。
風桐 聡(かざきり さとる)・・・・・・外国に留学して、日本に帰ってきた。食い意地を張ることもある。
桐島 創(きりじま はじめ)・・・・・・将来の夢は探偵。口癖が真実はいつも1つ。
野口 剣(のぐち けん)・・・・・・・・・顔立ちがいじられやく見たいな顔つき。心は広い。
真島 浩二(ましま こうじ)・・・・・・紳士みたいな人。やさしい笑顔が特徴。
溝江 麗華(みぞえ れいか)・・・・・とても泣き虫。人見知りも激しい。浩二のいつもそばにいる。
前田 優香(まえだ ゆうか)・・・・・・大統領の娘。とても態度が悪い。
橋元 麻紀(はしもと まき)・・・・・・ちっちゃい物好き。ちっちゃいものを見ると我を忘れる。
鈴木 美波(すずき みなみ)・・・・・アイドルや女優などいろいろこなす女性。
牛島 徹(うしじま とおる)・・・・・・・新米の警察官。洞察力がとても優れている。
中本 拓哉(なかもと たくや)・・・・IQ180も持っている。天才少年。
月真 隼人(つきま はやと)・・・・・体力には自信がある。スポーツ男。
男・・・・・・・・・・・・・・正体は悪魔か?それとも天使か?謎に包まれた男。
ざっと、登場人物はこんな感じになります^^
それにしても・・・・人数が多いな〜。これで書けるのだろうか?
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- Re: デスウィンク ( No.1 )
- 日時: 2011/11/14 16:36
- 名前: 真龍 白虎 (ID: a1.gBlqJ)
では、さっそくですが・・・第1章を書きたいと思います。
第1章 始まり
俺は今・・・・知らない人たちと命を賭けたゲームをしている。本当の命を賭けたゲームを・・・。それは3時間前にさかのぼる。
俺はいつものように学校に登校していた。そうこれはいつもの風景。ここまでは。そして学校に着き、1時間目が始まる。1時間目の授業は古典。俺が苦手にしている教科だ。そのため、話を聞いているうちに、眠くなり、最終的には眠ってしまった。
次起きた頃には、いつもの教室ではなく、見たことのない教室の中だった。そこには俺だけではなくほかの人も倒れている。皆、知らない人で、ゆういつ知っていたのは、俺が大好きなアイドルグループの1人の静華さんだった。すると突然、教室の教壇の前に1人の男が現れた。
「おやおや、もう目覚めた人がいるとは、驚きました」
男が笑顔で話しかけてきた。俺は本能なのか、何かされるような気がしたので身構える。
「そんなに怖がらなくてもいいですよ。私は何もしませんから。いまは。」
男からそう、言われたのだが俺はまだ体制を変えない。まだ、信じることができないのだ。
「どうやったら、信じてもらえるかな?・・・・・あっ、そうだ!!」
男は何か思いついたのか声を叫んだ。
「今から、僕が何もしないことの証明に、この教室で眠っている人を起こします。」
そう宣言した男は、軽く指をパチンッとならした。すると、さっきまで起きる気配のなかった人たちが次々におき始めた。
「これで何もしないことがわかりましたか?まぁ、まだ信じてもらえないのならば、それはそれでいいでしょう。」
男は笑顔でいう。その笑顔の裏に、何か隠れているのではないかと気が気でならなかった。そんな男だったが俺から離れて教壇の前にもどる。俺はそれを見送った後、いういつ知っている静華さんの所に行って話かけた。
「あの〜。篠原静華さんですよね?」
俺は初対面なので、おずおずと聞く。
「はい。そうですけど・・・なぜ私の名前を?」
静華さんがなぜ?とした顔をしてたずねてきた。
「それはあなたがアイドルだからですよ。知っている人は知っていますよ。」
俺はその質問に当たり前のように返事を返す。
「えっ?アイドル?私・・・・アイドルではないわ。ふつうの高校生よ。」
普通の高校生?きっと嘘だ。絶対に見間違うはずがない。きっと、正体がばれないように、隠しているだけだ。
「本当に普通の高校生ですか?嘘を付かなくてもいいのですよ?」
俺は再度たずねてみる。しかし、返答は・・・
「本当に高校生です!!将来の夢は弁護士なの。」
この言葉を聞いて、嘘をついてないことが俺は分かった。しかし、なぜだ?
「それでは皆さん。席についてください。何処でもいいですよ。」
そんな疑問が浮かぶ中、あの男が教室全体に響く声で話を始めた。
「いま、皆さんは困惑していると思いますが、落ち着いて聞いてください。今、あなたたちはここに閉じ込められました。」
男はそうはっきりと言い切った。閉じ込められた?どういうことだ。
「そうです。あなたたちは閉じ込められました。そして・・・出る方法は、ゲームにかつことだけ」
ゲームにかつ?話がむちゃくちゃだ。どうなっている。
「では・・・・困惑していると思いますが、ゲームの説明をしたいと思います。」
男が話を進める。しかし、質問があるのか、1人の青年が手を上げた。
「質問ですか?う〜ん・・・・・答えられる分でしたら答えましょう」
男はその青年に了解を得て、質問に答えることにした。そして、手を上げていたのはIQが180もある中本だった。
「質問です。いまからゲームをすると、あなたは言いました。出るためにと・・・。しかし、なぜ俺たちなのですか?ほかにもたくさんいたのに・・・。」
「それはですね。神様が選んだんです。」
神様?ふざけているのか。
「まぁ、あくまでも私はふざけていません。また、質問に答えたいのはやまやまですが、その質問に答えることはできません。しかし、その質問に対して、1ついえることはあります。何のためにゲームをやるのかは、ゲームをすれば分かることができるでしょう。それでは、時間があまりありませんので、ゲームのルールを今すぐに説明したいと思います。机の上においてある。紙を読んでください。」
机の上?何もないぞ?そんなことを思っていたら、なぜか目の前に突然紙が出現した。
「なっ、なんだ?」
驚きのあまり声が漏れる。これは、まるでマジック・・・いや、魔法を使っているみたいだった。そして俺は紙に目を通し始めた。 ・・・・・第2章へ 続く
- Re: デスウィンク ( No.2 )
- 日時: 2011/11/14 16:41
- 名前: 真龍 白虎 (ID: a1.gBlqJ)
どうも^^真龍白虎といいます。
まだ、書き始めて初めの内容なので話が見えないと思いますが、これから面白くしていくつもりなので、皆さん応援よろしくお願いします><
もしよければ感想をいただけたらいいな〜と思っています(´▽`)
これから、よろしくお願いします\(´▼`)/
- Re: デスウィンク ( No.3 )
- 日時: 2011/11/22 21:00
- 名前: 真龍 白虎 (ID: a1.gBlqJ)
第2章 ルール
〜ルール説明〜
①、まずくじを引く。赤丸を引いた者が死神。青丸は悪魔。黄色は天使になる。
②、悪魔は目が合ったものはウィンクするだけでそのものを殺 すことができる。
死神は悪魔以外の者にウィンクするだけで殺 すことができる。
天使は悪魔と死神にウィンクするだけでその者を殺 すことができる。
③、死神と悪魔以外のものが、死神と悪魔と思われる者を見つけた場合は死神は「告訴」、悪魔は「裁き」と宣言して指をさす。
また、「告訴」、「裁き」により指を指されたものは指が向いている間、動けなくなる。
④、「告訴」、「裁き」には必ず「同意」が必要である。
「告訴」、「裁き」が起きた時に、その者と違う人が「同意」といい。容疑者を指さすこと。
⑤、死神は「裁き」と「同意」だけならすることが可能。
※「告訴」は死神はできない。
⑥、指を指された者が死神または悪魔だった場合、死神と悪魔は死ぬ。しかし、死神または悪魔ではなかった場合、「告訴」または「裁き」、「同意」した2人が死ぬ。
⑦、悪魔は天使のウィンク、「裁き」及び「同意」によってのみ殺 すことが可能。
死神は悪魔、天使のウィンク、「告訴」及び「同意」によってのみ殺 すことが可能。
⑧、悪魔、天使は1人にか存在しない。
⑨、悪魔が人を殺 した場合、その殺 された者は体が水のように溶ける。
死神が人を殺 した場合、その殺 された者は体が光のように消える。
天使が死神と悪魔を殺 した場合、その殺 された者は体が煙に包まれ消える。
⑩、天使は死神または悪魔以外をウィンクした場合、その天使は死ぬ。
⑪、このゲームで死んだ者は、現実世界でも死んだことになる。
※なお、現実世界では病死または交通事故で死んだことになる。
⑫、このゲームは死神と悪魔が全員死んだ時点で終了する。また、死神と悪魔が全員ふつうの者(人間)を殺 してもこのゲームは終了する。
⑬、このゲームの時間は無制限である。
〜ルール説明終了〜
- Re: デスウィンク ( No.4 )
- 日時: 2011/11/24 13:33
- 名前: 真龍 白虎 (ID: a1.gBlqJ)
第3章 世界のためのゲーム
俺はこの紙を見て、絶句した。特にルール⑪のこのゲームで死んだ者は現実世界でも死んでしまうなんて、ふざけている。
「ちょっと待てよ!!なにがゲームだ!!ゲームで死んだものが現実世界で死ぬなんて聞いてないぞ。俺は・・・俺は、この世界を救うべくこのゲームに参加したんだ!!」
1人の青年が男に向かって叫んだ。たしか・・・・名前は早河といったような気がする。俺はある程度人の名前は覚えていた。
「まぁまぁ、落ち着いてください」
男が早河を落ち着かせる。
「世界を守るために来たのはよかったんですけど、このルールじゃないといけなかったんですよ。それに現実で暴れていた死神はこの中にいますから。」
男が怪訝そうな顔をしていった。でも、世界を守るためってどうゆうことだろうか?
「ねぇねぇ、世界を守るためってどうゆうことだ?」
俺は隣に座っていた、蓮とゆう女性に質問する。
「あなたはしらないのかい。現実世界で起こっている事件と危険について・・・・。」
蓮はそう言った後、俺に詳しく説明してくれた。
「いま現実世界で、あなたの世界で病死で死ぬ人は増えていませんか?」
たしかに・・・・そういわれると、このごろ病死で死ぬ人が2倍に増えたとニュースであっていたような気がする。
「なにか思い当たることがあるみたいね。その事件はすべてこのゲームのせいなの、このゲームで生まれた死神によって・・・。」
「どうゆうことだ?」
「それは・・・このゲームは本当は合計3回行われているんです。そしてこのゲームに最後まで勝つと褒美がもらえる。それは現実でも死神の能力が使えるという褒美なんです。そして・・・今、その死神が現実で人を殺 し暴れている。だから、私たちはこのゲームに参加したのです。そして今、この中に現実で暴れていた人間がここにいる!!」
そういうわけか・・・・俺もそんなことだったら協力したい。
「あの〜俺もそれを手伝わせてもらえるかな?」
さっそくだが手伝っていいか聞いてみる。
「そ・・・それは・・・・いいですけど・・・あなたの命の危険が・・・。」
「それは大丈夫ですよ。それにもともとゲームが始まったら命は危険になりますから、そのついでです。丁寧に説明いただきありがとうございます。」
俺はお礼を言った後、前に向き直った。
「それではそろそろゲームを始めたいと思います。まずはくじを引きましょう。」
さっきまで早河とはなしろしていた男が、話が終わったのか全員に話しかけた。男がまた指をパチンッと鳴らす。すると、どうゆうことなのか男の手に箱が現れた。その箱を一番前に座っていた人に渡す。
「紙を1枚引いてください。いいですよというまで紙を開かないでください。」
男がそう告げると、1番前に座っていた少年が紙を1枚ひき、箱を後ろに回す。次々に紙が引かれていき、俺の番になった。俺もみんなと同じように1枚引く。そして箱を後ろに回し、全員に箱が回り紙を引いた。
「みんな、取りましたね。それでは紙を開いてください。誰にも見られないように。補足ですが、赤丸が死神。青丸が悪魔。黄色が天使ですよ。」
俺たちが一斉に紙を開く。俺の紙の中身は・・・・・あとで教えよう。
「それでは、デスウィンクを始めたいと思います。何回もしつこいですが、赤丸が死神。青丸が悪魔。黄色が天使ですよ。」
そう告げた男が指をまた鳴らす。すると、さっき手の中にあった紙が消えた。そのついでに男も消えている。
そして始まった・・・・・・・時間無制限の殺し合いが・・・・・・・。
- Re: デスウィンク ( No.5 )
- 日時: 2011/11/27 09:35
- 名前: 真龍 白虎 (ID: a1.gBlqJ)
第4章 最初の犠牲者
あの男が消えてから数分間がたった。みんなゲームに参加する動きはない。みんな同様、死ぬのが怖いのだ。しかし、いくらそうしても、このゲームは終わらない。時間が無制限だから・・・。このゲームは悪魔または死神がいなくなるか、悪魔と死神が全員殺 さなければおわらない。さらにこのゲームで死んだ者は現実世界でも死んだことになってします。このゲームでは必ず人が死ぬ。殺 さなければこの世界から出れないのだ。それは誰もがわかっていることだろう。
「みんな!!聞いてくれ!!」
IQ180の天才少年の中本が教壇の前に立ち、みんなを集めた。いまに考えるとIQ180はとてもすごい。
「気付いている人はいると思うが、この世界から出るにはデスウィンクをするしかない。それに今のように何も動かなくても何も解決にはならない。時間が無制限だから!!。」
中本が俺が考えていたことをそっくり口に出してみんなに伝えた。
「でも・・・デスウィンクしかこの世界から出る方法がないとしたら、必ず人が死ぬってことですよね?」
篠原が中本に向けて言った。俺はこんな時なのに篠原さんはかわいいと感じてしまう。
「それは僕もわかっています。しかし、このゲームをするしか出る方法がないのです!!」
中本がはっきりと現実を伝えた。たしかに、それしか方法は・・・。
「なにか・・・・方法はないの?窓からでるとか・・・。」
篠原さんも負けじというが・・・
「それは、むりです」
桐島がその言葉を聞いてはっきりといった。
「僕が調べたところ、すべての窓には外側から鍵がかけられているのか、窓は開きませんでした。また、窓を割って出ようと試みても窓はびくともしません。続いて、ドアですがいろんな方向にスライドさせても開く気配もなく、押したり引いたりもしました無駄でした。ですので、ここから脱出するのは不可能なんです」
さすが桐島だ。俺が聞いた話では桐島の将来の夢は探偵だそうだ。探偵顔向けの推理だ。
「じゃあ、やっぱり現実世界に戻るためにはデスウィンクをするしかないのね・・・。」
篠原が桐島の推理を聞いて呟いた。
「いやよ!!私は絶対にこのゲームをやらないわ!!」
前田がゲームをやるのに反対する。前田は一応、大統領の娘らしい。しかし顔のかわいさに対して態度がやばいほど悪い。
「私は大統領の娘よ。死ぬわけにはいかないわ。だから、ゲームを終わらせたいのならば死神と悪魔出てきなさい!!」
前田が上から目線で俺たちにいう。たしかにゲームを終わらせるには悪魔と死神が出てきたほうが犠牲もあまり出さずに終われる。しかし、そんなことをいうと逆効果だ。それに、前田が殺 しのターゲットになってしまう。
「さぁ!!早くでてきなさい!!ゲームを終わらせたいんでしょ!!」
前田が悪魔と死神を呼ぶ。このままでは本当に前田の命が危ない!!俺は前田を止めるべく立ち上がった。その時だ。前田が突然倒れたのだ。前田の体が変形して水のようのなりなくなる。止めるのが遅かったのだ。前田は悪魔によって殺 された。
「いや〜〜〜〜〜!!」
泣き虫の麗華が叫ぶ。この麗華とは何回か話そうとしたが人見知りがはげしいのかあまり話せなかった。ゆういつわかったことは泣き虫だということだけ。
「大丈夫ですよ。おちついてください。麗華さん」
麗華のいつもそばにいる浩二がなぐさめる。浩二はいつも麗華のとなりに寄り添い助けてたのが目立った。1度だけ話したのだが、話し方や言葉の選び方から紳士みたいな人に見えた。はっきりゆうと、やさしい人だとゆうことだ。
さっきまで泣いていた麗華が浩二が話しかけてすぐに泣き止む。麗華にとって浩二はとても信頼のある人のようだ。しかし、ゲームが始まって数分で1人目の犠牲者が出てきてしまった。このゲームが終わるまであると思うと、心が折れる。
そして・・・1人の犠牲者が出てきたことにより、遂にゲームが動き出した。
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