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闇裁判
日時: 2011/11/18 22:35
名前: 久保亮弥 (ID: qwjQ/00r)

闇裁判


プロローグ

「今日、東京足立区でひき逃げ事件が起こりました。この事件では4人がひかれ4人のうち3人は死亡1人は意識不明の重症です。死亡は埼玉県に住む田中和夫さん61歳、恵さん59歳、伊藤好子さん59歳重症は伊藤峰雄さん60歳調べによると4人は夫婦同士の旅行をしていたと思われ犯人はいまだ逃走中とのことです。続いてのニュースは裁判員,,」
「あーあーいつからこんな物騒になったんだよ。」カップラーメンにお湯をいれふと見たニュースでやっていた。
佐藤亮治
ごく普通の22歳であるが大学卒業後は就職できずいまはフリーターである。
成績は普通、中学や高校では学級委員を務めたり正義感にあふれていたが、いまではその正義もなく世間に絶望していた。
「あー。なんかいいこと起きねーかな。」
ピンポーン
ふいになるインターフォンに驚きながら玄関にむかった。「はーい」そこには黒服の中年の男が2人。
カップラーメンはきっとのびてしまっているだろう。

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Re: 闇裁判 ( No.1 )
日時: 2011/11/18 22:46
名前: 久保亮弥 (ID: qwjQ/00r)

第一章 裁判

あれから何時間たったのだろう。亮治は空腹をこらえていた
なにせ昼飯をたべていないのだから。
2時間前
「あのー何の御用でしょうか?部屋間違えてないですか?」
「いえいえ。間違えてはございません。佐藤亮治様。
今日はあなたをお迎えにあがりました。
私どもはこういうものです。」渡された名刺には
「国家裁判所?」 
「はい。あなたは国家裁判所の裁判員となってもらいます。
まぁ詳しい話は車の中で。」
「ちょっと。そんな裁判所聞いたことない
そういう宗教はうちは間に合ってます。」
「しかたがない。」 「うっ」
視界がいきなり暗くなっていった。


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